お知らせ
体育祭 ~1日目~
『第23回 真心祭 ~体育の部~』が本日開催されました。涼しい秋風の吹く好天に恵まれ、生徒たちは思う存分、体育祭の1日を楽しみました。
澄み渡る青空に校歌を歌う声が響き渡り、体育祭が始まりました。
開会式では、生徒会長沖くんが「3年生は、最後の体育祭且つ残り少ない行事の1つとなります。優勝を目指して闘っていきましょう。1、2年生のみなさんも、3年生に続いて頑張ってほしいと思います。最後には全員が満足できる体育祭にしていきましょう」と挨拶。
続いて学校長は、参観に訪れた多くの保護者に謝辞を述べた後、生徒たちへ向かい「素晴らしい天気に恵まれました。みなさんが全力で競技をする姿を楽しみにしています。開校以来一度も途切れることなく、今年23回目の体育祭を迎えることができました。最近は縮小されたパターンでの体育祭が増えているそうですが、我が校伝統の体育祭は、2日間の開催です。みなさんの思い出に残る体育祭になればと思っています。どの学年、どのハウスも是非本気で競技に臨み優勝を目指してください。ただし、ルールはしっかり守りフェアープレーの精神を忘れず闘ってください。そして文化祭と同様、楽しむ気持ちを忘れず笑顔の体育祭にしてほしいと思います。2日間の体育祭の成功を祈っています」と激励の言葉を伝えました。
最後に、全7チーム各色の団長が団旗を掲げて朝礼台に集合。体育祭実行委員長、猪股龍司くんが「我々選手一同は、日頃の練習の成果を十分に発揮し、正々堂々競技することを誓います」と力強く宣誓を行いました。
スピード長縄に続いて行われたのは、新種目「真心キャッチリレー」でした。4人一組でブルーシートの四隅を握り、その上にバランスボールを乗せて、中央に設置された高さ3メートルのバーを超えるようにボールを跳ね上げ、再びシートでボールをキャッチ。ボールがバトンの代わりとなり、対面にいる仲間とリレーを続けてスピードを競う競技です。一発でバーをクリアーするチームが大半でしたが、なかにはなかなかバーを超えられないチームや風の影響もあり、キャッチに失敗してボールを遠くへ転がしてしまうチームもいて、ハラハラドキドキの場面が続く競技でした。
部活動対抗リレーは、「演芸部門」と真剣勝負の「本気部門」の二本立てでした。「演芸部門」では各部が趣向を凝らした出で立ちで参加。着順にはこだわらず、如何にウケるかが勝負のレースでした。「本気部門」では、陸上部が圧巻の優勝。見事な走りっぷりでした。
「綱引き(予選)」では、名勝負が続出。力と力の闘いは迫力満点。応援にも力が入りました。
表彰 ~陸上競技部~
開会式の途中、陸上部の金子颯希くん(木更津市太田中学出身)の表彰がありました。
JOCジュニアオリンピックカップ第19回U-18陸上競技大会男子300㍍で見事優勝を果たし、日本一の栄冠に輝きました。記録は、33.34秒でした。
学校長より賞状と記念のメダルが授与されました。
体育祭練習 ~2日目~
練習は2日目となりました。前半は学年ごとの練習。最後はメイングランドに集まり、開会式と閉会式に備え、整列と準備体操の練習を全員で行いました。
本日も特進ハウスと3学年それぞれのハウスが、決められた場所で練習を展開しました。某学年の大玉競争の練習では、大玉がこぼれ落ちない態勢を組み、「バウンド最小限に抑え、頭上を移動させるのがベスト」と細部にわたる作戦が練られていました。その徹底ぶりに、勝負にかけるガチな意気込みが伝わってきました。メイングランドでは、シートの上にボールを載せた「謎の競技」に取り組む生徒たちが…。各学年各ハウスが、銘々の持ち味を活かした練習に取り組み、本番に備えました。
練習時間を終えると、全生徒が一堂に会し、メイングランドで整列場所の確認、準備体操の練習を行いました。
