お知らせ

‘22年度オープンキャンパス

本日、オープンキャンパスを開催いたしました。多数の中学3年生とその保護者の方々に参加して頂きました。至真殿のステージでは、歓迎の“ミニ発表会”が、和太鼓部、吹奏楽部、チアリーディング部により披露されました。施設見学では、生徒会役員がガイド役を務め、中学生と保護者を案内していました。なかなかの活躍ぶりでした。

参加者は、説明会場となる至真殿に集合して頂きました。

まずは学校長から、「どの高校へ進学するのかを決める際には、進学してから何をやりたいのか、さらに卒業してからどのような進路に進みたいのか、将来の夢や目標を思い描いてみてください。そこに到達するための選択が、進学先の高校を決めることになるはずです。楽な道を選ばず、一番自分を成長させてくれる道程を見つけて欲しいです。

高校卒業後には、大学進学や就職が控えています。どちらも非常に大切なことですが、そのためだけに高校生活があるわけではありません。この3年間では、楽しいことばかりでなく苦しい思いをすることだってあります。いろいろな経験をして多くの友達と出会って、みなさんは成長します。人間力を磨く3年間、社会に出るための準備期間なのです。

本校は10のコースを設けており、一人ひとりの進路にふさわしい学びを提供しています。勉強のほかにも多くの部活動・同好会、多彩で特色のある学校行事があり、誰でも参加し活躍できる場が用意されています。この様な取り組みが受験生から多くの支持を得て、今年度4月に入学した、703名の生徒のうち630名、およそ9割が本校を単願で受験しました。本日のオープンキャンパスでは、みなさんには本校の様子を直に見て、聞いて、知って頂いて、進路選択に役立てて欲しいと思います」と挨拶がありました。

 

続いて田村副校長から本校の教育について、説明がありました。コース制、ICTを用いた教育設備、卒業後の進路、学校行事の様子、部活動・同好会の活動と戦績等が紹介されました。

森下教頭からは、本校の入試について説明がありました。日程や推薦、特待生制度等について、詳しく解説がありました。

その後、会場を校舎に移し、コースごとに開講された“ミニ授業”を受けました。保護者の方にも教室に入って頂き、一緒に授業を参観してもらいました。

最後に、限られた時間ではありましたが広い敷地の中を移動し、施設見学をして頂きました。

同時に部活動の見学会も行われ、和太鼓部やクイズ研究同校会など、中学ではあまり見られない部活動に、興味を示してくれる中学生がたくさんいました。

 

英語スピーチコンテスト ~語学コース~

昨日放課後、真板幸男記念学生会館にて、3年ぶりとなる『校内英語スピーチコンテスト』が開催されました。

2年生を中心に20余名の参加者がありました。3年前を振り返れば、参加者多数のため2日開催となる程の盛況ぶりを見せていましたが、まだまだ感染に対する警戒を解くわけにはいかず、今回は1年生の参加を制限しての開催となりました。

殆どの参加者は、多くの聴衆を前にしてのスピーチは初めての経験でした。ジェスチャーをまじえて堂に入った発表をする生徒もいれば、なかなか原稿から目を離すことが出来ないままスピーチを終える人まで、パフォーマンスのクォリティには幅が見られました。

「丸2年のブランクで被ったダメージは確かに小さくありませんでした。でも、人前で発表することで一人ひとりが自分の課題に気付くことが大切なのでは?」と、コース長の宮越先生は、開催の意義を語りました。

自分の言葉で何かを訴えることがスピーチの原点です。将来の夢、何かに夢中になって取り組んだ体験談や、陰湿な暴力や軍事政権に苦しむ人々に視線を向けたものなど、参加者が取り組んだテーマは様々でした。日没を過ぎても続いたコンテストの会場からは生徒たちの熱い思いがあふれていました。

採用試験対策講座 ~就職指導部~

就職を目指す生徒たちは、間近に迫る採用試験に向けてより実践的なレクチャーを受講し、日々研鑽に努めています。昨日は、自衛官採用試験と日本製鉄採用試験への特別講座が開講されました。

自衛隊千葉地方協力本部木更津地域事務所より、主任広報官の米田 崇様を講師にお招きして『自衛官採用試験対策講座』が開かれました。米田様は下の名前で一人ひとりの生徒に呼びかけ、終始打ち解けた雰囲気で講座が進みました。

試験対策用のパンフレットと資料に目を通しながら伝えて頂いた詳細な解説は、受講者に役立つ情報ばかりでした。「志望理由をきっちり言えることは大切だよ。その時、動機や切っ掛けを加えると説得力が高まるからね!」などのアドバイスが実に適切で、生徒たちは集中してメモを取っていました。

