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予餞会

本日は、全学年が登校し、至真殿で『予餞会』が開催されました。1、2年生が待ち構えるなか、下級生がつくった花のトンネルをくぐり、3年生が笑顔で入場しました。

前、後半で開かれた催しでしたが、後半には生徒たちがビックリのサプライズが用意されていました。

3年生は、12月23日以来の登校。久しぶりに全学年の生徒が揃い、校内には本来の賑わいが戻りました。

会場では3年生が最前列に陣取り、生徒会役員を始め、下級生が心を込めて用意したパフォーマンスを楽しみました。生徒会長、鈴木くんからの「本日のために、1、2年生はたくさん準備をしてきました。3年生のみなさん、今日はたくさん楽しんでいただきたいと思っています」との挨拶に続き、前半は、和太鼓部、ダンス同好会、吹奏楽部の順に演目を発表しました。前半最後の出し物となった、吹奏楽部、チアリーディング部、野球部コラボの“野球応援メドレー”では、昨年、春の甲子園アルプススタンドと夏季大会の決勝となったマリンスタジアムでの大声援を思い出させる、大迫力の応援になりました。

どのパフォーマンスも、「3年生のために」という気持ちの込められた、素晴らしい内容でした。

 

さて後半、生徒会指導部の先生から、「録画・録音の禁止」、「興奮しても壇上に上がるのは厳禁」等、厳しい注意が伝えられると、登場したのは、吉本興業人気の芸人、“ジョイマン”と“ジェラードン”の2組の方々でした。会場からは割れんばかりの歓声が起こりました。

ジョイマンさんたちの音頭で、「ナナ、ナナ」の掛け声に合わせ、全生徒が左右にステップ。織り交ぜられたギャグに、生徒たちは大笑いでした。続く1,000を超えるネタを持つ、ジェラードンさんたちは、“マニアック物まね” を披露してくれました。生徒たちからの無茶なリクエストも見事にクリアー。抱腹絶倒の時間となりました。舞台が終了すると、生徒たちから心のこもったプレゼントを贈呈。体育館に集まる、およそ2,000人の生徒と一緒に記念撮影をして頂きました。

 

在校生代表、生徒会長鈴木くんより、卒業生代表、前会長山根くんへ記念品が手渡されました。「本日は、この様な盛大な会を催して頂いて本当にありがとうございました。最後まで笑い通しでした」と山根くんからお礼の挨拶がありました。

 

最後に学校長から、「今年度初めて、全校生徒が至真殿に集まる機会となりました。3年生のみなさんは、入学時からずっと最後まで、コロナ禍の影響を受け続けた学年になってしまいました。今日は、素晴らしい予餞会となりましたが、この会がみなさんの良い思い出に加わることを願っています」と講評を述べました。

 

これまでの1、2年生たちの準備、本日のパフォーマンスともども大変立派なものでしたが、3年生も最後まで素晴らしいマナーで下級生の発表を鑑賞していました。温かい拍手に送られ、3年生は会場を後にしました。

進路ガイダンス ~就職指導部~

2月22日(火)、放課後のPCルームに講師をお招きして、ガイダンスが行われました。今回は、本校では初めての“建築系”の職種を紹介するガイダンスとなりました。

講師を務めて頂いたのは、厚生労働省認定ものづくりマイスターと職業訓練指導員の資格をお持ちの、中山浩一様です。中山様は、市原市五井に本社を構える株式会社ダイニッセイにお勤めです。ダイニッセイは、「鉄の結束で未来を造る」を合言葉に、鉄筋工事を専門に請け負う会社で、大手ゼネコンと提携し、ナショナルトレーニングセンターイースト、東京駅丸の内駅舎、スカイツリーイーストタワーなどを手掛けた、大きな実績を誇る企業です。

 

ガイダンスが始まると、生徒が手に取ったのは実際に現場で使われている様々な太さの鉄筋でした。ベテランの職人は、番線と呼ばれる様々な太さの針金とハッカーという工具を使って、手練の早業で鉄筋を結束します。また、机上には組立作業実技試験に用いられる、4分の1スケールの鉄筋モデルが置かれていました。3級用ですが、組み立てられた鉄筋の複雑さがわかります。

