お知らせ
始業式
令和5年度がスタートしました。2年生、3年生が至真殿メインフロアーに集合し、始業式が行われました。
生徒会長、鈴木君より、「今日から令和5年度が始まり、新たな環境で学校生活のスタートを切ります。 さて、皆さんに前回の終業式で『計画』についてお話ししました。新年度の始まりとなる本日から、是非計画したものを実践していきましょう。実践していくことで自分の叶えたい夢に一歩近づくはずです。我々生徒会も昨年度、「結果を出す」という事にこだわり計画を立てました。今年度はそれを実践し、必ず結果を出すとの決意をもって、活動を推進していく次第です。 又、明日には新入生が入学します。みなさんは先輩として責任のある行動をし、見本となるような生徒像を目指しましょう」と挨拶がありました。
副校長、田村先生より、「いよいよ令和5年度の始まりです。新しいクラスで新しい仲間たちと、これからの1年間を過ごすことになります。始めはぎこちない場面もあるでしょうが、まずは早く打ち解け、互いを高め合う人間関係を築いて下さい」と講話がありました。
新2年生に対しては、「目標をはっきりと定め、毎日の授業を真剣に取り組んで下さい。2年次の過ごし方で、ほぼ進路の方向付けは決まってしまいます。忙しい1年間となりますが、学習に、部活動に全力で取り組んで下さい」と伝えました。
新3年生に対しては、「学習、部活動だけではなく、最上級生として、学校内外でのマナーを徹底するなど、下級生に範を示し、責任ある行動をして下さい。本校の伝統と校風を創り出す責任は最上級生である3年生にあります。また、進路決定の時期にいることを強く意識して、日々の生活に全力で取り組むことを期待しています」と伝え、学年ごとにこれからの心構えを持つよう、生徒に語り掛けました。
最後に、学校長からの5つの要望事項、「挨拶をしっかりする」「服装をしっかりする」「遅刻・欠席をしない」「学習に励む」「清掃の徹底」が伝えられました。
表彰 ~部活動~
始業式では、次の部活動が表彰を受けています。
【柔道部】
全国高等学校柔道選手権大会
北條允人 81㎏級 3位
【ソフトボール部】
熊谷カップ 高校女子ソフトボール選手権大会1部 優勝
着任式
今年度から新しく本校で勤務される先生方が、ステージに上がり、着任の挨拶をしました。副校長紹介から所属するハウスと担当教科が紹介されました。
次にお伝えします。
【特進ハウス】
風間朋子先生[数学、吹奏楽部]、竹内瑛美先生[書道、書道部]
【1学年ハウス】
鈴川瞬先生[保健体育、卓球部]、藤嵜啓子先生[国語]、大西まり子先生[理科]
【2学年ハウス】
吉田華菜先生[家庭科]、吉田夏苗先生[英語]、箕輪ウェルダー茉海先生[美術]、中村吉孝先生[理科]
【3学年ハウス】
福地竜一朗先生[保健体育]、山田明輝先生[数学]
【保健室・寮】
木村友美先生[養護]、和田樹希哉先生[柔道部、寮監]
新入生入学準備 ~新入生~
今年度入学予定者が登校しました。真新しい制服に袖を通して歩く姿には、ちょっぴり不安を感じながらも、これから始まる新生活に期待を膨らませている様子がうかがえました。
生徒たちは、受付で新入生用のしおりと名簿を受け取り、会場となった至真殿メインフロアーに上がりました。大勢の名簿の中から自分の名前を探すのはなかなか大変で、所属クラスを見つけるのに手こずる生徒が散見されました。
始めに、学校長より「千葉県内には、54の私立高校がありますが、今年度本校が迎える新入生は、そのなかで最多の人数になります。これだけ多くのみなさんが、本校への入学を希望してくれたことを大変嬉しく思います。卒業時には、本校に来てよかったと言ってもらえるよう、教職員一同、一生懸命指導に努めたいと思います。
まだ正式には本校の生徒ではありませんが、今日その制服を着て登校する姿を見た周囲の人たちは、みなさんを“木更津総合の生徒だ”と思ったはずです。私たちも、今日からみなさんを“本校の大切な生徒である”との認識で、指導をしていきます。
自分の意志と決断で入学した以上、自分の選択には責任があります。3年間の生活の中では、楽しいこともあれば、嬉しいこともあるかも知れません。しかし、時には厳しく辛い思いをすることもあります。それらを全て包括したものが高校生活です。自分が選んだ学校での日々をより充実させることが、自分の選択への責任を果たすことになります。今日はその3年間のスタートとなる日です。真剣に取り組み、明後日の入学式を迎えて下さい」と挨拶がありました。
