カテゴリ:部活動
応援団始動
6月22日(月)放課後、今年最初の野球応援の練習が至真殿前の大階段で繰り広げられました。
球場のスタンド席に見立てた大階段に、野球部、吹奏楽部、チアリーディング部とダンス部、総勢100余名から成る応援団が、集結。応援団長、永井蓮人くんが全応援団員を前にして「甲子園に出場するためには選手の力だけでなく、選手の背中を押す、気迫ある応援が必要です」と呼び掛けました。
「4つの部活が「木更津総合」という高校を背負い、夏の甲子園に向けて協力していきましょう!」という力強い一声で、応援練習が始まりました。
初回ということもあり、応援曲のレパートリーを一通りおさらいすることが主眼の練習となりました。前半は、曲の出だしや曲の途中で得点時のファンファーレに切り替わる場面などを確認しながら練習が進みました。
後半になると、要領を得た団員たちは次第にボルテージを上げて行きました。偶然テンポが速くなってしまったことが想定外の効果を生み、木更津総合らしいスピード感あふれる新しいアレンジへと進化しました。吹部が大音量を奏で、チア部とダンス部の弾ける動きに野球部のパワーが加わり、梅雨の曇天を吹き飛ばす元気溌剌の練習となりました。
表敬訪問 ~スポーツクライミング齋藤蒼太くん~
6月17日(水)、本校スポーツクライミング部齋藤蒼太くんが、木更津市駅前庁舎を訪れ、木更津市長を表敬訪問いたしました。
市長応接室には、市長渡辺芳邦様、副市長田中幸子様、健康づくり部長小原和弘様、三者のご臨席のもと、「令和8年度オリンピック強化指定選手 表敬訪問式」が執り行われました。対面には齋藤くんが中央に座り、その両隣に学校長と顧問の福田先生が座りました。お母さまが見守られるなか、式が進みました
福田先生より、齋藤くんのプロフィールが紹介されました。齋藤くんは木更津第二中学校を卒業し、現在本校の2年生に在籍。毎週幕張総合高校で行われている練習会に参加しながら技術の向上に努め、国内外の大会に参加し活躍を続けています。
スポーツクライミングとの出会いは、小学1年生の時たまたま訪れたショッピングモールに設けられたクライミング用の壁にチャレンジしたことが切っ掛けとのこと。3種目あるなかで、15㍍の壁に挑むタイムトライアル、「スピードクライミング」に取り組み、競技を始めるやみるみる頭角を現し、世界で活躍するレベルへと成長しました。
昨年度は、「IFSC世界ユース選手権ヘルシンキ2025」「IFSCクライミングユースアジア選手権貴陽2025」の両大会U17で3位に入賞。このアジア選手権ではU17の日本記録5.41秒を樹立し、記録は現在も破られていません。
今年度も「スピードユース日本選手権2026」において2連覇、「千葉カップスピード競技」優勝等数々の戦績を残し、「オリンピック強化指定選手」「千葉県強化指定選手」に選出されました。
渡辺市長より「オリンピック強化指定選手に認定されたことを、市民を代表して心よりお祝い申し上げます。同世代の若者を含め多くの市民に勇気と希望を与えています。これからも乗り越えて行かなければならないステージがあることと思いますが、市民とともに全力で応援していきたい」とご祝辞を賜りました。
齋藤くんは、表敬訪問式の機会を設けて頂いたこととご祝辞に謝辞を述べた上で、「この木更津で生まれ、木更津から世界に羽ばたけるよう、日々精進してまいります。これからも応援よろしくお願いいたします」と挨拶をしました。
応接室の大きなモニター画面には、齋藤くんが競技をする映像が映し出されました。リクエストに応え齋藤くん自身の解説により観戦を楽しみました。「ご自分の強みは何ですか?」と訊かれ、「練習中に出す実力を、本番でも発揮できることです」と即座に応答する姿からは、控えめながらも自信に満ちた様子がうかがえました。
齋藤くんは、これまでに獲得したメダルとオリンピック強化指定選手の認定証を披露し、渡辺市長と堅い握手を交わしました。
春季発表会 ~演劇部~
6月13日(土)、14日(日)の両日、君津市民文化ホールにて「千葉県高校演劇第11地区 春季発表会」が開催されました。この発表会は地区9校が参加する、春の演劇祭です。本校演劇部は2日目最後に登場。プログラムのとりを飾る出演となりました。
上演作は生徒書きおろしの脚本による作品、『タイトル未定』。