お話を伺っていると、ダイニッセイは人材育成に大変力を入れている様子が伝わります。社員の技術の向上と技能検定のために、訓練所を併設。高校在学中に国家資格を取得できる制度も設けています。コロナ感染拡大以前は、社員の親睦を深める花見や忘年会などの行事を盛んに企画されていたそうです。会社紹介パンフレットからは、アットホームな社風を感じます。

 

大都市には巨大な建築物が当たり前のように建ち並んでいますが、それを構築するには、高い技術が必要になります。“ガテン系”の仕事は、体力勝負のイメージがあるけれど、設計や強度の計算などの専門知識や「ミスはしない」という高い責任感も、同時に求められる仕事なのです。

一方で、自分が築いた建物は街のインフラとして永く残り、「自分が建てたのだ!」という実感を持てる、素晴らしい職業でもあります。

 

本校では初めてということもあり、 参加者は僅か3人でしたが、好奇心に目を輝かせ熱心に耳を傾けていました。中山様からキーホルダーを頂きました。ハッカーの金属製ミニチュアが心をくすぐる素敵なおみやげでした。

修学旅行 ~一般コースin 京都・兵庫・広島②~

2月10日(金)、京都市街を中心に、この日もクラスごとに仕立てたコースを楽しみました。金閣寺や伏見稲荷などの、映えスポットは外せません。着付けをし、和装で古都を歩く姿はなかなかです。貴船神社の「水占い」に一喜一憂する生徒もいました。少し足を伸ばして大阪の海遊館、道頓堀を巡るクラスもありました。

聖護院御殿荘では、各部屋に食事が配膳され、くつろいでお腹一杯食べることができました。

 

2月11日(土)、最終日となりました。午前中は、東山を散策し清水寺を参拝しました。お昼は京都順正で、名物のゆどうふに舌鼓を打つと、いよいよ京都を離れることになります。

京都駅14:13発ののぞみ228号に乗り、16:24東京駅着。駅構内で解散となり、修学旅行は無事終了いたしました。

3年前、コロナの影響で、中学生での修学旅行が中止になってしまった学年です。あの時の残念な気持ちを払拭し、楽しい思い出を作ることができました。

修学旅行 ~特進コースin 沖縄④~

特進コース修学旅行は、いよいよ最終日です。四泊五日の楽しい思い出を胸に、那覇空港より帰路につきました。

2月11日(土)は、沖縄随一の繁華街、国際通りを自由に散策。各自ショッピングと昼食を済ませ、沖縄最後の一日を満喫しました。

13:30、ANA468便に搭乗し、一路羽田空港へ。東京湾上空、眼下にアクアラインが見えると、旅の終わりを惜しむ気持ちと我が家に戻る安堵の気持ちが交錯しました。

 

全員が元気に空港に降り立ち、修学旅行は無事終了いたしました。

修学旅行 ~特進コースin 沖縄③~

修学旅行は、いよいよ終盤に入ります。前日のサイクリングによる疲れもなんのその、特進コース4日目のアクティビティーは、マリンスポーツです。

2月10日(金)、関東は一部で警報が出されるほどの降雪があり凍える寒さとなりましたが、沖縄は薄曇りながらも朝から20℃の暖かさ。朝食バイキングでエネルギーを補給し、ホテルのビーチで、バナナボートとシュノーケリングを体験しました。

お昼は、「紅いもタルト」で有名な、御菓子御殿で昼食とショッピングを楽しみました。

午後は、昨年開館20周年を迎えた美ら海水族館へ。沖縄ならではのサンゴ礁の飼育展示やナンヨウマンタ、8.8㍍のジンベイザメの泳ぐ姿は圧巻でした。

 