他の生徒と米田様のやり取りまでも「聞き逃すまい」と耳をそばだてたり、自分たちから面接時の動きを確認してもらったり、受講者の姿勢も真剣そのものでした。

 

別室では、就職指導部寺岡部長が『日本製鉄採用試験対策講座』を開講。集団面接での対応を指導しました。進行役を務める時は、他の生徒への気配りを忘れずに、健全なリーダーシップを発揮すること。発言するときの注意はもちろん、聞き手となったときには発言者に向き直り、シッカリとうなづきながら耳を傾けること等、常に他者への協調の姿勢を示せることが大切等、いくつかのポイントが詳解されました。

 

金谷納涼祭出演 ~吹奏楽部~

8月27日(土)、いまや注目の観光スポットとなった“the Fishザ・フィッシュ”で開催された、『第18回金谷納涼祭』(富津市観光協会金谷支部主催)に本校吹奏楽部が出演。過ぎ去る夏の夕景を背に、力一杯の演奏を披露しました。

本校吹奏楽部の出演は、17:30からおよそ30分間。『ヤングマン』や『宝島』、『ルパン三世メドレー』など、全5曲を演奏しました。大盛況の中、アンコールでは、『野球応援メドレー』を披露し、大きな喝采をいただきまさした。

 

本校吹奏楽部より、「当日は、たくさんのお客様にお集まりいただき、私たちにとって、夏休みの最後の思い出となりました。次回の演奏会に向けて頑張りたいと思います!」

 

始業式

長い夏休みが終わりました。コロナウイルスの感染者数が、未だに高止まりを続けていることを考慮し、本日も放送での始業式となりました。

明日より、平常授業となります。

 

始業式に際し、生徒会長、学校長、それぞれから挨拶がありましたのでお伝えいたします。

生徒会長、山根君より、「こんにちは、生徒会長の山根凪です。 皆さんは夏休み中どう過ごしましたか。 部活に所属している人は大会等忙しかったのではないでしょうか? 先ほど表彰がありましたが、皆さんの頑張りを大きくたたえましょう。 さて、本日より学校が再開しましたが、三年生はこのさき進学や就職活動が行われます。自分の将来に関わることなので、いま一度気を引き締め最後まで頑張りましょう。 また、これから『真心祭』などの行事が予定されています。無事開催するためにも、日常から手指消毒の徹底、うがい等新型コロナの感染対策を徹底しましょう」

 

学校長より、「夏休みに入ってからもコロナの感染拡大は続き、感染者数だけで言えば、この3年間で最悪の状況になってしまいました。

そのような中で、感染対策に留意しつつ、でき得る限りの充実した夏休みを過ごせましたか?補習やクラブ活動で登校してきた生徒は、みな頑張って勉強やクラブに励んでいました。特に3年生は、自らの進路に関する準備で、真剣な目つきで学校に登校していました。クラブ活動でも、多くのクラブ活動がこの夏に目覚ましい成果を上げました。一人ひとりにとって、本当に素晴らしい夏休みだったと思えるのであれば、この上ないことだと思います。

さて、いよいよ学校再開です。コロナはいまだに猛威を振るっていますが、普段通りの学校再開となります。コロナとの共生が日本だけでなく世界の方向性になっている今、学校生活も可能な限り通常の形で継続していきたいところです。

ただ何も考えずに毎日学校にきて、与えられたものだけこなすのではなく、1日1日を大切に過ごしてください。特に冬休みまでの4ヶ月は、高校生活の中でも本当に密度の濃い4ヶ月です。3年生は進路に向けての準備があります。人生を決める4ヶ月といっても良いでしょう。

そしてどのような形で実施できるかわかりませんが、体育祭と文化祭という2大行事も予定されています。皆さんに楽しんでもらいたいということと同時に、学校行事こそ皆さん自身が大きく成長する機会であるという思いから、可能な限り通常に近い形での実施を計画しています。

そのためにも、最も大切なことは皆さん個々の意識です。国や県や学校がルールを作り、どんなに皆さんに呼びかけたとしても、それを実践し守っていくのは皆さん自身です。どんなに気を付けていても感染することはあります。しかし中には、以前から言われている感染対策をしっかりと守っていれば感染しなかったケースもたくさんあります。

皆さん自身の健康と命を守るためにも、そして本校の全生徒の健康や、貴重な学びの機会を守るためにも、これまで以上に感染防止への意識を高くもって学校生活を送ってください。