続いて、1学年ハウス長、能登先生から入学式に向けた説明と、諸注意等が伝えられました。生徒たちは、しおりを見ながら一つずつ確認をしました。
1学年担当教員と養護の先生がステージに上がり、一人ひとり自己紹介。生徒とクラス担任との初めての対面となりました。
音楽の麻埜先生から校歌の歌唱指導がありました。生徒たちは、初めての歌詞とメロディーに戸惑いながらも、校歌を練習しました。入学式では、堂々の斉唱を期待したいです。
生徒たちは、所属教室で昼食をとり、午後に身体測定等を行い、1日の日程を終えました。
卒業キャンプ ~理科部~
3月29日(水)~30日(木)、南房総千倉オレンジ村オートキャンプ場にて1泊2日の卒業キャンプに行ってきました。
JR千歳駅より徒歩30分、13時に到着し、テント設営。その後は広いキャンプ場で、野球や鬼ごっこ、ファイヤースターターを用いて火起こし体験などを行いました。
夕食は野菜ゴロゴロ男のカレー、土鍋でご飯を炊き、屋台風焼きそばも調理。その後は焚き火をしながら、思い思いに自然を感じました。
朝食はポトフを作り、軽く運動した後はオレンジ狩りに。7個食べる猛者もいました。
今回は3年生の卒業キャンプ。3年間、お疲れ様でした!新しい場所でも頑張ってください!
令和4年度 終業式
本日、今年度の締め括りとなる、終業式が行われました。生徒会長、学校長より、それぞれ挨拶がありました。
生徒会長、鈴木君より、「先日の強歩大会大変お疲れ様でした。14㎞という長い距離でしたが、みなさんが楽しみながら歩いている姿を見て、今年度最後の行事は大成功であったと実感しました。
さて、令和4年度の最終日、次の学年に備え、今日は『計画』についてお話しします。一昨日WBCの決勝戦が行われ、日本は見事世界一を奪還しました。その侍ジャパンの要の選手として活躍した大谷翔平選手が、高校1年生の時に作成した『目標達成シート』についてお話したいと思います。マンダラチャートというものを基にしたこのシートは、三×三の九つのマス目になっています。まず、その中央のマスに目標や夢を書き込みます。続いて、周囲の八マスに目標達成に向け必要な要素を記入します。この八つの要素をクリアすることで、自然と中央の大きな目標を達成したり、夢が成就したりする仕組みです。もちろん計画だけではなく、最大限の努力をしたからこそ大谷選手は日本人として最年少最速でアメリカンリーグの週間MVPを獲得したのですが、具体的な目標を持ち計画を立てることが最初の一歩です。この春休み、来年度に向けて、自分なりの目標達成シートを作ってみてはどうでしょうか?」と挨拶がありました。
学校長は、「新型コロナについては収まるどころか、夏には過去最多の感染者数を記録しました。しかしながら、今年度は2年前、1年前と比べてはるかに通常通りの学校生活を送ることが出来たと思います」と、令和4年度を振り返りました。体育祭と文化祭のフルバージョンでの開催、3年ぶりとなったディズニーリゾートへのバス旅行と2年生修学旅行、4年ぶりに実施が出来た予餞会と強歩大会に言及し、「予定されていた全ての学校行事が実施できたことに加えて、休校や学級閉鎖もなく、クラブ活動もほぼ通常通りに実施できたことは、非常に嬉しいことでした。とても良い年度になりました」と、今年度の学校生活を総括しました。
そして、来年度に向けて「学校だけでなく、世の中全体がコロナ前の社会に戻ろうとしています。もちろん、各人の健康管理は依然軽視できないものの、コロナを理由にした様々な制約は、ほぼ無くなっていくと思われます。これまで、感染対策のためのルールや身に付いた習慣を急に変えることは難しいかも知れませんが、社会の動きに順応していかなければなりません。これまでの様に、家族が発熱したから、一緒に遊んだ友だちが感染したから、という理由で出校停止となりました。今後感染症法上の位置づけが2類から5類に変わることで、インフルエンザと同じく、本人が感染した場合のみ『出校停止』になります。
従来出席停止として扱われたケースが『欠席』という扱いになります。大きな変更点ですので注意が必要です。
学校長要望事項に、挨拶、服装、学習、清掃に加えて、「遅刻欠席をしない」というものがあります。遅刻欠席をしないというのは、学校であれ会社であれ、社会の中で生きていく以上、非常に大切なことです。周囲からの信頼を失わないためにも、時間に遅れず登校することを習慣にして欲しいと思います。