修学旅行にしては連日フィジカルな活動が多く、疲労の色を見せる生徒もいましたが、夕食時には全員が旺盛な食欲を発揮し、テーブルの料理を平らげました。 

明日は、いよいよ最終日です。

 

修学旅行 ~一般コースin 京都・兵庫・広島①~

一般クラスも、7日(火)から修学旅行に出発しました。15クラスは、2グループに分かれて、A班は広島一泊、兵庫一泊、京都二泊の順に旅行先を移動します。B班は逆コースを巡ります。A班の日程で、修学旅行の様子をお伝えします。

2月7日(火)、広島平和記念資料館を訪れ、核兵器の恐ろしさについて学びました。広島市街を散策の後、夕食は全員で広島の名店むさし土橋店でいただき、最初の宿リーガロイヤルホテル広島へ向かいました。

2月8日(水)、クラス別のコースで、様々なツアースポットを訪れました。多くのクラスが選んだのが、安芸の宮島-厳島神社でした(写真中央は宮島へ向かうフェリー上で)。なかには海を渡り、金毘羅宮を参拝したり、中野うどん学校(高松校)でうどん打ちを体験したり、観光船で鳴門のうずしおを見学するクラスもありました。他にも倉敷や姫路城、奈良公園から道頓堀を巡るクラスなど、関西圏を精力的に動き回りました。

夜は兵庫県、ホテルヒューイット甲子園で二泊目を過ごしました。

 

2月9日(木)、A班、B班が、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)で合流しました。USJは初めてという生徒が大半で、ガイドマップを片手にお目当てのアトラクションを探し、楽しい一日を過ごしました。

A班、B班はここでコースを入れ替わり、それぞれ京都、兵庫へと宿泊先を移りました。

A班は、京都での本校の定宿、聖護院御殿荘で二泊することになります。

修学旅行 ~特進コースin 沖縄②~

ヒューイットリゾート那覇を後にし、特進一行は沖縄読谷村にある、ロイヤルホテル沖縄残波岬に宿を移しました。このホテルを拠点に三泊を過ごすことになります。

2月9日(木)、本部港から7㎞程離れた入江港(入江島南端)へ船で移動し、サイクリングを楽しみました。時計回りに北上すると、碧い海を左手にニヤティヤ洞窟などの景勝地を楽しみながら輪行を楽しむことができます。コースの途中、長さ1500mの米軍滑走路(補助滑走路なので普段は自由に入れます)を横切りました。ちょうど半周した当たり、北部にある「湧出(ワジー)展望台」の断崖絶壁から見下ろす海は、絶景でした。

船酔いになった人が数名出たそうですが、発熱などで体調を崩す生徒はいませんでした。

 

 

 

修学旅行 ~特進コースin 沖縄①~

本校の2年生は7日(火)、修学旅行に出発しました。特進コースの生徒は、沖縄で4泊5日を過ごします。現地から旅の様子が伝えられています。

2月7日(火)、予定通りに羽田を発ち、12:30頃那覇空港に到着。おきなわワールドで、エイサー鑑賞、玉泉洞を見学しました。その後、首里城を散策しました。宿では、夕食でバイキングを楽しみました。

2月8日(水)、朝の気温は18℃、最高気温は22℃まで上がる見込み。全員元気に朝食バイキングを食べ、9:00にホテルを出発。

平和学習では、沖縄戦で住民が隠れたガマと呼ばれる洞窟を訪れ、当時を体験した語り部の方から貴重なお話を伺いました。その後、ひめゆり平和祈念資料館を見学。戦禍に見舞われれば一般の人々がどんな苦難を被るか、現地でこそ学べることがたくさんありました。

アメリカンビレッジと万座毛では、南国沖縄のリーゾート気分を味わいました。

 

