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語学研修1日目
語学研修一行は、ほぼ予定通りにダナン空港に到着。1日目から精力的に活動しています。
引率の宮越先生からの現地レポートです。
シンチャオ!現地時間12時21分日本時間14時21分、約5時間20分のフライトの後に無事ベトナム社会主義共和国ダナン市に到着しました!飛行機や海外渡航が初めての生徒たちもいますが、機内ではおしゃべりに睡眠・映画鑑賞と各自のんびりと落ち着いて過ごしていました。
入国手続きを終え空港の外に出た瞬間に東南アジアの熱気に包まれ、生徒たちは早くも同じアジアでも日本とは異なる異国情緒を感じていました。快適な専用バスでダナン市内に向かい、まずは市内観光です!ピンク色の素敵な外観がフランス統治時代の面影と雰囲気を醸し出しているダナン大聖堂、独特な地形が圧倒的な五行山などを巡りました。「東洋の真珠」とも言われるダナンは、想像と期待以上に魅力的な都市で、生徒たちは大いに驚き感動していました。
ガイドさんの心遣いで雑貨類の土産屋に立ち寄り、いよいよ初めての買い物です。1,000円が約16万7千ドンにもなるため、ベトナム通貨を使いこなすのは大変です。それでも生徒たちは、レートを瞬時に換算してくれるアプリを使いながら、楽しく買い物を楽しんでいました。その後ショッピングセンターのスーパーで飲み物や菓子類を買い込み、フードコートでいよいよ初めての本場のベトナム料理です!フォーやバインミー、生春巻きなど、どれも100円〜300円ほどと安価で美味しそうなので、何を食べるかみんなで作戦会議です。この経験一つひとつが、実際に日本から飛び出してベトナムまで来たからこそできることです。
今回の研修が、日本とは異なる文化や価値観を体感し、異文化や多様性に対する理解を深め、国際社会の中で共生協働することができる国際人としての素養を身につけることに繋がると確信しています。夕食後はいよいよ宿泊先へ向かいます。木更津市に本社を持つ株式会社三日月の提携により、ダナンビーチサイドの五つ星リゾートホテルであるダナン三日月ホテルMIKAZUKI JAPANESE RESRTS &SPAという素晴らしいホテルに滞在することができます。木更津市を含む産官学連携の一環として、このような貴重な経験ができることを大変嬉しく思います。ホテルの方々のホスピタリティ溢れる出迎えを受け、18人の生徒を代表して北浦杏香さんにこれから4泊お世話になるお礼の挨拶をしてもらいました。想像をはるかに超える施設や部屋のゴージャスさに生徒たちは大興奮でした!なんとダナンビーチを一望するテラスには露天風呂まであります!長かった1日目の終了です。今日は早めに就寝し、明日午前中の研修に備えて欲しいです。朝には真板学校長も合流します!
成田空港を出発 ~語学研修~
ベトナム、ダナン市で行われる語学研修参加者が、今朝成田発9:00の便で一路ダナン空港へと出発しました。真夏の大冒険の始まりです。
いよいよ令和6年度ベトナム海外研修に出発です!6時45分集合でしたが、18人の生徒たちは出発の興奮からか眠そうな人は1人もいませんでした。多くの保護者の方々が見守るなか、出発式を行いました。引率する宮越先生の挨拶に、生徒たちは大きな声で返事をしてくれました。先生からは、UNIQLO創業者の柳井正さんの「若者よ、海外に出ろ」というメッセージを引用し、「10代の今海外に飛び出し、これまで慣れ親しんできた日本の日常や文化とは異なる様々なことを自分自身の目で見て体験することは、生徒たちの今後の進路や人生に大きな良い影響をもたらすことでしょう」というお話に、保護者の方々が頷く姿が見られました。その後、同行する添乗員から航空券発券と荷物預け入れについてお話しがあり、記念撮影の後航空会社のカウンターに向かいました。
これから、引率の宮越先生から記事と写真を提供していただき、現地の様子をお知らせします。
終業式
本日、至真殿で終業式が行われました。本校は明日から夏季休業に入ります。
先ずは、生徒会長原君から「夏休みは休息とリフレッシュの時間ですが、自己成長するための貴重な機会でもあります。趣味に打ち込んだりアルバイト等で社会経験を積んだり、読書や勉強を通じて、新しい知識を身に付けたりして、自分をさらに成長させて下さい。
練習や大会など、部活動に励む人たちは、熱中症ほか体調管理に努め、この暑い夏を乗り切って下さい」と挨拶がありました。
次に、8月にベトナム、ダナン市で行われる海外研修参加者への壮行会が行われました。参加者を代表して、3年生北浦さんが挨拶をしてくれました。「4泊6日の研修で、観光だけでなく、ベトナム戦争について学んだり現地の企業で研修をしたり、ダナン大学の学生との交流もあります。日本とは違う文化をめいっぱい体験し、始業式ではベトナムで学んだことをしっかり報告できるようにしたいと思います」と、出発を前にその意気込みを伝えてくれました。
最後に、学校長から「明日から夏休みに入ります。4月に760名の1年生を迎え、総勢約2100名で、この3ヵ月を無事過ごしてきました。夏休みが明けると、体育祭、文化祭といった大きな学校行事が予定されています。長い休暇中、健康管理をしっかり行い、事件や事故に巻き込まれることがないよう過ごしてください。高校生として必要な学習にもしっかり取り組んで下さい。始業式では、みんなが元気な顔を見せてくれることを願っています」と、夏休みを前に、生徒たちが無事休暇を過ごすよう、注意を促しました。
注意講話 ~千葉県警~
千葉県警察本部警備部公安第一課より、金丸知子様が来校され、オウム真理教とその関連団体について注意喚起をする講話をしていただきました。
お話しの内容は深刻でした。29年前に起きた地下鉄サリン事件を振り返る内容でした。東京のど真ん中を走る通勤ラッシュの車輛内で、サリンという毒性の高い薬品が撒かれ、犠牲者14人を含む5800人を超える方々が被害を受けた大事件です。本日体育館に集まった生徒数は、2,000余名。「ここに集まったみなさんの倍以上の人たちが事件に巻き込まれ、いまでも深刻な後遺症で苦しんでいる人たちがいるのです」との金丸さんの言葉に、生徒たちはショックを受けた様子でした。
殺人を肯定する教義を持ち、過去に起こした凶悪事件の捜査が自分たちへ及ぶことを攪乱するためだけに凶悪犯罪を起こした事件が、地下鉄サリン事件です。この事件を起こしたオウム真理教は、死刑判決を含め多くの逮捕者を出し、当然現在は存在しません。ただし、「Aleph」、「ひかりの輪」と名前を変えた後継組織が未だに活動を続け、当時を知らない若年層をターゲットに勧誘活動を行っています。
過去の事実を捻じ曲げたり、巧みな言葉で誘ったり、勧誘の手口はかなり巧妙な様です。金丸さんは、「素性が不明な人達からの誘いには、警戒心を解かないで欲しいです。勧誘に乗ってしまう前に、必ず信頼のおける大人に相談して下さい」と力を込めて、生徒たちに訴えました。
野球応援一斉練習 ~2回目~
応援委員会と一般応援団員との2回目の練習が行われました。至真殿前の大階段は大いに盛り上がり、吹部の伴奏に応援曲とかけ声がキャンパス内に響き渡りました。
先週の練習で発声も動きもほぼ完成の域に達していた一般応援団員は、本日の練習でさらにパワーアップ。ダンス部顧問嶋野先生の好リードもあり、生徒たちの動きは勢いを増した感がありました。大きな声を出し力いっぱいメガホンを打ち鳴らし、本番さながらの応援風景が繰り広げられました。
みんなの顔には「応援するぞ!」という意気込みと、「ここまでできれば大丈夫!」と言わんばかりの笑みが溢れていました。
明後日に迫った初戦、野球部の活躍はもちろんですが、息の合った応援も見逃せません。
野球応援一斉練習 ~1回目~
期末試験最終日となった本日、至真殿大階段で野球応援の一斉練習が行われました。
本日の練習は一般の応援団員が加わった初めての練習となりました。応援団長を務める野球部薫田大和君は、応援団員全員を前にして「勝ち上がっていくためには、みなさんの応援が不可欠です」と協力を求めると、団員たちは大きな拍手で応えました。吹奏楽部の濱名さんからは「大勢のみなさんが楽しんで盛り上がれるように、音で引っ張っていきます」と、チアリーディング部高田さんは「本日は大変暑い日になりました。みんなで声を出して頑張っていきましょう」と、ダンス部植田さんは「本番だと思って頑張っていきましょう」と、それぞれの思いを伝えました。
本日は、ダンス部顧問の嶋野先生が練習のリード役を務めました。2時30分から始まった練習はテンポよく進みましたが、体温を超える暑さとなり、小まめに給水時間を設け、教員2名が団員にミストを吹きかけながらの進行になりました。
吹奏楽部による大音量の伴奏で、階段下にいる野球部とチアリーダーの動きに合わせて、大階段に居並ぶ一般団員が応援風景を繰り広げました。2、3年生には経験者が多数いるお陰で1回目とは思えぬ完成度の高いパフォーマンスを見ることができました。そして何より、全員が酷暑を乗り切り、最後まで元気よく練習を続けることができました。
次回は9日(火)。本番前最後の応援練習となります。
保育実習 ~保育・幼児教育コース~
保育・幼児教育コースの生徒たちが『保育実習』に行ってきました。君津学園が設置する、金田幼稚園、八重原幼稚園、畑沢幼稚園の3つの園で7回に分けて実施され(6/7~6/19)、総勢122名の生徒たちが実習に参加しました。
1年生は48名が参加。昨年度から始まったお試し実習で、授業見学をしたり園児と一緒に遊んだり、自分が幼児教育に興味を持てるか、適性があるか、2年生進級時のコース決定前に保育体験をしました。2年生31名は、初めての実習となりました。お昼を一緒に食べたり、お着替えのお手伝いをしたりしました。3年生43名は、高校の授業で保育教材を作成し、手袋シアターとエプロンシアターを実演しました。もちろん園児たちにどんなお話をしてどんな問い掛けをするか、充分準備をしてからのパフォーマンスです。園児たちがクイズに笑顔で答える様子に生徒たちはやりがいを感じたようです。