4月には大勢の新入生が入学してきます。自らの目標に向けて努力しつつ、下級生の良き模範となり、学校生活をリードする存在となって下さい」と、講話を結びました。
今後のマスクの着用や出校停止に関する新たな取扱いについては、春休み中に、『Webでお知らせ』を通して連絡があります。新年度2年生、3年生の登校は、令和5年4月7日の始業式です。
離任式
終業式に先立ち、今年度末で本校を去られる先生方の離任式が行われました。学校長からの紹介を受け、お一人ずつ離任の挨拶を賜りました。
離任されるのは、大澤正行先生、石井修一先生、長島沙也香先生、千葉歩実先生、山下遼先生、地曳璃久先生、鈴木文雄先生、日髙優子先生、藤平智彰の9名の先生方です。
大澤先生、石井先生、日髙先生の3名の先生方は、40年を超える年月を本学園で勤務し、本校の教育活動と発展に献身的にご尽力していただきました。
定年で退職される方、市原中央高校、清和大学短期大学部、幼稚園と、君津学園内で移動をされる先生、新しい仕事に就く先生。ご年齢も本校で過ごした期間も様々ですが、それぞれの本校での思い出や、生徒に対する励ましの言葉を送って頂きました。
最後に学校長からの「これまでのお勤めに対する慰労の気持ちと、これからの生活への激励の気持ちを込めて」との言葉に促され、会場からは大きな拍手が送られました。
表彰 ~部活動~
終業式、生徒会長からの挨拶に続き、部活動の表彰が行われましたので、次に紹介いたします。
千葉県私立高等学校バドミントン選手権大会
男子団体3位
伝統行事『強歩大会』復活
新型コロナウィルスの影響を受け、平成以来途絶えていた本校伝統行事『“強”歩大会』が開催されました。今年度最後を飾るこの大会は好天に恵まれ、生徒たちは春爛漫の一日を楽しみました。
開会式では学校長より、「実に4年ぶりの開催となりました。戸外に出て普段であれば決して歩くことがない、14㎞という距離をみんなで歩くと言うのが、この大会の一番大きな意義です。疲れたり、足が痛くなったりすることもあるだろうけど、励まし合って全員がゴールできるよう頑張りましょう」と挨拶がありました。
生徒会長鈴木明輝君からは、「14㎞という長い距離ではありますが、豪華景品が当たるチャンスもありますので是非完歩していきましょう」と、参加者へ呼びかけがありました。
準備体操を終えると、「挫けることなく14㎞を歩き、全員でゴールをしましょう!」の掛け声に、拳を突き上げ、「おー!」と応える生徒たちの声で、大会がスタートしました。
今回は、人工芝グランドから正門を出発し、矢那街道を南下。矢那川ダム湖を反時計回りに一周し、再び矢那街道をさかのぼる、新設のコースを辿りました。決して速さを競うものではないので、生徒たちはあくまでも歩いて、およそ14㎞の行程を踏破しました。
最初の生徒が校門を出たのが、9:30頃。最後の生徒がゴールに到達したのが13:10を少し過ぎていました。
参加者は、途中2ヶ所のポイントでリストバンドにチェックを受けます。至真殿階段前に設けられたゴールでリストバンドを提出し、踏破完了です。
閉会式は、豪華景品のお楽しみ抽選大会となりました。各学年のハウス長が抽選箱からリストバンドを取り出すことで当選を発表。景品は、末等の5等から。1等はなんと!ディズニーリゾートペアチケットです。
ハウス長が当選者を読み上げるたびに、会場は大きく盛り上がりました。
ダム湖周辺は、この時季にしては異例の暖かさとなりました。春を告げる木蓮の花、咲き乱れるタンポポや菜の花。桜のこずえには、ピンクの蕾が初々しくほころび始めていました。
保護者対象進路ガイダンス ~就職指導部・進学指導部~
清和大学1201教室にて、2年生の保護者を対象にした『進路ガイダンス』が開かれました。
前半では、本校の就職指導部と進学指導部が、進路開拓に向けて説明を行いました。
後半では、清和大学と清和大学短期大学部から、それぞれ講師を務める先生方から、併設校入試について解説をして頂きました。併設校入試については、受験料、入学金が減額される等の優遇制度があります。
3年生への進学間近となったタイミングで、保護者のみなさまには、4月から進学と就職に向けた生徒たちの取り組みを理解していただき、その活動がより円滑に進むよう、ガイダンスが設けられました。
学校長は、冒頭の挨拶で「いよいよ進路について真剣に考える時期が近づいて参りました。
