お知らせ

入学候補者実力試験

新年度入学予定の中学生が登校し、国語、数学、英語の実力試験を受験しました。

中学生たちは「おはようございます」と明るい声で挨拶をしながら、校舎へ向かう坂道を登っていきました。会場は、一番奥にある3学年ハウスの教室です。ホームルーム開始間際に思いのほか長い廊下にあわてる様子の生徒もいましたが、600名近い生徒が指定された教室に入りました。

学習や生活習慣に関する意識調査のアンケートに答え、3教科の学習力チェックテストに取り組みました。配布物を受け取り、最後にオリエンテーションや入学式の日程、教科書の価格表等、大切な連絡事項が伝えられました。

卒業式を終えたばかりの中学生は、これから進学準備を進めながら、あわただしく新年度を迎えることになります。

入学候補者説明会②

本日、4月より入学する中学生が本校を訪れ、新年度の準備を行いました。

2月18日に続き今回の説明会は、2回目となります。来場者は、およそ140名。前回と同様、コース選択のアンケートやスクールバスの手続き、体操着と上履きのサイズを確認して、最後に制服の採寸を済ませて終了です。今回も密集を避けるために、中学生は午前中の各自都合が良い時間を選んで登校しました。

卒業式

3名の卒業生が登校し、ささやかではありますが、『卒業式』が催されました。

3月1日(水)に挙行された卒業式に、体調不良や入試などの事情で参加できなかった、3名の卒業生が登校し、校長室にて卒業式を行いました。

それぞれの保護者が見守るなか、クラス担任の呼名を受け、学校長より卒業証書が授与されました。

学校長は、「今日は3年間の高校生活を終えて、本校の制服を着て登校する最後の日になると思います。みなさんは、コロナの影響で中学の卒業式もちゃんとは出来ずに、中学生としての最後の1ヵ月が突然閉じられてしまった学年です。その分、高校生活に期待を寄せて入学したものの、最初の2ヶ月の一斉休校で出鼻を挫かれ、その後もクラブ活動や学校行事等では様々な影響を受けてしまい、多くのことを諦めざるを得ませんでした。そして3年生になってやっと本来の高校生活に近い生活を送れたのではないかと思います。

この3年間で、社会の認識や、学校や職場などでの過ごし方が変わってしまったことは否めません。4月からは、それぞれの道を歩むことになります。本校で過ごしたこの3年間で培った考え方や行動様式を活かして、常に変化する時代に適応し、さらには時代の変化を先導できるような活躍をして欲しいと願っています」と式辞を述べました。

 

各担任から、卒業アルバム他記念品を受け取り、門出を祝う言葉を送られ、3名の卒業生は本校を巣立ちました。

式は、和やかに終了いたしました。

全校集会

毎月最初の月曜日に全校生徒が集まり、集会を開くことになっています。3年生はすでに卒業していますが、1、2年生が至真殿に集合し、集会が開かれました。

至真殿フロアーに生徒が集まる形式としては、今年度最初の全校集会になりました。

生徒会長挨拶では、鈴木君は卒業式が成功裡に終わったことについて、「準備等に尽力いただいた皆様には心より感謝、御礼申し上げます」と謝辞を述べました。

今年度も最終盤となり、次の学年へ進級を間近に控えた生徒たちに、鈴木君は「学年最後の締めくくりとして何かを成し遂げませんか?」と問い掛けました。

学年末試験で過去最高の成績を叩き出すのも一つ。予定されている強歩大会で踏破するというのも一つ。「自分が熱中している事で何かを成し遂げるのも良いです」と例を挙げ、「目標を成し遂げると大きな達成感があり、気持ちが良いものです。皆さん、この3月は何かを成し遂げませんか」と呼び掛けました。

 

学校長は、講話の冒頭で卒業生の様子を述べ、「コロナで一番苦しい思いをした学年でした。それを乗り越えて迎えたからこそ、卒業式をひと際感慨深く感じていたようです。下校のバスが出た後も多くの生徒が学校に残り、名残を惜しんでいました」と、伝えました。

コロナウィルスの感染状況とその対策については、全国的な感染者数の減少に伴い、「マスク着用が個人の判断に任される」、「感染症法上の扱いが2類から5類に変更される」ことなどに触れ、規制や制約は緩和される傾向にあり、個人の判断や価値観が尊重される場面が増えるだろう、と今後の見通しについて述べました。しかし、「木更津総合高校という一つの社会で生きる一員として、自分のことだけではなく、周りのことを考えて行動することをますます意識してほしい」と生徒に訴えました。最後は、明後日から始まる学年末試験について、「しっかりと最後まで取り組み、今年度を良い形で締めくくって下さい」という言葉で講話を終えました。

 

生徒指導部長、鈴木先生は、最近死亡事故を含めて、自転車が加害側となる事故が頻発していることに触れ、「①自転車の利用者は、保険に加入すること。②自転車は道路交通法上、『車輌』として扱われるので、車道の左側車線を走行すること。③来る4月1日より、努力義務ではあるものの、自転車乗車時のヘルメット着用が義務化される」と、自転車の使用について注意がありました。

鈴木先生は、さらに「自転車通行が認められていない歩道を走行すること、右側車線を走行(逆走)すること、歩行者にベルを鳴らす行為等は全て法律に違反する」、また、「県内では、事故の際およそ7割がヘルメット未着用で、未着用者の死亡率は着用者の2.2倍になる」などの具体例を挙げました。「スマホを見ながら、傘をさしながら、イヤホンで音楽を聴きながら」等は危険運転に該当し、今後は厳しく取り締まられることになる、と警告。「法律や条令で決められているからルールを守るという面はあるけれど、自分の人生と生命、周囲の人の身体の安全と生命を守るために、安全運転に徹するのは本当に大切なことです」と生徒たちを厳しく戒めました。

表彰 ~部活動・他~

全校集会では、至真殿ステージ上で、部活動等で活躍した団体・個人に対して表彰が行われました。次に紹介いたします。

【明るい選挙啓発コンクール】

《高等学校 標語の部》

奥本桃香:木更津市金賞・千葉県最優秀賞

中村 烈:木更津市銀賞

 

《高等学校 ポスターの部》 

山下朋花:木更津市金賞・千葉県優秀賞

青木萌香:木更津市銀賞・千葉県優良賞

 

 

【全国学芸サイエンスコンクール】

府川そら:旺文社赤尾好夫記念賞

                  アート分野絵画部門高校生の部銀賞

 

【千葉県高等学校弓道選手権大会】

田中ひまり:女子個人6位

 

【千葉県吹奏楽個人コンクール安房上総地区予選】

根本咲良:高等学校フルート部門金賞

杉田梨々花:高等学校サクソフォーン部門金賞

大崎空音:高等学校ホルン部門金賞

近藤杏海:高等学校ホルン部門銀賞

 

【千葉県高等学校選抜柔道大会】

男子団体優勝/女子団体優勝