TANABATA LESSON ~1年生英会話~
1年生の英会話の授業では、七夕をテーマにしたアクティビティが行われました。生徒たちは自分の願いを短冊にしたため、笹の葉に結び付けました。
TANABATAは、毎年生徒に人気のアクティビティです。自分が願うもの、欲しいもの、やりたいことを「英語でどう書く?」が、このレッスンの学習ターゲットです。英会話を担当するデーモン先生、ジェームズ先生と相談しながら、可算名詞か不可算名詞かの確認をしたり、wantやhope、wishなどの動詞を使い分けたり、自分の「願い」の内容にふさわしい英語表現を考えます。もちろんクラスの仲間との相談もオーケーです。辞書を引く、慎重な生徒もいました。好きな色の糸や色鉛筆を選ぶときにも、英語を通して用件を伝えるのがこの授業の大切なルールです。
“I want a cat.”に子猫のイラストが描かれたもの、“I hope our relationship will last forever.”とかかれたもの、他にもカラフルに彩られた短冊が目立ちました。今年の1年生は人数が多いので、たくさんの短冊に笹の小枝がたわわに揺れています。
海外研修説明会
今夏ベトナム、ダナン市で海外研修が予定されています。参加する生徒とその保護者のみな様が説明会に参加しました。引率の宮越先生、近畿日本ツーリストの富山様から、詳しく説明を受けました。
学校長は会頭の挨拶で、4月20日最初の説明会で希望者数が定員に迫ったため、急遽飛行機の席とホテルの宿泊者数を交渉し定員を18名に増やしたことに触れ、「最終的にちょうど18名の申込みがあり、参加者が確定しました」とこれまでの経緯を紹介しました。
「決定版となる行程表を見ると、最終日に村田製作所訪問とあります。現地に100億円超の投資をする大きな企業で、ベトナムだけではなく世界各地に進出をしている会社です。職場見学はもちろん、日本企業や日本人が海外を舞台にどの様に活躍しているかを学べる機会を提供していただきました。視野と経験を広げる貴重な見学になると思います」と研修旅行の抱負について話しました。また、先週来校した越日学校の生徒との交流会に触れ「心配はあったものの、宿泊を共にし、あっという間にことばや文化の壁を乗り越え、親密な時間を過ごしました。6日間ではありますが、みなさんも高校生だからこそできる体験をし、今後の人生に活かせる何かを得る研修旅行となることを願っております」と挨拶をしました。
引率の宮越先生からは、日程についての詳しい説明が行われました。景勝地での観光やダナン三日月ウォーターパークでのレジャーなど、お楽しみが用意されています。一方で、枯葉剤被害者の支援センターへの訪問、少数民族カトゥー族の村を訪れ国際協力としての開発現場を視察、ダナン大学生との交流会ではテーマを決めてグループワークとプレゼンテーションを行うなど、やはり主体は研修です。多くのことを学ぶ旅となるようです。地元の人たちが日常的に訪れるマーケットの散策も、現地の生活を知るまたとない機会になるはずです。
最終日には、手つかずの自然が残るソンチャ半島を散策。ダナンのビーチを凌ぐ美しい砂浜で夕景を楽しみます。宮越先生からの「ここには書いていないスペシャルな企画も用意しています」との言葉に、生徒たちの期待は高まります。
近畿日本ツーリスト千葉支店の富山様からは、旅行保険の紹介、モバイルWi-Fi、両替手続き等について説明をしていただきました。
進路ガイダンス ~就職・進学~
本日は、就職希望者と専門学校への進学を希望する生徒に対象を絞ってガイダンスが開かれました。会場を2ヶ所に分けての開催となりましたが、どちらの会場でも、冒頭で「大切な情報をたくさん伝えます。しっかりと耳を傾けメモを取りながらきいて下さい」と、生徒へ注意を喚起する呼び掛けから始まりました。
青雲館では就職を希望する生徒が集まり、就職指導部長、寺岡先生より説明がありました。本校には、毎年2,000枚を超える求人票が届きます。まずは、サンプルを見ながら正社員としての採用か、賃金、選考方法、離職状況等、「求人票を見るときのポイント」は何か、詳細に解説されました。
7月1日から全国一斉に職場見学が、9月16日からは入社試験が始まりますが、高校生には9月中は一人一社しか就職活動ができないという制約があります。これまでに取得した検定や資格、部活動の戦績や役員活動など、履歴書でアピールできるデータを片っ端から集めるよう指示が出されました。また、入社試験で頻出する計算問題や一般常識、図形の認識やクレペリンなどの適性検査の練習問題にもチャレンジ。制限時間が設定された状況に緊張感が張り詰めました。面接試験対策用の想定問答集も配布されましたが、「実際には何が訊かれるのか予測不能です。放課後の面接指導で感覚を鍛えましょう。実践あるのみです!」と檄が飛ばされました。超売り手市場の現在、周到な準備と前向きな行動で、成功の確度が高まります。
至誠館では、進学指導部長、竹下先生から専門学校志望者へのガイダンスが行われました。専門学校は、工業、医療、服飾、家政、理容、ほか様々な分野をカバーする学校です。一定の条件を満たせば、「専門士」、「高度専門士」の称号が付与され、それぞれ大学や大学院への編入学資格を得ることができます。学校教育法に基づいて設置され、都道府県知事から認可を受けた「認可校」の生徒は「学生」としての扱いを受け、通学定期、学割、公的奨学金等を利用することができます。それとは別に認可を受けていない「無認可校」の生徒は、それらの制度を利用できず、学んだ経験を「学歴」とすることもできません。専門士・高度専門士の称号を与えられないなどデメリットがあります。校名からの判断が難しい場合もあり、受験を前に確認する必要があります。
また、少子化の影響で生徒数の確保に必死な専門学校もあり、甘言による勧誘、授業料や入学金の「早割り」等、あからさまに生徒獲得に奔走する学校も少なくありません。巧みな言葉に載せられ「意に添わぬ入学」にまで至るケースが実際にあるそうです。
そこで、保護者と担任の先生としっかり話し合うこと、必ず複数の学校を視野に入れ比較検討すること、最後まで安易な選択をしないこと、と「学校選びのポイント」が強調されました。
竹下先生は、「専門学校は、特定の職業や職種に直接結びつく知識・技能を学ぶ場所です。それが本当に自分の志望する進路なのかを見極めた上で、最終的な判断を下してください」と、最後まで慎重な選択を呼びかけました。
高校・短期大学部連携授業 ~保育・幼児教育コース~
今年度より、本校生徒が清和大学短期大学部の一部講義を受講できるシステムがスタートしました。
これは、高校生が短期大学部の授業に参加することで、受講意欲を促進し高校から短大への学習内容の円滑な接続を図る目的で行われます。接続科目に指定されているのは、保育士資格選択必修科目である「子どもの遊びⅢ」です。
参加する生徒たちは、6月から12月までの講義を受講し、試験やレポートの提出で短期大学部の生徒と同様の評価を受けます。合格の評価を受ければ、修了証書が発行され、短期大学部入学時には科目等履修生として取得した単位が認定されることになります。
担当教授は、短期大学部の古川哲也先生。36名の参加者に手遊びをテーマに90分の講義が始まりました。練習曲は『十五夜さんのもちつき』と『セブンステップ』。どちらも曲のリズムに合わせて、手や体を動かす遊びです。古川先生は、まるで幼い子どもに教えるように、「明るく、楽しく」教えてくださるので、楽しい雰囲気のなか参加した生徒たちからは、終始笑顔が絶えない講義となりました。
『セブンステップ』は、輪になって行う遊びですが、古川先生から「お遊戯会を想定し、舞台を見る側の保護者からも見えるようにパフォーマンスをしましょう」という課題が出されました。生徒たちは車座になって「あーでもない、こーでもない」と真剣に作戦会議を開き、結論が出ないうちにタイムアップ。来週の講義に続きます。
今後もリズム楽器や合奏曲の練習と発表、ボディーパーカッション等のテーマが用意されています。
献血の呼びかけ ~赤十字血液センター~
昨日、千葉県赤十字血液センターから浅野勇助様が来校され、献血の大切さについてお話をしていただきました。生徒たちへ語られた「輸血を受けなければ、命を維持できない人たちがたくさんいます」とのお言葉からは、切実なお気持ちが伝わってきました。
重篤な事故や心臓などの手術で献血が必要とされるイメージが強いですが、その様なケースは実際には3%ほど。血液が必要とされる80%以上は様々な病気を抱える患者さんへの治療だそうです。白血病や血友病などの血液の病気。がん患者が抗がん剤や放射線治療を受けると血液を作る細胞にダメージを受け、血液を補う必要が生じます。出産時の出血は、母子両方の命に関わります。
献血が可能な年齢は、16歳から69歳まで。この十数年、10代20代の人達からの献血が減少傾向にあるそうです。輸血を必要とする人は、今後も一定数を下回ることはありません。浅野様は、「このままの状態が続くと、必要な血液の量が確保できなくなります。血液の代わりになるものが存在しない以上、健康な人達から血液を分けてもらう以外に術がないのです」と、危機感をもって訴えます。
厚生労働省が献血をしたことがない高校生と大学生にアンケートを実施したところ、献血をしない1番の理由は「針を刺すのが痛くて怖いから」、2位は「なんとなく不安だから」だったそうです。
9月12日、13日の2日間、本校で献血が予定されています。もちろん無理をする必要はありません。でも、毎年多くの生徒が献血に参加しています。私たちの小さな勇気で多くの人の命が救われる可能性があります。今年もよろしくお願いします!