体調を崩す生徒もおらず、沖縄を満喫している様子です。

芸術鑑賞会

本日5、6校時には、3年ぶりの芸術鑑賞会が催されました。4人の寄席芸人の方々による、題して『学校寄席』。舞台での生の演技を楽しむことができました。

まず、寄席入門では、太鼓の叩き方の一つ一つに意味があることや、出囃子の選曲など、寄席の背景から丁寧に説明していただきました。

次に、鏡味味千代師匠による太神楽曲芸では、抜群のバランス感覚からなす様々な技を披露していただきました。最後は生徒の益々の成績向上を祈った、傘の上で升を転がすパフォーマンスで締めくくりました。

続いて、春風亭柳之助師匠は、冒頭に様々な小噺で生徒の心をがっちりと掴んでいました。演目「転失気(てんしき)」は、内容も理解しやすく、落語の初心者にも受け入れやすいものでした。

さらに、林家正楽師匠による紙切りでは、一つの作品を作る速さと完成度の高さに驚く生徒ばかりでした。また、生徒は自ら出したお題に沿って作っていただいた、即興の作品を嬉しそうにもらっていました。

そして、桂雀々師匠による演目「動物園」では、内容の面白さはもちろん、上方落語特有のテンポや師匠の声量に皆引き込まれていました。

 

全員が各師匠の圧倒的な芸を心から楽しんでいました。

1年生進路ガイダンス

本日より、2年生は修学旅行に出かけ、校舎には1年生だけが残りました。今日は午前中に進路ガイダンスが開催され、1年生は今後の進路決定に向けて学びました。用意されたワークシートに、真剣にメモを取りながら受講する生徒の姿が目立ちました。

1校時目は至誠館に集合し、進路についての講話に耳を傾けました。株式会社「さんぽう」教育事業本部より、水嶋晃利様が来校。講師を務めていただきました。1年生のこの時期、進路についてはまだまだ漠然とした考えしか持っていない生徒も多い状況で、水嶋様は「3年生になって進路開拓が本格化する前に、先ずは、大切なことに気付き切っ掛けを得るために、積極的に人の話を聴く姿勢とメモを取る習慣を身につけよう。その力を発展させれば、自ら学び自立した行動をとることができます」と訴えました。さらに、「進路を選ぶ尺度は人それぞれですが、視野を広げて行動することで志望する進路へ進むことができます」と生徒を励ましていただきました。

2、3校時目は、生徒たちは志望分野別に分かれて説明を受けました。大学・短期大学の系統別に分けられた説明会場が20、職業の業種別に分けられた体験学習の会場が22。合計42会場での説明会となりました。

今回は、グループ討議や実際に何かに取り組む、体験型の講座が目立ちました。生徒たちには、得るものの多いガイダンスとなりました。

始業式

2023(令和5)年の授業開始に当たり、始業式が行われました。

「本来であれば、1、2年生全員に至真殿に集まってもらい、皆さんの顔を見ながらお話をする予定でした。しかしながら年末年始にかけての急速な新型コロナウィルスの感染拡大により、大人数で集まらずに放送での始業式を行うことになりました」(学校長講話より)。

生徒会長、鈴木くんより、「皆様明けましておめでとう御座います。本年もどうぞ生徒会活動への御理解・御協力を宜しくお願い申し上げます。  

2年生においては修学旅行があり、1年生においては芸術鑑賞会があります。当日欠席してはもったいないので、新型コロナウイルス感染症対策は十分に行いましょう。

2023年の干支は兎年であります。「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉があります。目標が多くある時はそのうちの1個を達成してから次の目標に進みましょう。今年身の回りには多くの機会・チャンスがあると思います。このチャンスをラビッとつかむ1年にしましょう。 皆様にとって飛躍的な年でありますように、心よりお祈り申し上げます」と挨拶がありました。

 