体育祭運営の指揮を執る吉村先生の指示で、全生徒の整列体系から、準備体操をする際の「体操の隊形」に開く練習が繰り返されました。動きが整ったところで、実行委員長猪俣くんの号令により、一斉に移動。ラジオ体操も猪股くんを手本に、全員の動きがよく揃っていました。
練習の最後に、猪股くんが「一人ひとりが全力を尽くし、思い出に残る体育祭をやりましょう」と生徒全員に呼びかけました。1年生に向かっては「初めての体育祭です。楽しい体験となることを願っています」。2年生へは「3年生になるのは、あっという間です。今年の体育祭を大いに楽しみ、最高の思い出を作って下さい」。3年生へは「最後の体育祭です。悔いが残らぬよう、一つ一つの競技を楽しみましょう」と、それぞれの学年に語り掛け、最後は全生徒に向けて「この体育祭は生徒全員で協力して成し遂げられるものです。一人ひとりが自覚をもってルールとマナーを守って盛り上がりましょう!」と言葉を結ぶと、大きな拍手が沸き起こりました。
プリンフェスティバル・グランプリ受賞 ~クッキング部~
10月25日(土)、イオンモール木更津にて『第2回 木更津プリンフェスティバル 2025』が開催。あわせて『第1回 木更津プリン甲子園』が同時開催されました。本校クッキング部が、市内の燻製工房かずさスモーク様と共同開発した、“Coremo Pudding”を出品し、見事グランプリを受賞しました。
『木更津プリンフェス』は、ご当地スウィーツを考案し、新たな木更津の魅力を発信することで地域活性化を図る試みです。近隣の市原市、君津市、富津市からもそうそうたる名店が参加。総勢15店が出品し、その洗練された甘味を競いました。
コラボ企画として、今年初めての開催となった高校生参加企画、『木更津プリン甲子園』に、本校クッキング部が参戦。“Coremo Pudding~あなたの知らないプリンが今ここに~”を出品。典雅な風味と甘さを控えた大人っぽい味わいが好評を博し、グランプリ獲得にいたりました。
今回の受賞を振り返り、顧問の吉田先生から「製作段階では、試作、ネーミング、SNSの運用などを行い、ゼロからプリン作りに挑みました。部員は一人一つずつ企画書を書き、意見を出し合いながら商品を開発。かずさスモーク様の協力を得て、唯一無二のテイストを創り出すことができました。良い経験になりました」とコメントが寄せられました。
コラボパフォーマンス ~書道部・和太鼓部~
本日イオンモール木更津にて、書道部と和太鼓部の合同パフォーマンスが披露されました。『イオンモール11周年祭&ハロウィン木更津パーティ』が開催中、買い物客で賑わう会場で、スピーディーな筆の動きと和太鼓のリズムが見事にマッチし、多くの来場者を魅了しました。
あいにくの雨となり、急遽会場を屋内のイオンホールに移しての開演となりました。公演は午前(11:00~)と午後(14:00~)の部の2回。
軽快なBGMが流れるなか、書道部が2作品を次々と完成しました。MCを務める兼清さんがそれぞれの作品を紹介。1作品目の『縁(エン)』は、「偶然の出会いが人生を豊かにし、未来を変えていきます。出会いへの感謝の気持ちを表しています」と解説してくれました。
2作品目の『萌芽』は「青春のスタート」を意味しています。「仲間とともに未来に向かって歩き出す」ときの「期待とエネルギー」が、「萌芽」の2文字に込められました。
3作品目は、和太鼓部の演奏に合わせてのパフォーマンスとなりました。演奏曲『奏音(カナタ)』でのコラボパフォーマンスは今回が初めて。「駆け抜ける風を表現した曲」と和太鼓部の元吉さんから曲の紹介がありました。曲名の大字に続いて書かれた詩「~山のあなたに住むという「幸い」をもとめて いざ尋ねいかん~」は、和太鼓部顧問の樋口先生が今回のパフォーマンスのために書き下ろしたものでした。
勇壮な和太鼓の演奏に負けじと、書道部の筆さばきにも気合いが込められ、8㍍もある迫力の大作が完成しました。