生徒総会
本日の全体集会では、生徒会本部役員主導による生徒総会が開催されました。
総会に先立ち、学校長からは、「生徒会役員はみなさんを代表して生徒会活動を運営していますが、みなさん一人ひとりが生徒会の構成員です。役員任せではなく、自分に何かできることはないか、という意識を持つだけで、3年間の高校生活がより充実したものになるはずです」との言葉が伝えられました。
生徒会長の原君から、「6月に入りました。間もなく梅雨入りとなり、21日には夏至を迎えます。梅雨ざむと言われるように、肌寒い日もあれば、日照時間が延びることで茹だるような暑い日になることもあります。気候の変化が激しいのが、この月の特徴です。気温ばかりでなく、気圧の変化や湿度の高さから体調を整えることが難しくなります。冷房の使い過ぎにも注意が必要です。
クエン酸を含む食材を摂取することで、この時期の体調不良を防ぐことができるそうです。
前会長の鈴木明輝さんが言っていた、梅ソーダは試す価値があるものです。クエン酸により体にエネルギーが供給されやすくなり、倦怠感や疲労感を解消できます。また胃の活動を活発化するので食欲増加につながります」と挨拶がありました。
会場に集まる生徒たちに、役員から「生徒総会は、生徒が充実した高校生活を送るために最も重要な機会です。短い時間ですが、一人ひとりがしっかりと考えながら参加して下さい」と呼び掛けがあり、総会が始まりました。
最初の議題は、23年度生徒会会計決算報告。続いて24年度生徒会会計予算案報告でした。先週から決算報告と予算案は教室掲示されており、生徒たちはそれを確認済みです。それぞれの担当者から、本部費・行事費・予備費について、決算報告と予算案の提示があり、どちらも無事承認を得ることができました。
最後の議題は、『真心祭文化の部』(文化祭)についてです。会長の原君から「『真心祭文化の部』のテーマを募集します。LHRの時間を使って、クラスで決めたテーマを所定の用紙に書いて提出して下さい」と、今年度の文化祭テーマ募集が告知されました。
全体集会及び教育実習生紹介
表彰に続き、教育実習生がステージに上がり、学校長から一人ずつ紹介がありました。
今回の実習生は6名。全員が本校の卒業生です。学校長から紹介を受けると、一人ひとりが、自分が受け持つ教科と担当クラスを述べ、「短い期間ではありますが、有意義な実習期間となるよう頑張ります」などと、挨拶をしてくれました。
学校長から生徒にむけて、「まだ大学生であるからこそ、みなさんの先輩であるからこそ、
実習生が語ることに大いに耳を傾けて欲しいです」と述べ、実習生には、「担当の先生方からはもちろんですが、生徒達から学び取れるものが沢山あるはずです」と、双方に実習に対する心構えが伝えられました。
最後に「歓迎と激励の意味を込めて拍手をお願いします」との学校長のことばで、生徒たちから実習生に温かい拍手が送られました。
最後に学校長は講話を述べ、これまで生徒たちが過ごした期間のなかで行われた、中間試験とバス遠足に触れました。特に遠足では、天候に恵まれおよそ2,000人の生徒がディズニーシーを大いに楽しむことができた、と話しをしました。
また、部活動の活躍について述べ、陸上競技部、柔道部、剣道部、卓球部、ソフトテニス部、空手道部、バドミントン部の、7つの部活が関東大会で活躍していることに触れ、健闘を称えました。間近に迫るインターハイ予選については、「3年生にとっては最大の目標となるはずです。悔いが残ることがない様、懸命に頑張って欲しいです」と激励しました。
バス遠足
本日は、新年度初の学校行事“バス遠足”です。全クラス分のバス、55台を仕立てディズニーシーへ出かけました。
過去2回は雨にたたられましたが、今回はそよ風が涼しく、初夏を感じるまずまずの天候となりました。新しいクラスメートとは一ヶ月半を共に過ごし大分打ち解けたところで、同じバスに乗って一緒に遊んでさらに親睦を深めるのがこの遠足のねらいです。
新エリア“ファンタジースプリングス”のグランドオープンを来月に控え、特設サイトや関連イベント、グッズの先行販売など、スペシャルイベント真っ最中のディズニーシーを生徒たちは一日かけて満喫しました。
昨年度から始まった現地解散ですが、心配なのが遊び過ぎです。1950年公開、アニメの古典的名作『シンデレラ』では、フェアリー・ゴッドマザーはシンデレラにこうくぎを刺します。”But like all dreams, well, I’m afraid this can’t last forever.”(すべての夢と同じようにこの魔法は永遠に続くことはありません)と。
「逆境にめげず、けなげに生きるからこそ幸運が訪れる」がこの作品が伝えるメッセージです。明日は授業日。いつもの通りに頑張りましょう!
進路ガイダンス ~進学・就職指導部~
本日1校時目に、3年生を対象にした進路ガイダンスが行われました。進学志望者と就職志望者の会場を別々に設け、それぞれの説明が行われました。
至誠館では、進学指導部部長竹下先生からガイダンスが行われました。一般選抜(一般入試)、総合型選抜(AO入試)など、受験方式に違いがあることが紹介されました。学校推薦型の入試にも「公募制推薦」「特別推薦」「指定校推薦」などの別があり、志望校を選択した上でどの選抜方式を選んで受験をするか、高校生はいくつもの選択肢のなかから選ぶことになります。また、オープンキャンパスへの参加や面接の練習、オイシイ話の拒絶や安易な決定の回避など、積極性と慎重さが同時に求められます。
同様の学部学科を抱える大学の中から何を決め手に志望校を決定するか、学校推薦型選抜と総合型選抜で必要となる『志望理由書』の作成、自分自身に求められる受験資格の確認等、もろもろの準備をこなすなかで、各種申請書類や出願書類の提出といった、手続きの期日が迫ってきます。
就職指導部部長寺岡先生のガイダンスは、青雲館で行われました。就職活動は進学志望者よりもさらに忙しい日程で動くことになります。5月には、本校独自の取り組みである受付実践(来校者を相手にした接客練習)とインターンシップ(企業での就業体験)開始。6月より、職種・企業研究と面接練習に取り組みます。7月には全国一斉の求人票の発行。企業による求人活動が開始されます。夏休みを利用しての職場見学や会社説明会への参加、夏季講習では就職試験・公務員採用試験対策が行われます。8月の就職申込と校内選考を経て、9月16日いよいよ全国一斉の就職採用試験を迎えます。
本校にはハローワークを上回る2000件の求人票が届きます。多くの求人票のなかからどれをチョイスするかはどうしても本人の判断になります。旧年度版を参考にすることもできるし、当該年度のものがタブレットで閲覧可能となります。資格、趣味特技、部活動での戦績など、自分がアピールできるものをリストアップし履歴書へ記入します。調査書に記載してもらうことも忘れてはいけません。
ただし、求人サイトにあるような、極端な高収入が謳われている求人票には要注意です。社会保障への加盟、福利厚生、退職金の有無など、チェック項目はたくさんあります。本校卒業生は、この9年間連続で内定率100%を達成しています。昨年の卒業生もその多くが優良企業への就職を果たしています。景気の好況を反映し、好待遇で高校生を迎え入れる企業が増えている今、チャンスを逃す手はありません。
海外研修事前講習
8月に行われる『ベトナム海外研修』の参加者が集まり、引率の宮越先生から事前講習を受けました。
この事前講習には、1年生から3年生までの参加者18名(男子9名女子9名)が参加。最初に近畿日本ツーリストの富山様から、旅行にかかる費用とパスポートの申請等について、詳しく説明がありました。出発前のスケジュールを確認すると、今後2回の事前説明会、費用の払い込み、必要書類の取り寄せ、パスポートの取得、海外旅行保険への加入等様々な準備を行うことになり、これからの2ヶ月間思った以上に準備に忙しく動くことになります。
学校長は、「18名という多くの参加者が集まり嬉しく思っています。この夏休み、みなさんは現地大学生との交流会や企業への訪問、もちろんたくさんの景勝地を訪れることも予定されています。多くの貴重な体験することになりますが、他の人にはできない体験をすることで、みなさんが見聞を広めてくれることを期待しています」と生徒たちに話しかけました。さらに、「8月5日が今回の海外研修のメインイベントです。午前中はホテルで現地の大学生との交流会が予定されていて、午後には世界文化遺産に登録されているホイアンを訪れ、大学生とグループを作り散策します。ご当地料理を思う存分楽しむことができます」と今回の研修最大のお楽しみについて情報を提供してくれました。現地での同行を予定している学校長は自ら用意しているサプライズにも言及。生徒たちから歓声が沸きました。
休憩をはさみ、最後は宮越先生からパスポートの所有やアレルギーの有無などの確認が行われました。ホテルの部屋割りの説明では、「どうやら物凄い部屋に泊まれるらしいぞ」との言葉に、生徒たちの期待が膨らみました。
次回は6月15日(土)に、保護者を交えた2回目の説明会が予定されています。
SNS講習会 ~生徒指導部~
本日は、中間試験の最終日となりました。午前中に試験を終え、午後は1学年から3学年までの、すべての生徒が至真殿に集まり、講師の方よりSNSトラブルについて講習を受けました。
千葉県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課から、情報セキュリティアドバイザーをお務めになる星野和彦様を講師にお招きし、「SNSと高校生のトラブル」に焦点を当て、講習をしていただきました。例年は1年生に対してのみ『ケータイ教室』を開いてきましたが、今年は全学年の生徒を対象にした講習会になりました。
星野様は、ハッカーやインターネット犯罪への対策等を講じ、一般の人がインターネットトラブルに巻き込まれたり、サイバー犯罪等の被害を受けたりしないよう、その防止に日夜努めていらっしゃいます。