年頭にあたり、学校長からは、「昨年はコロナが収束したとは到底言えないものの、日々の感染対策を心掛けながら、通常に近い学校生活を送ることができました。これまでのところは、普段の授業はもちろん、クラブ活動、そして学校行事も、ほぼ例年と同じような形態で実施することができました。しかしこれからどのように状況が変わっていくのか、誰にも予想することはできません。今は、全ての社会生活において様々な制限を設けずに通常の生活を送るという流れになっていますが、予想できない事態が起きた場合、どのような変化を強いられるのか、わかりません。本校としては、皆さんの3年間しかない貴重な学校生活を守らなければなりません。一方で、学校内で感染拡大が止まらなくなった場合は、社会の方針がどうであっても、教育活動を止めざるを得ません。特に2年生は、実施できれば3年ぶりとなる修学旅行が、2月に控えています。何としても実施するためにも、これまで以上に感染防止に努めていきましょう。学校としての対策も必要ですが、自分自身の健康と、生徒全員の学校生活を守るためにも、一人一人の自覚が本当に大切です。まだまだコロナへの警戒を解くわけにはいかず、思い通りにいかない日々が続きますが、この逆境を自分が成長するための機会として前向きに捉えて、毎日毎日を大切に過ごしていきましょう」と呼び掛けました。

さらに、「皆さんが個々に立てている高校生活における目標を達成するためは、その根幹となる学校生活における基本的な事項を徹底することが大切です」と、改めて「挨拶」、「身だしなみ」、「安易な遅刻欠席をしないこと」、「しっかりと学習すること」。「清掃の徹底」という、5つの要望事項が伝えられ、最後に、「今まで以上に1日1日を大切に、しっかりと目標をもって取り組んでください」という言葉で講話を締めくくりました。

 

 

生徒指導部長、鈴木先生からは、来年度より制服に「女子用スラックス」が導入される、と発表がありました。また、希望があれば、今年度1、2年生女子に対しても着用ができること。購入の方法。リボンとネクタイ着用に関する、「着こなし」等について、連絡と諸注意が伝えられました。

表彰

12月23日の終業式では、部活動、文化祭企画、夏休みの課題で、優秀な成績を収めた生徒を顕彰する表彰が行われました。次に紹介いたします。

ソフトテニス部

千葉県高等学校選抜ソフトボールインドア大会

男子団体優勝

 

全日本アンダー17チーム選手承認

山中一世君

 

日本ソフトテニス連盟では、国際大会等において日本代表選手としての活躍を期待し、ナショナルチームを編成して競技力の向上を図っています。山中君はその一選手として承認されました。

 

文化祭企画

10月28日(金)、29日(土)に行われた『真心祭 文化の部』で、各団体の企画に対して投票を行いました。投票は主に本校生徒と一般来校者(生徒の家族及び中学生)によるもので、得票数に基づいて順位を決定しました。

 

クラス企画部門 

1位101組『Alice in 101 ~不条理からの脱出~』

2位204組『生存率24%』

3位301組『元気「餃子、焼きました」』

 

部活動・同好会部門

1位吹奏楽部『吹奏楽部コンサート』

2位ダンス同好会ステージ発表

3位クッキング部『クッキング部のたこせん』

 

夏休みの課題

多数ある夏休みの課題の中で、読書感想文と夏の体験レポートについては、各クラスから選出された作品が、校内の選考を経て受賞作品が決定されます。

 

最優秀賞 

久保田結菜(感想文)

 

優秀賞

川名陽乃(感想文)

伊藤涼汰(体験レポート)

 

奨励賞

溝口裕大(体験レポート)

橋本翔歩(体験レポート)

細川蒼泉(感想文)

秋山樹愛(感想文)

山本陽莉(感想文)

終業式

本日、終業式が行われました。今回は、久しぶりに至真殿での開催となりましたが、感染者・濃厚接触者が増えつつある状況を鑑み、学年別の式となりました。

式の始まりには、新しく生徒会長に就任した、鈴木明輝君から「この度、第19代の生徒会長に就任いたしました。必ず結果を出すという方針で、生徒会活動に邁進したいと思います」と挨拶がありました。

 

学校長は、年の瀬を迎えようとする生徒たちに「今年も今日を入れてあと9日で幕を閉じようとしています。年を越そうとするこの時期は、一年を振り返り来年へ向かって新たな志を立てるには大変良い機会です。高校生らしくしっかり自分を見つめて成長へとつなげて欲しいと思います。