さて、最後に、学期の節目に、いつもみなさんにお願いしていることを確認します。1つ目は挨拶をしっかりすること。2つ目は服装をしっかりすること。3つ目は安易な遅刻や欠席をしないこと。4つ目はしっかり学習すること。5つ目に清掃の徹底。以上の5つの私からの要望事項をしっかりと心がけて、今日からまたしっかりと頑張ってください」

以上

表彰 ~部活動~

この夏休み、多くの部活動が競技会やコンクールに出場し、大いに活躍し、戦績を残しました。始業式に先立って表彰が行われましたので、お伝えいたします。

 

バドミントン 部 

『千葉県高等学校1、2年生バドミントン大会』 

1年男子 シングルス 第3位 遠藤恵大

 

剣道 部  

『日本体育大学剣友会全国高校剣道大会山内旗倉澤杯争奪』

男子団体3位

『千葉県私立高等学校剣道大会』

男子団体の部 準優勝

 

卓球 

『千葉県高等学校内房卓球選手権大会』

男子学校対抗の部 優勝

女子学校対抗の部 優勝

男子シングルス  優勝 武田宇叶

女子シングルス  優勝 高橋玲名

 

吹奏楽 

『千葉県吹奏楽コンクール』

高等学校の部 Jr.部門 優良賞

高等学校の部 A部門 金賞、本線大会出場賞

 

 

柔道 

『金鷲旗高校柔道大会』

男子団体 優秀校(ベスト8)

女子団体 優秀校(ベスト8)

優秀選手 飯田叶輝

優秀選手 橋本瑠音

 

『全国高等学校総合体育大会』

男子団体戦 第5位

男子個人戦66㎏級 第5位 大松﨑彪貴

男子個人戦100㎏超級 第5位 長谷川鼓白

女子個人戦78㎏超級 第5位 鹿島 楓

『全国高等学校柔道大会 千葉県代表』

 連続出場 4回

 

弓道 

『全国高等学校総合体育大会』

女子個人戦 第8位 尾髙仁胡

体験入学 ~3日目~

本日、体験入学最終日となりました。この3日間、中学3年生とその保護者のみなさんが多数ご来校頂き、盛況のうちに終了することが出来ました。

生徒参加者は9:00よりホームルームですが、保護者の方は至誠館で行われた『保護者対象説明会』に参加していただきました。担当部長から本校の進路指導の方針と実績、学校長より本校の教育理念や教育環境、入試制度について説明が行われました。

就職指導部、寺岡部長からは、「自分探しを応援する」、「受かるまで諦めない」、「合格に繋がる徹底した公務員指導」の3つを柱に、11名の専属教員が就職活動を支援することで7年連続で内定率100%達成、そして長く仕事を続けられる生徒を社会に送り出している、と報告。今年度多くの生徒が参加したインターンシップと就職ガイダンスの様子や公務員採用試験対策講座、昨年度卒業生の“就活”の実態等、就職指導部の取り組みについて説明がありました。

進学指導部、竹下部長からは、進学希望者の漸増、専門学校では看護医療系・美理容系選択者多いことなど、本校生徒の最近の傾向を報告。併設校(清和大学・清和大学短期大学部)への優遇制度、ICT教育の充実などについて詳解。近年変化の著しい入試制度について対応できるよう、進学相談、特別講座、進学ガイダンス等、進学指導部の取り組みについて説明がありました。

 

学校長は、「社会に愛され必要とされる人財を育成する」という建学の精神『真心教育』に基づいた本校の教育環境と取り組みを紹介。私立高校として共通の教育理念と使命感を持った教職員が生徒を指導していることを説きました。

本校の入学試験の説明では、特に学費について、特待生資格や奨学金などの軽減制度について詳しく解説しました。

今年度入学者703名中630人(およそ9割)が本校を第1志望校として単願で入学したことに触れ、入学した生徒が充実した高校生活を送り、各生徒が志望する進路に責任をもって教育に当たりたい、と抱負を述べました。

中学生の皆さんには、夏休み最終盤の貴重な1日を割いての参加。保護者のみなさまには、ご多忙の折わざわざご足労頂きました。

秋の気配を微かに感じる時節となりましたが、残暑はまだまだ続きそうです。ご自愛のほど、お祈り申し上げます。本校の体験入学へのご参加、本当にありがとうございました。

体験入学 ~2日目~

昨日に続き、体験入学が行われました。開始直後、にわか雨に見舞われましたが、進行には影響せず、参加してくれた中学生たちは、予定通り授業を受け、楽しそうに校内を散策しました。