現在全世界のインターネットの利用者は約51億人(全人口の65%)、SNS利用者はおよそ48億人(同60%)にも上るとのこと。日本におけるインターネット普及率は83%、SNS利用者は75%と、大半の人が日常的に使うものとなっています。日本の高校生がインターネットに接続している時間は、平均で5時間。諸外国の接続時間には及ばないそうですが、今後さらに増える傾向にあります。
星野様が厳選したテーマは、「炎上」「ニセ情報」「ネット喧嘩」「犯罪予告」「AI活用トラブル」そして「闇バイト」の6つ。
たびたび起こるのが外食チェーン店での悪ふざけをネットに上げてしまうことです。炎上を起こして誹謗中傷が殺到したり、個人情報をさらされ地元での生活ができなくなったり、最悪数千万単位の賠償請求も珍しくありません。災害時の混乱に乗じ、人々の不安をあおるニセ情報の拡散。ネット上にあふれる高額報酬のバイト情報。その誘惑に負けてしまえば、闇の集団の手中に落ちることになります。個人情報を握られ容易く抜け出せません。
鳥肌が立つような実例が多数挙げられましたが、臨場感あふれる語り口調に生徒たちは星野様のお話に引き込まれるように聴き入りました。
最後に生徒指導部長、鈴木先生より「当然、みなさんもSNSでのトラブルとは無縁ではありません。実際に何らかの被害を受けて問題を抱えている人がいるのなら、躊躇せず相談して下さい。そしてくれぐれも安易な行動をしないよう、気を付けて下さい」と生徒たちへの注意喚起がありました。
全体集会
本日の集会は、1年生から3年生の全生徒が今年度初めて至真殿に集う集会となりました。吹奏楽部の演奏で、全員で校歌を斉唱しました。
まずは、生徒指導部長鈴木先生から、5月23日(木)に予定されているディズニーシーへのバス遠足について、諸注意が伝えられました。服装、バス内や現地でのごみの処理、当日は入場ゲートで持ち物のチェックがあること、周囲に迷惑行為を慎むこと等、自覚をもって行動するよう、呼び掛けました。
集会では、今年度初めて全生徒によって校歌が歌われました。学校長はこのことに触れ、「世の中にはたくさんの歌がありますが、この校歌は在校生のあなた方と本校を卒業した人達だけが歌う、大切なみなさんだけの歌です」、と生徒へ語り掛けました。
学校長は、本校はかつての木更津中央高校(1963年開校)と清和女子短期大学付属高校(1973年開校)が2003年に統合されてできた高校であり、その時両方の校歌の歌詞が組み合わされ現在の校歌に歌い継がれていることを紹介しました。さらに、古事記と日本書紀に登場するヤマトタケルノミコトとその妃オトタチバナヒメ、そのゆかりの地である太田山が歌詞中に織り込まれていること、現在の校舎は清和女子短期大学付属高校、至真殿は野球グランドの、それぞれ跡地に建つことなど、本校の沿革と校歌の歴史を披露しました。「“わが学び舎に真心の 若き命を育まん”の歌詞には、精神性の高い若者を育てよう、という建学の精神、本校の願いが謳われています」と言葉を結び、生徒たちが校歌に愛着を抱き、様々な場面で胸を張って歌うことを求めました。
公務員ガイダンス週間 ~就職指導部~
4月23日から30日の期間を『公務員ガイダンス週間』とし、将来公安系の公務員を目指す生徒を対象に、ガイダンスを実施しました。
第1回、自衛隊ガイダンスが4月23日に行われました。講師を務めていただいたのは、防衛省千葉地方協力本部木更津地域事務所の主任広報官である米田崇様と専任広報官である奥千春様のお二人でした。そして2年前に本校を卒業し、現在陸上自衛隊木更津駐屯地で陸士長を務めている児玉遥さんもガイダンスに参加してくれました。参加生徒10名は、自衛隊の多岐にわたる任務や活動、様々な職種についての説明に大変熱心に耳を傾けていました。自衛隊一般曹候補生に合格するまでの取り組みや、入隊後の苦しかったこと楽しかったこと、寮での生活など、児玉先輩の体験談は特に聴き応えがありました。
第2回は4月26日に実施した千葉県警察官ガイダンスでした。今回は千葉県木更津警察署警務課警務係、警部補である鈴木智宏様にご来校いただきました。参加した生徒7名は、職務内容に関する説明を真剣に聞いていました。福利厚生、特に給与面に関しては千葉県警察官は警察官の中では全国で一番優遇されているとのことです。生徒たちが身を乗り出して聞いたのは、高速道路での取り締まりのエピソードでした。速度違反の車を捕まえるためには、当然それ以上のスピードで追跡することになります。颯爽とした「正義の味方」のイメージ通りの仕事です。でも生徒たちを圧倒したのは、警察官は命がけの重い責務を背負っているという現実でした。参加者たちは、警察官としての職務を果たすためには、これからは全力で勉強に励み身体を鍛えなければ、という思いを新たにしました。
第3回は4月30日に実施した警視庁ガイダンスです。警視庁採用センターキャリア・アドバイザーである木嶋丈男様に来校していただきました。この回には5名の警察官希望者が参加しました。警視庁は東京都の警察行政を司る組織であり、日本の心臓部である首都を守るという重要な任務があります。職務を全うするには、正義を守るという強い信念が必須です。一方で、「働き方」については十分配慮されていて、警察官のプライベートな部分をしっかり守るシステムをわかりやすく説明してくださいました。公私のバランスが考慮されている組織と勤務体系に改めて関心を示す生徒も多くいました。
この週には、今年の3月に卒業して自衛官になったばかりの3人が本校を訪れるというサプライズがありました。この若きホープたちは、現在朝霞駐屯地に勤務し、恩師や部活動の後輩達に、現状報告と挨拶を兼ね母校を再訪してくれました。すれ違う在校生からは彼女たちの制服姿を見て「かっこいい」という声が多く聞かれました。
自衛官と警察官は決して楽な仕事ではありません。人々の命と財産を守り、日本の安寧を保つという仕事には多くの苦労が伴うことは想像に難くありません。高校時代の懐かしい面影を残す彼女たちから、日本の明日を見据える凛々しさと、高い志を持って活躍をしている逞しさが確認できました。
インターンシップ説明会 ~就職指導部~
18日(木)、19日(金)の両日、就職指導部が主催するインターンシップ参加を希望する生徒たちが、被服室に集合し、寺岡就職指導部長からガイダンスを受けました。
参加者多数が見込まれたので、2日に分けての説明会でしたが、両日とも収容人数を超える90~110名余の参加がありました(合計で202名)。
寺岡先生は、まず「インターンシップは、協賛していただいた企業・団体のご協力を得て、君達高校生が社会参加をするという企画です。真剣さの欠ける姿勢での参加は許されません」と強調しました。
インターンシップは、本校生徒が就業体験をすることで、働くことを学び、労働や社会参加への意識を高めるために行われています。就職指導部が近隣の、70以上の企業・団体と提携関係を結び、生徒の受け入れをお願いすることで実現しています。
寺岡先生は、「モノ作り・工業系」、「接客・サービス系」、「美容・理容系」等のジャンル別に、具体的に受け入れ先を紹介。製鉄、ゴルフ場、市役所、建築業など、その職種は多岐にわたっています。「医療看護系」では、理学療法士を目指す人の病院での実習も可能であるなど、詳しい説明を加えました。
今回の説明を受けた上で、5月には参加希望者に改めてガイダンスを行い、各企業・団体への申込みを行う予定です。
「平日、授業を公欠して参加するインターンシップは、決して遊びではありません」と寺岡先生は念を押します。「なにより、みなさんの進路の選択と決定に役に立ち、就職ばかりでなく進学に関しても有益だった、と多くの先輩たちが報告してくれています」とその意義を伝えました。最後に「自分が学生ではなく、社会人であるとの自覚をもって参加をして下さい」と生徒たちに訴えました。
新入生オリエンテーション
新1年生は、昨日の入学式を経て正式に本校の一員となりました。入学2日目となる本日は、オリエンテーションで、様々なガイダンスを受けました。
午前中は、クラスごとに個人写真の撮影のために体育館へ移動。教室に戻ると、配布されたばかりの、真新しい教科書に名前を書き込みました。時間が空くと、広い校内を見学するため、担任が先導して散策に出かけました。殆どのクラスが、満開の桜を背景に集合写真を撮っていました。
午後は、全クラスが至真殿に集まり、各担当教員から講話がありました。生徒指導部長からは、校則について。教務部長からは、「単位と進級・卒業認定」に関する説明。進学・就職指導部長からは、「高校卒業後の進路に意識を向け、1年次から取り組めることがたくさんあります」等の説明がありました。また、養護教諭からは、保健室の利用の仕方やスクールカウンセリングに関する説明がありました。夏休み中、ベトナムでの開催が予定されている『海外研修』についての説明では、多くの生徒が興味を示していました。
昨日とは一変、本日は快晴に恵まれました。丹沢の山並みのむこうに、富士山を眺めることができました。
入学式
本日、本校開校以来最多となる760名の新入生を迎え、『第22回 入学式』が挙行されました。
新入生は、会場に参列した保護者のみなさまと教職員からの大きな拍手に迎えられ、クラス担任の先導で入場しました。
式は、学校長からの「760名の生徒の入学を、正式に許可いたします」との入学許可宣言で始まりました。新入生たちは担任の呼名に、「はい!」と応え、起立して保護者席に向き返りました。全員の紹介を終えると、クラスごとに礼をして着席をしました。
特進ハウス3クラス、1学年ハウス16クラス、合計19クラスの紹介を終えると、ステージ上には担当教員が並び、学校長からクラス担任と両ハウスのハウス長が紹介されました。
学校長は、式辞で「社会の良心になれ」、「困難にくじけない逞しい人間になれ」、「大いなる真実の自己に生きよ」と本校の教育目標を掲げ、「嘘偽りのない正直な人間であってほしい。自立心のある自分に誇りを持った人間になってほしい」と、木更津総合高校建学の精神『真心教育』に触れました。
さらに、「ただ楽しい毎日を送る高校生活ではなく、辛さや苦しさも含めて何かに本気で取り組んだ3年間は、必ずやみなさんのこれから先の人生を支える心の土台となるでしょう」と、志を持って3年間の高校生活を過ごすよう、新入生に訴えました。