昨年、一昨年と比べれば、はるかにコロナ前の生活に戻りつつある、と感じますが、3ヶ月も休校が続いた頃のことを覚えているでしょうか。学校が再開された後も思い通りに部活動ができなかった時期も長く続きました。その頃は、登校して授業を受け、友だちと過ごす時間がいかに貴重なものであったか、と新鮮な気持ちで受け止めていたはずです。当たり前のことが当たり前になると、その有難さに鈍感になるのは大人も同じです。普通の時間を過ごせることがいかに尊いものであるか、ということをもう一度思い起こし、一日一日を大切に過ごして欲しいです。みなさんが良い年を迎えることを祈っています」と伝えました。

 

 

冬休みを迎えるにあたって、生徒指導部長、鈴木先生から、①自転車が車輛であることを自覚し、安全な走行を心掛けること。②SNSへ安易に写真や実名を掲載することは避けること。③冬休みが明け授業が始まる時点で、頭髪等身だしなみを見直すこと等、諸注意が伝えられました。

 

 

各学年のハウス長からは、次の内容の講話がありました。

1学年ハウス長、森先生:「これから活躍の場が増え、責任も増すことになりますが、前向きに取り組めば、学校生活を一層充実させることができます。また、周囲に対して、気遣いと思いやりの気持ちを育てて欲しいと思います」。

 

2学年ハウス長、大岩先生:「自分が本当に望む進路を見つけることで、進路開拓に真剣に取り組むことができます」。また、2月に予定されている修学旅行について諸注意が伝えられました。

 

3学年ハウス長、能登先生:「次回みなさんが登校するのは、2月27日です。27日は予餞会。28日は前日表彰と謝恩式が開かれます。3月1日は卒業式を迎えます。君たちのために開かれる式典ですが、君たちを支えてきた保護者のみなさんに対しての感謝の気持ちを忘れず、必ず登校して欲しいです。長い休みを迎えますが、健康に注意をして過ごして欲しいです」。

表彰 ~『税に関する高校生の作文』~

『税に関する高校生の作文』の募集に当たり、本校生徒の本吉胡桃さんの作品が“優秀”と認められ、木更津税務署『署長賞』を受賞しました。

作品のタイトルは、『もし税金が無かったら』。誰にも身近な消費税を切り口に、税を納める必要性を丁寧に解説しています。税金という制度が、医療を始め様々な社会基盤を安定させていることに触れ、「税金は、私達が暮らさせてもらう対価であり生活を成り立たせてくれる大切な役割を持つ」と、まさに正鵠を射る文章で結ばれています。

本日は、木更津税務署より署長の森重良二様に来校して頂きました。森重様のお話では、高校生は全体でおよそ250の応募があり、わずか3名の受賞者の一人が本吉さんとのことでした。本校副校長、教頭が見守る中、署長自ら賞状を手渡して頂きました。

クリスマスカード ~1年生英会話~

冬休みも間近!今年の授業も終盤を迎える季節になりました。英会話の授業では、恒例のアクティビティー、クリスマスカードの作成に取り組みました。

生徒たちはあらかじめカードを送る相手と、”I wish you a Merry Christmas!”などの英語のメッセージを決めます。先生のチェックを受けて、OKが出れば大きさの違う色画用紙2枚をもらいます。二つ折りのカードを開くと、モミの木やハートの切り絵がポップアップするのが完成型です。

黒板に貼られたサンプルをみたり、タブレットでネット検索をしたり、絵心のある生徒はクリスマスのイメージ通りのイラストを描いて見事なカードを仕上げていました。

日本では、クリスマスで盛り上がることはあっても、カードのやり取りをする習慣はあまりありません。海外の文化を知り、それを楽しく試してやってみるのも、語学を学ぶためには大切なこと。