受付を済ませ、割り当てられた教室に到着すると、9:00からホームルームが始まります。電子黒板に画像が投影され、学校長の挨拶に続き、文化祭や修学旅行などの学校行事や、10あるコースの特色とカリキュラム、特待生制度などを含めた入学試験の仕組み等が詳しく説明されます。

参加者は10:00と11:00、それぞれから始まる時間帯に、体験授業を受けるか校内見学に出掛けます。

 

“特別進学”コースでは化学の授業が行われ、「物質とは何か」について学びました。紀元前から人々がどの様に物質を捉えてきたか。さらに現代科学における「元素」の発見について学びました。

“進学”コース、日本史の授業では、「日本の文化」について学びました。飛鳥、白鳳・天平から鎌倉までの、各時代の文化財についての造詣を深めました。

同コース、古典の授業では、千年前の言葉が、意味の変遷を経て現在も用いられていることに焦点を当て、古典・古語を学ぶことを通して現代の日本語を振り返りました。

“情報ビジネス”コースは、PCルームで開講されました。情報処理で何が大切なのかが解説されました。エクセルを用いた表に、「速く且つ正確に」を心掛けてデータを入力しました。

“芸術”コースでは、市販されているお菓子のパッケージから着想を得て、自由な発想でイラストを仕上げます。新たなデザインやキャラクターが生み出されました。

“スポーツ”コースでは、保健体育の授業で「ライフスタイルとスポーツのかかわり」について学びました。それぞれの生活様式、身体コンディションや年齢に応じて、運動を生涯続ける環境を整えることが、いかに大切かについて学びました。

校内見学では、吹奏楽部のミニコンサート、箏曲部は琴の弾き方をレクチャー。クイズ同好会は、早押しクイズ。教室では「ピンポン/ブー」が鳴り響き、臨場感満載でした。

 

体験入学 ~1日目~

夏休み恒例の『体験入学』が開催中です。地域の中学3年生とその保護者の方々が多数来校。本校の様子を細部まで見学して頂きました。

本日より27日(土)までの3日間。体験授業や部活動体験など、盛沢山のメニューが用意されていますが、可能な限りお伝えいたします。

中学生たちは、2コマの時間で体験授業か校内見学のどちらかに参加します。

本校には10のコースがありますが、それぞれのコースで体験授業が用意されました。

“総合”コースの英語では、「実践こそが上達の秘訣」と、アクティビティを取り入れ受動態を学びました。同コース数学では、「割合」について学びました。基本になる食塩水の濃度計算をマスターすることで、将来金利計算など実生活で応用が出来ます。

“保育・幼児”コースは、かざぐるまの作成。カラフルで動きがある玩具に小さな子どもは夢中になります。

“生活科学”コースは、「簡単エコバッグ」。ミシンを使って図面の通りに縫い上げます。

“医療・看護”コースでは3つのグループに分かれて体験学習です。車椅子の操作、血圧の測定、「点字」の仕組みを勉強して用紙に点字を打つ練習をしました。

“語学”コースでは、AIを使って英会話にトライ。ヘッドセットを着用して自分でも発音の確認ができます。

30を超える部活動・同好会が、体験入部や展示を用意しました。ヨーヨー釣りやダンスパフォーマンスなど、文化祭の様な賑わいでした。

千葉大会準優勝 ~硬式野球部~

ZOZOマリンスタジアムで行われた、船橋市立船橋高等学校との決勝戦では、残念ながら本校硬式野球部の勝利はかなわず、準優勝となりました。

7月9日(土)に開幕し、19日間にわたって行われた『第104回全国高校野球選手権千葉大会』が、本日幕を閉じました。

ゲーム中盤まで、僅差で互いに得点を取り合う展開になりました。六回には、表の市立船橋高校、裏の本校の攻撃で、互いに3点ずつを取り合い、5-6と本校がなお1点を負け越す状況でした。八回表、九回表に連打を浴び、それぞれ4点、3点と追加点を奪われ、5-13と得点差を広げられました。

八回より守備についた鶴見が、九回表2死一塁の場面で長く伸びた左飛を好捕。直後の裏の攻撃では先頭で打席に立ち、渾身の一振りが左中間二塁打となり、山田の適時打で生還。一矢を報いる意地を見せました。

 

 

この大会を振り返れば、「もはやこれまでか」という場面が何度かありました。しかし、どんなにピンチの場面を迎えても、選手たちが闘志を失うことはありませんでした。そして、選手たちが闘い続ける限り、スタンドからの熱い応援が途切れることはありませんでした。応援が持つ力の大きさを強く感じた大会でした。全力で応援を続けてくれた生徒のみなさん、保護者のみなさま、そして、応援委員会のみなさん、最後までご苦労様でした。本当に有難うございました。