新入生代表、内間清香さんは、「自らの目標に向かい、勉強、運動に厳しい鍛錬を積み、努力していきます。自分で選んだ道なので、これから真心教育のもと、自分に責任を持ち、充実したものにしていきたいと思います」と高校生活に臨む覚悟を述べ、宣誓を行いました。
生徒会長、原颯汰君は、「この3年間で出会う仲間たちとの思い出は、この先の人生においてかけがえのないものになるはずです。この木更津総合高等学校にて、一緒に学ぶことができるのは何かのご縁ですので、楽しい思い出を作り上げていきましょう」との言葉で新入生を歓迎しました。
本日はお足元の悪い中、実に多くの保護者のみなさまに参列していただきました。また、心のこもった祝電をたくさんいただきました。戸外は雨、風共に激しく、春の嵐の中での入学式となりましたが、滞りなく終了することができました。多くのご配慮とご協力に大変感謝しております。誠に有難うございました。
始業式
いよいよ令和6年度の始まりを迎えました。本日は進級したばかりの2年生、3年生が至真殿に整列し、始業式が行われました。
学校長は講話で、まず3年生に向けて「1年生、2年生の良き模範となること」、また「部活動や学校行事では、しっかりとしたリーダーシップを発揮すること」、「最後の高校生活を楽しむと同時に各自の進路に向けて真剣に取り組む1年間とすること」と伝えました。2年生に対しては「上級生になったのだという自覚を持って過ごすように」、「1年生に範を示すと同時に、自分のやるべきことに励むように」と述べました。さらに、全体に対しては、明日新入生を迎えることで、「県下有数の生徒数を擁する学校の一員であることを十分意識し、近隣の方々からの注目をプラスに転じる努力を怠らない」よう、訴えました。
最後に、年度の開始に際し「挨拶をしっかりすること」、「服装を整えること」、「遅刻・欠席をせず、登校を続けること」、「勉強に励むこと」、「清掃を徹底すること」と、5つの要望事項を確認しました。
生徒会長、原君は「春休みが明け、新学期が訪れました。3年生は受験が近づいています。これから入試に向けて毎日を大切に、時間を有効活用し勉強に励んでください。そして、高校生活最後の行事を目一杯楽しんでください。2年生は明日から先輩として過ごすことになります。新入生の手本となる言動をとるよう努めましょう。目標を立てることで自分の努力や成果が見えやすくなり、自信にも繋がると言われています。明確な目標を持つことは、成績をアップしたり、部活動でよい結果を残したりすることへ繋がることでしょう。是非目標を立て、それを達成出来るよう今年度も頑張って行きましょう」と挨拶を述べました。また、3月に行われた『能登半島災害義援金』の集計金額が44,099円に達したことを報告し、「みなさんの募金は、日本赤十字社を通じ被災地に送られ復興に寄与することになります。ご協力ありがとうございました」と謝辞を伝えました。
英語科主任、宮越先生からは、今夏ベトナムで行われる『海外研修』についての案内がありました。
生徒指導部長、鈴木先生からは、新しい『生徒心得』と『生徒指導基本方針』について説明がありました。また、駐輪場での施錠が徹底されたため、この1年間自転車の盗難が無かったことを報告し、「施錠と自転車登録の徹底」を呼びかけました。
入学準備登校
本日、新一年生たちが様々な準備をするために、入学式に先立って登校しました。
生徒たちは、受付で各自の在籍クラスを告げられ、至真殿のフロアーで待つ担任と初の対面。名札としおりを受け取り、クラスごとに列に並んで座りました。
近隣の高校の入学者数を大きく上回る新入生を前に、学校長は「多くの新入生を迎えることになり、大きな責任を感じています。みんなが本校に来て良かったと思ってもらえる高校生活を送って欲しいし、次の進路に進む時には、みなさんがそこで歓迎され活躍ができる人物に育って欲しいという気持ちがあります。楽しいことが沢山ある一方で、みなさんも自分の行動や選択に責任を持ち、自分に対して厳しさを失わずに高校生活を過ごして欲しいと思います」と、歓迎の言葉で新一年生を迎えました。
至真殿では、1年生担当教員が紹介された後、入学式に備え式や校歌の練習をしたり、自分の持ち物に名前を書き入れたりしました。
教室に移動し、LHRが行われました。生徒たちが必要書類を提出すると、担任から改めて入学式の詳しい説明を伝えられました。生徒手帳の配布、ロッカーの使い方の説明、昼食後には身体測定を受けるなど、新入生は忙しい一日を過ごしました。
終業式
終業式が至真殿メインフロアーで行われました。生徒会長原君と学校長から、今年度最後を締めくくる挨拶が行われました。
原君は、「いよいよ今のクラスメイトと過ごす最後の日となりました。 1年間を振り返ると様々な思い出が蘇ります。3月1日、快晴の下行われた卒業では、在校生代表として送辞を読み、卒業生を送り出すことのできたことを嬉しく思います。
さて、明日から春休みを迎えます。 2年生はいよいよ受験が近づいてきました。自分自身で決めた進路に進めるよう、春休み中は計画的に授業の復習や受験勉強を進めましょう。やがて新入生が入学してきます。よい先輩となれるよう心掛けましょう。トラブルや事故に注意し、よい春休みをお過ごしください」と述べました。
学校長は、「令和5年度を振り返ると、コロナ前にもどり通常通りの学校生活を送ることができました。体育祭と文化祭、修学旅行等、予定されていた全ての学校行事をほぼ完全な形で実施することができました。部活動も正常に行われ、輝かしい成果を上げてくれた部活もありました。奇しくも今年度は木更津総合高校誕生20周年を迎える年となりました。その節目の年をこのような良い形で締めくくれたことをとても嬉しく思います。
さて、間もなく新年度を迎えます。気持ちを切り替えるには、絶好のチャンスです。自分の夢を達成するために目標を立てることは、高校生には必須のことです。しかし、目標を立てるだけでは十分ではありません。それを達成するためには、いくつかの方法がありますが、一日の時間配分と時間の使い方を変えることは、効果的かつ現実的なやり方です。どのように時間を有効に使うか、春休みはそれを考える最適の期間になるはずです。
世間から多くの注目を集める本校は、4月には過去最多の新入生を迎える予定です。皆さんが下級生に範を示すとともに、しっかりとリーダーシップを発揮してくれることを期待しています」と、生徒たちに伝えました。
離任式
今年度を最後に、本校を離任される先生方からご挨拶をいただきました。在職期間は様々ですが、「残された高校生活を悔いの無い様に充実した日々を過ごして下さい」など、本校の思い出や生徒たちへの励ましの言葉を伝えていただきました。
先生方のお名前を次にご紹介いたします。
伊藤先生(英語)、杉田先生(国語)、麻埜先生(音楽)、風間先生(数学)、木樽先生(英語)、川路先生(数学)、髙尾先生(書道)、萱野先生(英語)、中村先生(理科)、大西先生(理科)、西村先生(国語)、佐藤先生(事務)
学校長から「先生方への感謝の気持ちと新天地でのご活躍を祈念して、大きな拍手を送りましょう」と促され、生徒たちは温かい拍手を送りました。
“強”歩大会
北風が冷たく吹き付ける一日となりましたが、晴天に恵まれ、本校伝統行事、“強”歩大会が開催されました。1、2年生の、およそ1,330名の生徒たちが全長14㎞の踏破にチャレンジしました。
開会式は、人工芝グランドが改修工事のため、各ホームルーム教室にて放送で行われました。
学校長からは、「この強歩大会は、競うことが目的ではありません。景色を楽しみながら自分のペースで歩いて下さい。参加者全員が完歩し、今年度最後の思い出を作ってくれることを期待しています」と、励ましの言葉がありました。
生徒会長原君は、「強歩大会は、今年度最後の全校行事です。そして、今のクラスメイトとの最後の行事です。 1年間の思い出を振り返る話をしながら、楽しく完歩を目指しましょう。また花粉がとても多く飛び交っています。花粉対策も忘れずに行いましょう」と参加者に呼び掛けました。
近隣の交通を妨げないよう、ハウスごとに時間差を設けて出発。県道23号(通称:矢那街道)を南東に下り、矢那川ダム湖をぐるりと回って、第1チェックポイントのかずさ1号公園と第2チェックポイントの鎌足公民館でリストバンドに☑を入れてもらいます。
ダム湖周辺の道路は起伏に富みドライブには絶好のロケーションですが、歩いてみるとかなりしんどい道のりです。それでも咲き始めたばかりの春の花々が目を慰め、湖面を渡る風が背中を押してくれます。そしてなにより、仲間と肩を並べて歩くことが一番の励みになります。
至真殿階段下に設けられたゴールでしっかり歩いた証のリストバンドを提出して、踏破完了です。最終組が校門を出発してからおよそ3時間30分後の、13:15p.m. 、最後の生徒がゴールに到着しました。
生徒会のみなさん、事前準備と後片付け、有難うございました。強歩大会は、無事大成功で幕を閉じました。スマートフォンを教室に残し、季節を感じながら友と一緒に歩く行為は、生涯の中でも得難い経験となるはずです。
予餞会
本日は、3年生が12月以来の登校となり、全校生徒がそろった校内は、久し振りににぎわった雰囲気に包まれました。
卒業を2日後に控えた3年生を送り出すために予餞会が開かれました。1・2年生の生徒会役員が中心となり、企画・運営を務めました。
至真殿メインフロアーで1・2年生が登場を待ちわびるなか、満場の拍手が沸き起こり3年生が姿を現しました。
前半の企画では、オープニングを飾った和太鼓部の力強い演奏が会場を大いに盛り上げ、ダンス部の魅惑のパフォーマンスに場内が沸騰しました。チアリーディング部は躍動の演技で、3年生の旅立ちにエールを送りました。吹奏楽部の見事な演奏に続き、チア部&吹部コラボでの“野球応援”が、生徒演目最後の締めとなりました。全生徒の気持ちが一つになった瞬間でした。また、夏のスタジアムでの熱闘が思い出され、やはり多くの月日が流れたことが実感されました。