英語のクリスマスカードを作るのは、殆どの生徒にとっては初めてのことでしたが、楽しく取り組むことができました。出来上がったカードは、友達や先生に送られます。

保育実習へ行ってきました ~保育・幼児教育コース~

本校の保育・幼児教育コース生徒の2年生と3年生が清和大学短期大学部附属幼稚園にて、保育実習を行いました。

2年生は授業で作成した紙芝居の実演実習を行いました。園児たちに楽しんでもらおうとペープサートを利用したり、絵を段階的に出したりするなど工夫をこらしました。学校で何度も練習したこともあり、どのグループも好評でした。

(登場人物を描いた紙を裏表2枚張り合わせ、持ち手を付けた紙の人形)

 

3年生は高校最後の保育実習で、これまでの集大成となる実習内容になりました。。特にエプロンシアターや手袋シアターの実演では6月の実習での反省を生かし、よりよい形で園児たちの前で披露することができました。また、お遊戯会の練習や清和大学短期大学部の先生による造形の授業など通常の保育以外の時間も体験することもできました。

 3年生は今回の保育実習の経験を生かし、進学先で資格・免許取得に向けてがんばってほしいと思います。

 

各幼稚園の先生方、お忙しい中での保育実習の受け入れ、ありがとうございました。

 

 以下の日程・幼稚園で実習を実施しました。

 11月25日(金)3年生 金田幼稚園

 11月28日(月)3年生 八重原幼稚園

 11月29日(火)2年生 畑沢幼稚園

 11月30日(水)2年生 金田幼稚園

生徒会役員信任式

本日、新生徒会役員の信任式が行われました。

 

学校長より「生徒会本部役員当選おめでとうございます。生徒会本部役員というのは、学校行事を始め、木更津総合高校を運営していく上ですごく大切な活動だと思っています。自身の頑張り、やる気が木更津総合高校をさらに良いものにするし、木更津総合高校の一人一人の学校生活が豊かなものになる。またそれと同時に一年間生徒会本部役員として活動することが、君たち自身の成長にもつながります。本当に素晴らしい、意義深い活動だと思っています。是非この一年間、みんな一生懸命頑張ってもらって、一年後、また次の代に引き継ぐときに精一杯やったと思えるような良い生徒会活動を展開してほしいと思います。

コロナもまだ収まっていないけれど、今年度は色んなことが通常通りに近い形でできるようになりました。来年はまたさらに通常通りにますます近づいている形になっていくと思うので、みんなの腕の見せ所、是非頑張って色んなものを、特に学校行事を盛り上げていってください。期待しています」と激励の言葉がありました。

 

今後の成長や活躍が楽しみです。

 

生徒会役員選挙及び立会演説会

本日1校時、生徒会役員選挙が実施されました。立候補者は、配信された映像を通じて、立候補に向けた意気込みと今後の活動について抱負を語りました。

生徒たちは、Classiを使っての投票となりました(アクセスが出来ない生徒のみ投票用紙を使用)。

 

立会演説に先立ち、学校長からは、参政権が18歳に引き下げられ、高校生も一有権者としてまじめに選挙に取り組む姿勢を学ぶ必要があることに触れ、「みなさん一人ひとりが、生徒会の構成員です。みなさんの学校生活を充実させるために、勇気をもって立ち上がってくれた立候補者の演説に真剣に耳を傾けて欲しいと思います」と選挙の重要性について説きました。

現生徒会長、山根君からは、「立候補者の演説をしっかり聴き内容を吟味し、1、2年生は自分たちの代表を選んでください。3年生はこれからの本校を背負っていくにふさわしい人を選んでください。 投票よろしくお願いします」と。今年度選挙管理委員長を務めた、吉田亜寿佳さんからは、「一人ひとりが本校生徒会の一員であることを意識し、真剣に話を聴いて、この後の投票にのぞんで下さい」と、それぞれ放送を通して生徒たちに投票を呼びかけました。
演説の内容からは、「みなさんの声を形にする努力をしたい」、「校則について理解を深め、学校生活の充実を図りたい」、「校外での活動を重視して学校のイメージ向上に励みたい」等、具体的な施政方針を語る立候補者の姿が伝わりました。