先ずは、将来どの様な進路を望んでいるのか、親子で情報やイメージを共有して頂き、志望を明確にさせた上で、進路に向けた活動をスタートさせて欲しいと願っております。次に、残り1年となった高校生活をしっかり送ることが大切であると改めて認識して頂きたいと思います。進学であろうと就職であろうと、高校で学んだ学習内容は今後必ず役に立ちます。さらに、毎日登校し授業に真剣に取り組むという勤勉な姿勢が、何より将来の糧に繋がる基礎を築くのだということを理解していただきたいと思います」と、保護者に伝えました。
続いて、本校の進路指導について、就職指導部・進学指導部より説明がありました。
就職指導部参与、小甲より、就職活動の要点と最近の傾向について伝えられました。
「高校生には、毎年7月1日全国一斉に求人票が届きます。求人票は、基本給や社会保障、正社員採用か等、必ずハローワークの審査を経て学校に届けられます。高校生の就職活動にはルールがあり、特別なことがない限り、学校に届く求人票を通じて活動をします。最近懸念されるのは、情報誌やネットを通じて、スマートフォンから容易く求人募集に応募が出来てしまうことです。個人情報がすべて先方に握られ、即時に働くことを求められてしまうケースもあります。軽率に手続きをしないようご家庭でも注意をしていただきたいです。
仕事が楽そうだからという理由で事務職に就きたいと希望する生徒が多いのですが、見かけ以上に高度な能力と大きな労力が求められる大変な仕事です。採用のハードルが高い仕事の一つです。最近クレーンの操縦や特殊溶接をやってみたい等、具体的で技術の習得が必要な職種を希望する生徒が増えています。社員の人材育成に熱心な会社が増えています。そのような情報が就職指導室にはたくさんあります。この春休みからでも利用が可能です」と説明がありました。
続いて就職指導部長、寺岡より、公務員採用試験について説明がありました。今年度と過去5年間の採用実績を披露し、「発表が遅い等のデメリットはあるものの、雇用の安定や産休など福利厚生が手厚いことが大きなメリットである」と説明がありました。また、試験対策については、1次試験(学力試験)では、学校で習う科目の他、数的推理、文章理解、資料解釈等の特殊な分野に関して、放課後と夏季講座で徹底して指導。2次試験で課されるプレゼンテーション、集団討論に対する対策も手厚く行っている、と紹介がありました。「6月に申込手続き、9月の1次試験から2次試験を経て、11月、12月の採用発表まで、長丁場で気力を維持できる精神力が求められる。いくつかの採用試験で倍率が下がっていて受験の好機である」と言葉を結びました。
進学指導部長、竹下からは、進学指導について説明がありました。全国に大学だけで、およそ800校、専門学校を含めれば数多の進学先があるなか、偏差値だけにとらわれず、自分に合った進学先選びが重要、とポイントを述べました。進学状況については、海外留学を含めて今年度はおよそ75%が進学を希望。その中で51%の生徒が『学校推薦型選抜[推薦入試]』、43%が『総合型選抜[AO入試]』、6%が『一般選抜[一般入試]』で進路を決定したと割合を示し、推薦型選抜では、学内で学力と生活面でそれぞれ基準を設けていること、総合型選抜では、出願先となる学校でエントリーという手続きが必要になること、また、学内で志望理由書の提出が義務付けられている等の解説がありました。
専門学校については、『認可校』と『無認可校』の区別と、極端に早く入学を確約する学校には警戒が必要と、注意喚起が行われました。
その他、奨学金の種別と手続きについて、複数の学校を比較して進路を決定すること、最後に、「親子間での意思の疎通を密に行い、双方で納得ができる進路選択が重要である」と説きました。
清和大学准教授・学生部長の松宮智生様からは、『法コース』、『情報と法コース』、『スポーツ法コース』の3つのコースと履修科目、卒業生の進路について詳しく解説して頂きました。また、市制80周年を迎えた木更津市において『木更津未来ビジョン』を記念式典で発表した学生の活躍や、公務員採用試験で今年度は実に41人の合格者が出たことを報告して頂きました。
清和大学短期大学部からは、柴田克先生が登壇。学生の幼稚園・保育園への就職状況を報告して頂くと同時に、保育士への給与面の待遇が改善されつつあることや、一定期間働けば全額返済が免除となる千葉県や木更津市の『保育士修学支援貸付制度』等、給与や学費に関わる重要な情報を教えて頂きました。
ガイダンスの後、本校を卒業し現在清和大学と短期大学部に通う学生が協力し、それぞれの施設を案内してくれました。