後半は、生徒会企画。この日まで内容が伏せられていた企画でしたが、3組のお笑いタレントの方々が登場してくれました。クールポコのお二人は、本校生徒の多さに驚きの様子。それでも、杵と臼を持ち「な~に~っ!?やっちまったな~」のネタで会場を笑いの渦に。ちゃんぴおんず。のお二人は、音響機器のトラブルさえも笑いに変える、軽妙なトークを繰り広げ、これが生徒に大うけしました。土佐兄弟さんは、勢いと構成のバランスが絶妙でした。物まねや良く練られたネタはお笑いの王道をいく芸風で、生徒たちは最後まで笑いが絶えませんでした。3組のパフォーマンスが終わると、生徒会役員から、感謝の気持ちを込めて、応援グッズや似顔絵などが贈呈されました。
最後は、生徒会の新旧会長が壇上に上がり、在校生からの記念品が卒業生へ贈られました。
学校長からは、「令和5年度、全校生徒が集う最後の機会となりました。心のこもった、思い出に残る予餞会となりました。本当に素晴らしい催しでした」と絶賛の講評が送られました。
建築業界ガイダンス ~就職指導部~
2月21日の放課後、株式会社ダイニッセイの中山浩一様、釜石美麗様に講師としてご来校いただき、建築業界ガイダンスを実施しました。業界の現状ややりがい、どんな仕事があるのか、取得できる資格などについて教えていただきました。将来、建設関係の進路を選択肢の1つに考えている2年生が4名参加しました。
まず釜石様からダイニッセイの実績について紹介がありました。ダイニッセイは“東京ソラマチ”で有名なスカイツリーイーストタワーの建設をはじめ、東京駅丸の内駅舎保存・復元、県内では亀田病院やイオンモール幕張新都心店の建設に携わっている、現在最も熱い建設会社の1つです。最近では学校の目の前にあるユニクロの建設を手掛けたという情報に、生徒たちは高い関心を示しました。またダイニッセイは「施工図」、「加工場」、「現場」を一社でこなすパワフルな会社です。SDGsにも高い意識を持ち、特に鉄筋の端材を出さないようにするため、ロール状の鉄筋を社内で断裁し無駄をなくす技法をいち早く導入しています。さらに社員の生活の質を高めることを第一に考え、年間の休暇日数を選択できるフレキシブルな働き方を採り入れています。これらの企業努力と社会貢献は高く評価され、国からの勲章や大臣賞等、数々の賞を受賞しています。最近では市原市より「市原で大切にしたい会社」特別賞を受賞されたとのことです。
つづいて中山様から鉄筋施工技能検定について説明をしていただきました。中山様は厚生労働省認定『ものづくりマイスター』の資格を持ち、これまで指導を受けた方の多くが検定に合格し建築業界で活躍されているとのことです。生徒たちは中山様から直接指導を受け、ハッカーという工具を用いて鉄骨同士を針金で結びつける体験をさせてもらいました。この、職人が現場で使うハッカーという道具でさえ、最近では電動のものが登場し、さらにロボットが自動で行う作業になりつつあると聞き、最先端の技術に生徒たちからは感嘆の声が漏れました。
ダイニッセイの社訓、「鉄の結束で未来を造る」という言葉は、鉄骨を結びつける強さと仲間同士の結束力の強さの両方を表しています。本校では3年生になるとインターンシップが実施されますが、今回参加した生徒たちからは、ぜひダイニッセイのインターンシップに参加したいという声が聞こえてきました。
中山様、釜石様、ダイニッセイの皆様、本当にありがとうございました。
修学旅行最終日 ~一般クラス~
2月10日(土)、一般クラスの修学旅行も最終日を迎えました。A班は京都、B班は広島で午前中を過ごし、午後それぞれの場所から帰途につきました。
A班は、知恩院、東山、清水寺等を巡りました。やはり昼食は、清水順正で名物の湯豆腐を堪能。京都駅発14:05発のぞみ389号に乗り、16:21東京駅に到着しました。
B班は、午前中に広島平和記念資料館を見学後、午後は班別での研修となり、市内を巡りながら昼食をとりました。広島駅14:03発のぞみ98号に乗り、17:57東京駅に到着となりました。
最終日はちょうど春節と重なり、特に京都は多くの外国人観光客で混雑したそうです。どちらの班も5日間の疲れからか、多くの生徒が新幹線内で爆睡する姿が見られました。
修学旅行最終日 ~特進・進学クラス~
いよいよ5日間を過ごした沖縄とお別れです。曇りがちな日が続きましたが、最後になってようやく雲間から青い空がのぞき、青い海が本来の輝きを見せてくれました。
全員元気に朝食を済ませてから、沖縄ビーチの雰囲気を噛み締めるように味わっている様子が印象的でした。
那覇市内に戻り、最後のお楽しみ国際通りでの自由研修。那覇の繁華街を散策、昼食を済ませ、那覇空港へ移動。チェックインを済ませ一路羽田へ。帰路はANA468便で、少し遅れて羽田に到着。4泊5日の沖縄の旅を、無事終えることが出来ました。
特進・進学クラスの修学旅行の記事は、5日間ともハウス長竹内先生からの現地報告に基づいて構成しています。
修学旅行4日目 ~一般クラス~
いよいよ修学旅行も終盤に入りました。昨日ユニバーサルスタジオジャパンで合流した後、両班の行程は入れ替わり、A班は京都へ。B班は午前中に道頓堀を散策後、新幹線で広島へと移動しました。
A班も、着物でキメてのクラス別研修となりました。生徒たちは慣れない着物に苦戦していたものの、大変貴重な経験となりました。
北野天満宮でご祈祷、人気の和菓子店『甘春動東店』での和菓子体験、通天閣を仰ぎ見ながら新世界を散策等、クラスごとに趣向を凝らしたコースをたどりました。寒いのではないか心配していた気温も暖かく、心地の良い1日でした。
グリコの看板を背景に記念写真を撮り、名物のこなもん(たこ焼きやお好み焼き)、串カツ、話題のスウィーツに舌鼓を打ち、B班も道頓堀を満喫しました。午後には安芸の宮島。厳島神社参道の名店で、もみじ饅頭を楽しみました。
修学旅行4日目 ~特進・進学クラス~
残念ながら雨のため、伊江島でのサイクリングが中止になりましたが、しっかりと替わりのメニューが用意されていました。届いた写真を見ると、曇り空でも沖縄の海はコバルトブルーです。
プログラムが変わり、国営沖縄記念公園の中にある熱帯ドリームセンターに向かいました。熱帯植物や生き物の観察。その後は同施設内にあるプラネタリウムに行き夜空を鑑賞。ここまでの修学旅行の疲れから睡眠時間となってしまった生徒もいたようです。
午後は沖縄名物、紅芋タルトで有名な、お菓子御殿でショッピングを楽しみ、最後は琉球村という観光地にてシーサーの色付け体験をしました。脅威の集中力と溢れるセンスで思い思いのシーサーが出来上がりました。
ホテルに帰り、まだまだエネルギーが溢れていた生徒達の中には、ホテル前のビーチに飛び出してビーチバレーに興じる姿もありました。
夕食を済ませた後は各部屋で荷造りと、友人達との修学旅行最後の夜を楽しんでいます。
明日は国際通り自由研修のあと、皆で那覇空港に向かいます。
以上、ハウス長竹内先生からのレポートでした。
修学旅行3日目 ~一般クラス~
本日は、A班B班が合流し、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)で一日を過ごしました。
2月8日(木)は、旅程のちょうど折り返し点になります。別々の行程で動いていた、両班がUSJで合流、570余名の仲間が一堂に会することになりました。
USJは初めて、という生徒がほとんどです。スマホで仲間と連絡を取り合ったり、マップを手にして目当てのアトラクションに並んだりしながら、楽しく1日を過ごしました。
ここぞとばかりに大量にお土産を買い込み、バスに持ち込む姿が目立ちました。
集合場所が遠かったのですが、全員が時間を守って遊ぶことができたようです。
修学旅行3日目 ~特進・進学クラス~
今日は2泊を過ごしたヒューイットリゾート那覇から、ザ・ムーンビーチミュージアムリゾートへ宿泊先を移ります。移動に備え、荷造りに忙しい朝となりました。
美ら海水族館、カヌー体験やマングローブの散策など、沖縄らしいメニューが盛りだくさんです。
今日は午前中にこの修学旅行のメインの一つ、美ら海水族館を見学し、巨大なジンベイザメに驚嘆したあと、沖縄の有名なステーキハウスで300gのステーキを全員で堪能しました。
午後は北部に移動して、やんばるのマングローブ探索とカヌー体験のアクティビティ。国立公園に指定されているマングローブの原生林が生い茂る河を2人1組チカラを合わせて漕いだカヌー体験は大変貴重な経験となりました。
かなり体力を使い、くたくたになりながらムーンビーチホテルに到着しました。昨日とは趣の違うホテルに戸惑いながらも、明日に備えバイキングでエネルギーを補給しました。
修学旅行2日目 ~一般クラス~
A班は、午前中に厳島神社を見学。広島から大阪に移り、午後は道頓堀を散策しました。
B班は、クラス別研修。京都を中心に、クラスごとに企画したコースを巡りました。
A班は、安芸の宮島へ。鹿と写真を撮ったり、作りたてのもみじ饅頭を食べたりして楽しみました。新幹線は2便に分かれて、新大阪駅に移動しました。道頓堀ではどの通りに行ってもたこ焼き屋の前に総合生の姿がありました。
B班は、クラスごとにバスを仕立て、クラス別の行動です。着付けを楽しんだ生徒が大勢いて、人気の伏見稲荷、祇園や嵐山を着物姿で闊歩し、冬の京都を満喫しました。
8日(木)は、いよいよA班B班が、ユニバーサルスタジオジャパンで合流します。
修学旅行2日目 ~特進・進学クラス~
全員が元気に過ごしているようです。2月7日の様子を、ハウス長竹内先生から詳しく伝えていただきました。ガマ見学時の写真を見ると、大変そうな感じが伝わってきます。
午前中はクラスごとに別々のガマに入り、専属のガイドさんの話を聴きながら沖縄戦の悲惨な状況を追体験してきました。修学旅行でもないと決して行くことのないガマの中での体験は、生徒たちにとって、かけがえのないものになったことと思います。
バスで高速道路を走り、北谷のアメリカンビレッジで昼食を含めた自由行動やショッピングを思い思いに楽しんだあと、沖縄ワールドに移動。沖縄伝統芸能エイサーショーを楽しみ、玉泉洞という鍾乳洞のコースを歩き、幻想的な景色を堪能してホテルに戻りました。