自衛隊ガイダンス ~就職指導部~

11月23日(火)放課後に、1年生、2年生を対象にした、自衛隊ガイダンスが開催されました。会場となった104教室では、講義形式で採用試験対策をして頂いた一方で、けやき広場では、自衛隊の特殊車両が展示され、多くの生徒が自由に乗車し直接車両に触れる体験をすることができました。

自衛隊千葉地方協力本部木更津地域事務所から来校されたのは、主任広報官である米田様をはじめ、奥様、沼田様、古賀様です。104教室では男子8名、女子2名、計10名の生徒が参加し、米田様よりレクチャーを受けました。

自衛隊員の主要な役割は、「国の防衛」、「災害派遣」、「国際平和協力活動」の3つです。混迷を極める世界情勢や自然災害が繰り返す中、自衛隊の存在意義はますます高まっています。さらに近年は、陸・海・空だけでなく、宇宙空間やサイバー領域への対応を迫られているとの説明に、生徒たちは驚きの表情を隠せませんでした。

自衛隊員はフィジカル面でかなり屈強で特別な知識と技術を持った、「特殊な技能集団」とのイメージが先行し、「“フツーのひと”には、務まらないのでは?」という心配が脳裏をよぎります。

しかし、実際の自衛隊は、様々な職種を抱える幅の広い職場であることが、米田様のお話から知ることができました。自衛隊は全国に(海外にも派遣)展開し、およそ24.7万人の隊員が働いています。隊員の日常生活とその活動を支えるために、医療、調理、経理等の事務職から音楽隊まで、ありとあらゆる職種を擁する巨大組織なのでした。育児中のお母さんだって働いています。「どんな人にも活躍できる場所が用意されている」との言葉に、生徒たちは目を輝かせました。

後半の試験対策では、国・数・英・社の例題を解説して頂きました。学校で学ぶ内容がいかに大事であるか再確認できました。

けやき広場に展示されたのは、“高機動車”という高い走破性を誇る特殊車輛でした。最低地上高が高く、60%(およそ31度)の勾配をクリアーできる登坂能力があります。何より、タイヤが被弾しても走行を続けることができる特殊な機構を持つそうです。後部のスペースが広く人や物資の輸送に適しているばかりでなく、牽引力が強いので、多目的車輛として重宝されています。運転席に座るのも写真撮影も自由。多くの生徒が興味を示し、中には隊員の方との記念写真をねだる生徒もいて、大賑わいとなりました。

生徒会オープンデー

11月14日(月)、16日(水)、18日(金)の3日間、昼休みに3学年ハウス生徒会室を開放して、『生徒会オープンデー』が開催されました。

任期満了に伴う、生徒会役員の改選選挙が近づいています。立候補受付期間となった先週、現役役員が、生徒会の活動内容を広く理解してもらうために、『生徒会オープンデー』を催しました。この3日間に生徒会に興味を持つ1、2年生、延べ15名の生徒が生徒会室を訪れ、この1年間どんな活動をしてきたのか、役員から説明を受けました。

振り返ればこの3年間、新型コロナウィルス感染拡大に影響され、多くの行事が中止に追い込まれ、何とか開催に漕ぎつけた行事においても多くの制約を強いられながらの実施となりました。「前例に倣えばどうにかなる」仕事はほとんどなく、その都度改善策と創意工夫が求められる厳しい3年間でした。

様々な場面でリーダーシップを発揮して、なにやら“颯爽”としたイメージを持たれることの多い生徒会ですが、裏方の仕事が多いのも事実です。同じく先週、文化祭で使ったブルーシートを来年も再利用できるように、除菌スプレーを吹き付けモップ掛けをしている役員の姿がありました。日没が過ぎ、校舎から漏れる灯りの中での作業でした。

引退が迫る3年生役員たちが、来訪する後輩たちに明るく接していました。自分たちのバトンを受け継ぎ次の世代を担って欲しいという強い思いがあるようです。

立会演説会(即日投開票)が28日(月)に予定されています。