神谷しおりは、物語を書くことが大好きな少女です。父親から「物語は人を救うんだ」と励まされ、絵本作家になることを夢見ていました。冒頭、いきなり幼いしおりに不幸が襲い掛かります。突然の火事で父親を亡くし、母親の意識が戻ることはありませんでした。周囲からの心無い憶測やうわさ、「かわいそうな子」というレッテルにしおりの心は傷つきます。そして何より、「父を死なせてしまった」という自責の念を抱えながら成長し、いつの間にか明るい物語が書けなくなっていました。
ところがある日、しおりは絵本の世界「リトルワールド」に招かれます。そこは様々なおとぎ話が錯綜する不思議の国でした。
何かが壊れ始めていたおとぎの国では、次々と不可解な出来事が起きます。亡くなったはずの父親が登場し、「(物語のなかでは)キャラクターたちは人間が決めた通りに動くただの人形だ。そんな空虚なものが救いの手を差し伸べてくれると本当に思うのかい?」と、しおりを問い詰めます。しかし、この辛辣な言葉は人が作った物語の弱点を鋭く突くものでした。人を襲うがゆえにいつも悪役として登場するオオカミは、「俺は元は(赤ずきんの)友達だった。でも俺の仲間がばあちゃん食ったのを知った途端にこのザマだよ。復讐のために仲間が何匹も殺される姿を見てきた !」と訴えます。「俺は、誰かを愛すことすら許されねえのか??俺は!!!愛したいんだよ!!!!だけど闘わなきゃいつ殺されるかわかんねえから。俺が死んじまう前に俺の事止めてくれよ!!」と叫ぶオオカミの言葉には真実がありました。
さらに、謎の集団が勾玉の封印を解き、この世を滅ぼす力を持つ闇の帝王が復活します。すると父の姿は見る間に変身し「…そう、私は神谷しおりが生み出して捨てた暗い絵本。いわばしおり自身の闇だ」と語り、自らをジ・エンドと名乗ります。 闇の力を操るラスボスの登場で、桃太郎たちも赤ずきんも三匹のこぶたも万事休す。
「物語?これこそ本当の物語さ。残酷で、理不尽で、救いがない。本当はわかってるんじゃないか?」 とうそぶくジ・エンドに、もはやなすすべはないのか?
観客席を巻き込んだアクションシーンには喝さいが送られ、不意を突くギャグは大爆笑の場面となりました。そして、脚本が秀逸でした。多様な登場人物達は個性豊かに描き分けられ、テーマは最後までブレることなく作品を貫いていました。世界は善悪では単純に割り切れず、秩序の裏には不条理が潜み、勧善懲悪の完璧な成就は困難。それでもなお、勇気をもって紡がれる物語にはきっと人を魅了する何かがある、と「物語が持つ力」を最後まで訴えました。
エンディングでは、しおりが奮い立ちペンを握ります。
「とある世界に。闇をもたらす危険な存在が物語を破壊しようとしていた。それは私自身の闇。自分自身と戦うのは怖い。でも。でも私は! !私に負けたくない。これまで私を導いてくれた勇敢なキャラクターたちのためにも !! !絶対に負ける訳にはいかないんだ。おねがい、私と一緒にエンディングを作って!!!!」。この呼びかけに、しおりが作った物語のヒーローたちが立ち上がり迎えた大団円。会場からは大きな拍手が送られました。
舞台に立つ演者は21名、舞台監督や美術、照明、音響等のスタッフが9名。総勢30名が力を合わせた熱演となりました。達筆な字で部員名を紹介するテロップが、劇中で披露されました。書道部の協力によるものでした。
3年生はこの公演をもって引退を迎えることになります。けなげな主人公に胸が熱くなり、妖気を放つヒール(悪役)の眼差しに背筋が凍りました。汚れ役のオオカミは最後まで一匹狼に徹しました。彼の魂の叫びにエールを送る観客は少なくなかったはずです。彼らの奮闘に、会場は大いに勇気づけられました。「芝居が持つ力」が輝きを放ち、舞台の幕が下ろされました。
表彰
6月1日(月)の朝礼では、部活動での活躍を顕彰する、表彰が行われました。該当する部活動の生徒たちが登壇し、学校長より表彰状や優勝旗が手渡されました。
(陸上部の戦績については、5月19日の記事に詳報を掲載しております。)
【水泳部】
〇第1回中高生大会
竹田壮汰 男子50m バタフライ 第2位
男子100m バタフライ 第3位
【陸上競技部】
〇千葉県高等学校総合体育大会
男子ハンマー投 優勝 中村奏太
男子棒高跳 第2位 畠山優翔、第4位 嶋田龍生、7位 佐藤翔音
男子砲丸投 第5位 中村 晴
男子円盤投 第3位 中村 晴
女子砲丸投 第5位 會澤玲奈
女子やり投 第3位 會澤玲奈
女子棒高跳 第7位 森 七星
女子3000m 第6位 市川心菜
女子走高跳 第6位 吉田灯織