夕食まで少し時間がありましたので、まだまだ元気の余っていた生徒たちの中には国際通りの下見に出かけた生徒もいました。
疲れも溜まっているはずですが皆とても元気です。
修学旅行1日目 ~一般クラス~
一般クラスの生徒たちも関西方面への修学旅行が始まりました。こちらも混乱なく6日(火)朝、東京駅に集合、定時に出発することができました。
15クラス、生徒だけで577人の大旅団を組む一般クラスは、奇数クラスのA班、偶数クラスのB班に分かれ、それぞれの旅程で修学旅行をすすめます。
A班は、のぞみ19号で東京駅9:12発、13:02広島駅着。広島平和記念資料館を見学し、市内で班別行動となりました。軍港を擁したこともあり、戦時中経済的に栄えた広島は、原爆の標的になりました。現在の平和な市内を歩くだけでは、炎に包まれた街の姿を想像するのは難しいことですが、原爆ドームを間近に見ると、その悲劇が現実であったことを思い起こします。
B班は少し遅れて、10:00発のぞみ219号に乗り、京都駅12:15着。清水寺を見学後、東山を散策しました。お昼は、清水順正で名物の湯豆腐を堪能しました。
A、B両班は、8日(木)にユニバーサルスタジオで合流し、滞在場所が入れ替わる行程をたどります。
修学旅行1日目 ~特進・進学クラス~
2月6日(火)から修学旅行が始まりました。引率の先生方から、早速現地の様子が伝えられています。特進・進学クラスは、真冬の関東を脱出し、南国沖縄で4泊5日を過ごします。現地の気温は19℃。春のような温かさです。
6日朝9:00羽田空港集合。前日の雪で都内の交通機関の混乱が予想されていましたが、予定通りJAL913便で10:30出発、13:30那覇空港に到着しました。
ひめゆり平和祈念資料館、沖縄県平和祈念資料館、平和の礎を巡りました。沖縄は、太平洋戦争末期米軍が上陸し激戦地となりました。幼い子ども達を含め多くの一般市民が犠牲になった悲劇の歴史を物語る資料から、生徒達は多くのことを学びました。
ホテルに戻り、夕食のバイキングに舌鼓を打ちました。朝が早かった分、眠気を隠せない生徒もいました。
芸術鑑賞会 ~邦楽ユニット『あべや』~
午前中は、進路ガイダンスで過ごした1年生でしたが、午後は恒例の芸術鑑賞会を楽しみました。演奏を披露していただいたのは、新感覚の邦楽ユニットの『あべや』のみなさんでした。エンディングでは、和太鼓部とのコラボ演奏も加わり、1年生は楽しく、エンターテイメントライブを満喫しました。
『あべや』さんは、津軽三味線全国チャンピオン 阿部金三郎さん・銀三郎さん兄弟を中心に結成された日本民俗音楽芸能集団で、ボーカル担当の根本麻耶さん、三味線と鼓を担当、見事な『どじょうすくい』を披露してくださった安藤龍正さん、尺八・笛を担当していただいた佐藤公基さんの、計5人のユニットです。
邦楽というと、高校生には正直縁遠いイメージを持つジャンルの音楽です。ところが、津軽三味線の激しいリズムやこぶしの利いた歌声が、見事に生徒達を魅了しました。迫力の演奏を目の当たりにして、邦楽が持つ力強さと奥の深さに圧倒された様子でした。
愉快なトークにすっかり打ち解けた生徒たちは、金三郎さんの求めに応じて盛んに曲をリクエストしたり、舞台に上がって銀三郎さんとソーラン節を踊ったり、最後までノリノリのライブとなりました。
和太鼓部の演奏には、3年生も参加。最後には、素晴らしい演奏に感謝の気持ちを込めて、代表生徒から花束が贈呈されました。
進路ガイダンス
本日2年生が、修学旅行に出発。校舎に残った1年生は、午前中に進路ガイダンスを受講しました。1年生は、前日の降雪で1時間遅れの登校となりました。
ガイダンスは、教室や講義室、音楽ホールなどを会場にして、38ヶ所で開講。受講できる分野は、医療、建築、理美容、動物、観光など多岐にわたり、大学・短大、専門学校から講師の先生方が来校し、講義をしていただきました。
生徒たちは、あらかじめワークシートに希望する講座を3つ書き込み、設定された会場でレクチャーを受けました。いくつかの講義を受けることで、1年生は、職業に直結する専門的な知識や技術を学ぶ専門学校と、一般教養を含め広い分野を学びながら、視野を広げ思考を深める大学との違いも知ることができました。今回のガイダンスは、卒業後の進路に思いを巡らし、これからおよそ2年間の高校生活をどの様に過ごすべきかを考え始める、よいきっかけとなりました。
始業式
本日、至真殿にて始業式が行われました。年頭に当たり、生徒会長、学校長、それぞれから挨拶が伝えられました。12月に卒業試験を終えた3年生は登校せず、1年生、2年生だけで行われる集会となりました。
生徒会長の原君からは、「新年あけましておめでとうございます。今年の干支は辰年です。十二支の中で一番威勢の良い年です。困難なことやうまく行かないこともあると思いますが、『登竜門』の言葉の通り、何かに挑むという目標を持ち続ければ、鯉も竜となって高く飛翔します。竜のように目標が達(タツ)成できるように頑張っていきましょう!」と挨拶がありました。
学校長は、先ず元日に発生した地震で犠牲になった方々、被害を受けた方々にお悔やみとお見舞いの言葉を伝えました。また、13年前に起きた『東日本大震災』等に触れ、「いつ起きてもどこで起きても、自分のからだと命を守ることを最優先に考えて対処が出来るよう、常に災害に備える心構えを持って欲しい」と生徒たちに注意を喚起しました。
続けて、「現在登校していない3年生の多くは、4月に向けて、様々な準備をしていることだと思います。進学や就職に備え、これから大きく生活が変わることに対して、何らかの覚悟のようなものを持とうとしているはずです。
ただし、誰もがいつかは社会に出て、その一員としてそれぞれの責任を果たし、各自の役割を担うことになります。その自覚を持ったうえで、もっと根本的な心構えであるとか考え方は、高校3年生が残りの数ヶ月間で身に付けられることではありません。高校生としての3年間が、そのための準備期間であることを、いま一度思い起こして欲しいと思います。
さて、そのために具体的に何をするか。一つは、考え方の異なる人や様々な価値観を持った、多様な人たちとの交友を深めて欲しいです。そうすることで、新しい価値観を学んだり幅の広い考え方が出来るようになったりします。次に、様々な体験を通して各自の経験値を高めて欲しいと思います。いろいろなジャンルの本を読むことも大変有効な方法です」と生徒たちへ弛まぬ努力をするよう求めました。
最後に、「挨拶をしっかりすること」「服装を整えること」「遅刻欠席をせずに登校すること」「学習に励むこと」「清掃を徹底すること」と五つの要望事項を示し、基本的な生活習慣を確立するよう、生徒たちに訴えました。
学年集会 ~第3学年~
3年生は、15日に卒業試験を終えました。23日から始まる冬休みから『家庭学習期間』に入り、卒業式間近の2月末まで登校することがなくなります。終業式を終えると、3年生は至真殿フロアーに残り、学年集会が開かれました。
3年生学年集会では、長期の休みに入る生徒たちへ、進路や生活面へ様々な注意や心構えが伝えられました。
学校長は、急速に少子高齢化に向かう日本の現状に触れ、「社会を支える側の人間が減少する影響は甚大です。かつては老後まで安泰が約束されていた日本社会でしたが、これからは一人ひとりが、自分が出来ることで社会を支えなければなりません。人を出し抜いて自分だけの繁栄を望むのではなく、互いに協力し合って社会を築いていかなければなりません。これからの数ヶ月間でその様な心構えをしっかり持って、高校を卒業して欲しいと思います」と、やがて社会の担い手になるという意識を育てて欲しいとの要望を伝えました。
進学指導部長、竹下先生からは、進学先が決まっている生徒達へ向けて「現在一般入試に向けて勉強を続けている人や、あえて浪人という道を選んでこの一年間猛烈に勉強をしてきた人達と、4月には同じ教室で切磋琢磨することになります。肩を並べて学ぶことができるように、準備を怠らないで下さい。また、自分が進む分野に関する書籍を手に取り、予習に励んで欲しいと思います」と、4月に新しい環境でスタートを始めるまで、勉強を続けて欲しいと訴えました。
これから入試を迎える生徒たちへは、「大変な思いをしながら毎日を過ごしているのではないでしょうか。夢や目標を見失うことなく、本番に向けて準備を進めて下さい。気温の低い時期が続きます。勉強を続けながらも、入試当日までしっかりと健康管理に努めて欲しいと思います。頑張って下さい」と、健闘を祈りました。
就職指導部長、寺岡先生からは、これから届く研修や課題などの書類にしっかりと目を通すことと、職場でのコミュニケーションや身だしなみの大切さについて伝え、「ある程度厳しさを求められる実社会では、辛いことも沢山あります。最初の夏を迎える頃までには、9割近くの人が一度は辞めたいと考えるのだそうです。でもその壁を乗り越えることができたら、長く働くことができます。卒業後もみなさんのサポートを続けます。悩みがあればぜひ学校に連絡して下さい。一緒に解決策を見付けましょう。
まだ進路を決めていない人は、自分から就職指導部に連絡をして下さい。私たちは、最後まであきらめずにみなさんの進路に寄り添います」と、激励の言葉を伝えました。
生徒指導部、川上先生から「君たちは、3年間挨拶をし続けてくれた学年でした。そして必要な場面では、しっかりと我慢をすることができる生徒達でした。これからの話に耳を傾けて下さい」との言葉に続き、「卒業するまでは、君たちは本校の生徒です。成人年齢に達しているからこそ、その自覚をもって、自分で責任を負えない行動は慎んで下さい」と、マナーを守ること、交友関係で節度を保つこと、自動車の運転等について触れました。
「予餞会が予定されている2月28日には、しっかり身だしなみを整えて登校して下さい。3月1日には全員が胸を張って卒業して欲しいと思います」と、注意を喚起しました。