男子4X100mR 第3位 山田-北島-大橋-武藤
【バスケットボール部】
〇関東高等学校選手権大会千葉県予選会
第7位
【卓球部】
〇関東大会予選
学校対抗:男子:準優勝、女子:第3位
ダブルス:男子優勝:松井義成・東亮太 組
女子第3位:竹下優愛・松原彩 組
シングルス:男子準優勝:武田志輝、第3位:松井義成
女子第5位:松原彩
〇関東大会
男子ダブルス第3位:松井義成・東亮太 組
【ソフトテニス部】
〇関東高等学校ソフトテニス大会
男子団体戦 第3位
男子個人戦 優勝 布施谷煌・鈴木櫂正
準優勝 舘田陸斗・下向庵璃
第5位 渡邊惺矢・中 遥翔 根本樹希・原田 怜
【柔道部】
〇関東ジュニア体重別選手権大会千葉県予選会
男子個人 90㎏級 優勝 柴田晃
女子個人 52㎏級 準優勝 山田帆波
第3位 大西 碧
57㎏級 第3位 加藤汐織
63㎏級 準優勝 谷脇実依
78㎏級 準優勝 佐々木花漣
78㎏級 第3位 久保木愛海
78㎏超級 第3位 長谷川瑠音
【剣道部】
〇関東高等学校剣道大会千葉県予選会
剣道男子団体の部 第7位
優秀選手 2年男子 橋爪 真人
〇関東高等学校剣道大会千葉県予選会
剣道女子団体の部 第3位
優秀選手 3年女子 堺 日鞠
THE 神業チャレンジ ~バドミントン部~
5月19日(火)、19:00よりTBS『THE 神業チャレンジ』が放映されました。金メダリストの髙橋礼華さんが神業にチャレンジ。本校バドミントン部部員たちが懸命の応援を繰り広げました。
ご紹介するまでもありませんが、髙橋さんは、松友美佐紀さんと「タカマツペア」を組み、2016年オリンピック・リオデジャネイロ大会女子ダブルスで優勝!日本バドミントン界で初の金メダリストとなった、レジェンドアスリートです。
3つのステージが用意されそれぞれのトライアルに挑み、クリアーするごとに賞金を獲得できます。オープニングでは、髙橋さんから全ステージをクリアーできたら何か役立つものをとご提案があり、主将の太田晃義くんが「全自動ノックマシーン」をリクエスト。「顧問の先生方の負担も減りますね」と髙橋さんから快諾をいただきました。
1stステージは、教室前方の扉に挟まった黒板消しをシャトルで落とした後、後方扉すぐ横にあるスイッチにシャトルをぶつけて照明を消すというトライアル。制限時間2分です。縦に長いパネル状のスイッチは、左側半分(幅2㌢)に当てなければ照明をオフにできません。2つの標的まではおよそ7㍍。過去の挑戦者はことごとく失敗した、超高難度のゲームです。名付けて「2分以内に撃破せよ!!シャトル黒板消し落とし&スイッチスマッシュ」。髙橋さんは猛スピードでシャトルを連打。残り時間37秒でようやく黒板消しを落としましたが、瞬く間に制限時間となり、クリアーはなりませんでした。
2ndステージは、「ラリーで繋げ!!風船10連発パワーショット!!」。至真殿の床面から5㍍ルの高さに風船が9つ、さらに2㍍上に風船が1つ浮いています。この高さ7㍍の風船は、今回初めて加えられたものです。ラリーを続けシャトルで風船を割るトライアルです。ラリーが続く限り一つのシャトルを使い続けることができます。全ての風船を割ることができればクリアー。ラリーは5回まで。
ここで信頼のパートナー、夫の金子祐樹さんが登場です。1回目は僅か5ラリーで風船を1つ割り、2回目には1度に2つの風船を割るスゴ技があり、8つ目の風船を割りました。標的の数が減る分だけ難度が高くなるゲームですが、3回目のラリーで残り2つを見事クリアー。ただし、最後に残った7㍍の風船には手を焼きました。そもそも高さ7㍍はシャトルが達するぎりぎりの高さで、やっと届いたシャトルが風船に弾かれる場面が何度もありました。ご苦労様でした。
音楽ホールで行われたFINALは、「早弁を暴け!超3連続コントロールスマッシュ」。階段教室に置かれた椅子に3体のマネキン(それぞれ距離は5㍍、6㍍、8メートル)が座り、テーブルには弁当を隠すように教科書が立てられています。トスされたシャトルを打ち返し、3つの教科書を倒して早弁を暴きます。使えるシャトルは僅か6つ。こちらも成功者0の難関トライアルでした。髙橋さんは幸先よく、1発目で最初の教科書を倒したものの、クリアーを果たせませんでした。
部員たちは、「レーザービーム、スー!」のかけ声で高橋さんを応援。最後まで諦めず、サポートを続けました。髙橋さんも「次回は是非松友さんと一緒に!」と、爽やかな笑顔で再チャレンジを誓ってくれました。