最後は3学年ハウス長、大岩先生からでした。「ここから卒業までの期間、問題行動を起こすことがないようにして下さい。年末年始など誘惑の多い時期を迎えます。高校生であることを忘れず、せっかく掴んだ就職や進学を棒に振ることがないように」と、飲酒・喫煙、SNSへの安易な投稿等を例に挙げました。
特に自動車の使用については、「万が一の場合には、取り返しがつかないことになります」と、その危険性を強調しました。「みなさんは、これから60年以上続く人生を送らなければなりません。それが幸福で健やかものであることを願っています。また、これまでの18年間、ご家族に愛されここまで成長しました。自分のいのちと健康を大切にして下さい。ご家族を悲しませることがないようにして下さい。そして友だちにも同じように未来があること、ご家族からの愛情があることに思いを巡らせて下さい。仲間や先輩が運転する車には同乗しないこと。みなさんも友だちを車に乗せることがないようにして下さい」と、強く訴えました。
最後に、良い卒業式が迎えられること、4月まで充実した時間を過ごして欲しいと伝え、集会を終えました。
終業式
本日、今年を締めくくる終業式が、至真殿にて行われました。新しく生徒会長となった原颯汰君から、初めてとなる生徒会長挨拶が伝えられました。
原君からは、「明日から冬休みです。 皆さんはどんな冬休みを過ごす予定ですか? 休みの日は1日が過ぎる時間が早いので、1日1日を大切に、楽しく過ごしてください。
3年生の皆さん、クラス全員が揃って登校するのは、卒業式を含め、あとわずかとなりました。最後の登校日となる3月1日の卒業式まで、人生で1回しかない高校生活も残り3ヶ月です。悔いが残らないように楽しんでください。
来年1月には大学入学共通テストがあります。 この共通テストを受ける方は全力を出し良い結果を得られるよう応援しております。体調をしっかり管理し、健康第一でインフルエンザやコロナウイルスに感染しないよう、お気をつけてください。 メリークリスマス、そしてよいお年をお過ごしください」と挨拶がありました。
学校長からは、「あと10日で令和5年が終了します。年の変わり目は、大きな節目です。明日から始まる冬休みに令和5年を振り返り、良い面は評価し、良くない面はしっかり反省し、令和6年のスタートに活かせるよう、自分を見つめ直して欲しいと思います。
今年度の始まり、4月からを振り返ると、まず5月にコロナが5類に移行しました。全員で出かけることができたバス遠足、夏の海外語学研修、そして9月の体育祭。10月の文化祭では来場者を招くことができました。クラブ活動でも存分に練習に取り組み、試合で活躍し、多くの部活動が輝かしい戦績を残してくれました。通常の学校生活を取り戻すことができた年であった、と言えることができます。
残念なのは、学校を休んでしまう生徒がコロナ前よりも多くなっていることと、学校生活に挫折してしまう生徒が少なからずいることです。
3年前、一斉休校で学校に来られない期間がありました。学校が再開し、仲間と会えるようになり、部活動ができるようになったとき、通常の学校生活ができる有難さを痛感したことと思います。その時に感じていた感謝にも似た気持ちは、いつの間にか薄らいでしまったようです。しかし、遅刻欠席をせずに通学することは基本中の基本です。社会生活を送る上でも大切な習慣です。悩みを抱え、辛いことがあるならば、周囲の人にそれを訴え、援助を受けてでも通学を続けましょう。生活習慣や気持ちに乱れがあるなら、この年始を好機に立て直し、年度末までの3ヶ月を、そして高校生活を最後まで過ごせるよう頑張りましょう」と講話が伝えられました。
生徒会前役員のみなさん、ご苦労様でした!
先日、本部役員の交替が行われました。3年間におよぶ新型コロナ感染拡大のトンネルを抜け、今年は久しぶりに思う存分活躍することができた生徒会活動となりました。ただ、多くの制約受けてきたこの期間はあまりにも特別過ぎて、0からのスタート、暗中模索を余儀なくされた場面も多かったはずです。
それでも、エコキャップの回収など独自の目標を掲げ、奮闘努力を続けてくれました。最後の集合写真にこころよく応じてくれました。生徒会長、鈴木明輝君から最後のメッセージをご紹介します。
2年生進路ガイダンス ~進路指導部~
終業式を明日に控え、本日は『ハウス行事』と銘打ち、学年ごとに企画された内容にそった活動を行いました。進路決定までに1年を切った2学年の生徒は、進学指導部、就職指導部が用意した、進路ガイダンスを受けました。
1校時目には学年全員が至誠館に集まり、(株)さんぽうで専任講師を務める、今井勝先生から進路全般に概論をおお話ししていただきました。
2校時、3校時目は、就職志望者と進学志望者で会場を分け、分野別の講習を受けました。開講していただいたのは、大学・短期大学16校。専門学校20校。公務員、医療・看護・福祉、薬学、語学、スポーツ、情報ビジネス、理美容、観光、ブライダル他、40を超える会場を設けて、生徒たちは各自が希望する講座を受講しました。
今井先生は、これまで専門学校や大学で、多くの学生を相手に進路指導を経験されてきました。
「専門性の高い知識技術を学ぶ専門学校へ進むときは、自分の適性を考え慎重な判断をすることが大切」。
「最終的な進路を選びかねている人が大学へ進む傾向が強いようですが、最低限、学習意欲を持ち、学びたい分野がハッキリしている人が進むべきです。大学は、4年間の学びや体験の中で進路を決める場所でもあります」。
「就職であれ進学であれ、選考課題に面接があるときは、①志望動機、②自己PR、③高校生活をどの様に過ごしたかを明確かつ具体的に伝えられることが大切です」等、その豊富な経験から発せられる情報は、大切なことばかりでした。
就任式&新旧交代 ~生徒会本部役員~
生徒会本部の新役員の就任式が12月1日、新旧役員の交替が12月4日に行われています。前役員が21名構成だったのに対し、新役員は11名での出発となります。
就任式では、学校長より、「生徒会活動はクラブ活動に似ているかも知れませんが、役員に立候補してくれた人は、学校を良くしたいとか、みんなに喜んでもらいたいという意識を強く持った人だと思います。やるからにはぜひ、前年度に倣うばかりでなく、チーム一丸となって協力し合い、アイデアを出し合って頑張って欲しいと思います。前年度役員を凌ぐ活躍を期待しています」と就任を祝う言葉が送られました。また、新役員の名前が一人ひとり読み上げられ、信任状が手渡されました。
業務を引き継ぎ、生徒会長となった原颯汰君は、前役員へ感謝の言葉を伝え、新役員たちへ、「生徒会を通して様々なことを学ぶことができると思います。大変なことも多々あるでしょう。でも、遣り甲斐を感じて楽しみながら取り組める場面も沢山あると思います。公約達成に向けて、みんなでまとまって頑張って行きましょう」と就任の挨拶を述べました。
前会長鈴木明輝君から「常に努力を怠らないで下さい。難題にぶつかることもあると思います。しかし諦めない姿勢を貫けば、必ず突破口を見つけることができるはずです」と激励の言葉が送られました。3年生全員から送られたプレゼントには、気持ちが込められた手紙が添えられていました。さらに、新しい棚やファイルフォルダーなどの備品が寄贈されました。
クリスマスカード ~1年生英会話~
欧米のクリスマスでは、親しい友達や家族にカードを送る習わしがあります。1年生の英会話の授業で、2時間をかけてXmas cardを作りました。
英会話の授業を担当するジェームズ先生はスコットランド、デーモン先生はニュージーランドの出身です。北半球、南半球で過ごす季節は違いますが、この季節盛んにカードの交換が行われています。
カードのやり取りをする習慣がほとんどない日本のクリスマスだからこそ、英会話の授業では、毎年『異文化体験』の一つとしてクリスマスカードを作成しています。
2人の先生から手ほどきを受けて出来上がったのは、2つ折りのカードの表紙にヒイラギや雪だるまなどクリスマスらしいイラストを描き、開くともみの木やハートの切り絵がポップアップする、楽しいものでした。海外では、やり取りだけを楽しむのではなく、見て楽しみ、部屋の壁やクリスマスツリーの周囲に飾る習慣もあるそうです。
カードには、“Merry Christmas”に、“Thank you for~”と感謝の言葉を添えて、大好きな友達、家族や先生宛てに送られます。
全校集会
本日、12月の全校集会が開かれました。至真殿では、生徒会本部役員の新メンバーが紹介されました。
壇上に上がったのは、生徒会長に加え、副会長2名、本部役員8名、計11名の新役員でした。会長の原颯汰君が、「第20代生徒会会長に就任いたしました。これからよろしくお願いします」との挨拶に続き、各役員がマイクを持ち就任に際しての抱負をそれぞれ語ってくれました。
学校長からは、「選挙を経てみなさんの代表として、新しい本部役員が選出されました。前任の役員も、学校行事を始め多くの貢献をしてくれました。また、新しい役員を中心に、全校生徒のみなさんが、これからの1年間を大いに盛り上げて欲しいと思います。
先程行われた表彰についても、様々な部活動が学校の代表として活躍し、栄冠を勝ち取ってくれています。この様な生徒たちの頑張りがあることも心に留めて、自分自身の活動の励みにして下さい」と講話が伝えられました。
続けて、「師走に入り、来週には試験、再来週には冬休みと、年の瀬が近づいてきます。今年も様々なことにチャレンジしてきたつもりなのですが、振り返る一年はあっという間で大変短く感じます」と語り、自身の同窓会について触れました。30年の時を経て旧友の顔が判別できなかったこと、数名の訃報に残念な気持ちを抱いたことを吐露し、「やはり、時間や命には限りがあることを実感しました。だからこそみなさんには3年間の高校生活を大切に過ごして欲しと思います。それは高校生活が、ただ目の前にあることに熱中して打ち込むことが許される、貴重な期間だからです。20年30年後に振り返り、何かに一生懸命だった自分を懐かしむことができるなら素晴らしいことです。一年の区切りを迎えようとする今、気持ちを新たに何かに取り組んでもらいたいと思います」と生徒たちに語り掛けました。