お知らせ
文化祭 ~2日目~
16日(金)、17(土)、両日とも秋の好日に恵まれた文化祭となりました。本校生徒2000人、在校生の保護者と一般来場者2700人余、併せて4700人を超える人出で学校内は大いに賑わいました。
企画への参加には全55クラスに加え、文化部・同好会・委員会・生徒作品20、メインステージ4、サブステージは24のバンド、合計103団体での発表となりました。
日頃地道な活動を続ける文科系団体にとって、文化祭は本領を発揮する絶好のチャンス。丹精を込めた作品を展示し、練習を重ねた演目を披露しました。
文化祭の花、ステージ発表では、ダンスやバンドが技を競うようにパフォーマンスを繰り広げ、クイズでは「生徒vs.教員」のガチ対決、吹奏楽部、チアリーディング、野球部合同の「野球応援メドレー」で迎えた大団円は、文化祭を締め括るにふさわしい演目となりました。
16日(金)の昼過ぎには緊急地震速報(後に誤作動と判明)が鳴り響き、校舎内が騒然となる場面がありましたが、大きな混乱が生じることはなく、2日間の日程を無事終了することができました。
今年度「真心祭文化の部」は台風25号の余波を受け、2週間順延しての開催となりました。まだなお、通常の登校ができない生徒がいるため、2週間の猶予期間でさえも十分な事前準備に充てることがかなわず、直前の3日間を使った生徒たちの奮闘努力でなんとか開催に漕ぎつけました。
今回の文化祭を盛況且つ成功裡に終えることができたのは、ひとえに保護者並びに地域のみなさまのご協力、ご尽力の賜物でした。誠にありがとうございました。また、大変多くの方々に来場していただいたことは、何より生徒たちへの大きな励みになりました。次年度以降もより多くのお客様をお迎えすることができるよう、安全・安心な運営を心がけて参ります。
文化祭 ~1日目~
待ちに待った、「第24回 真心祭文化の部」が開催となりました。本日は、学内公開に加えて生徒保護者参観日となりました。秋らしい青空のもと、560名ほどの来場者で校内は大いに賑わいました。
開場時刻前から多くのご家族が受付前に並び、長い列を作っていました。生徒たちは何とか準備を間に合わせ、午前10:00文化祭開幕の運びとなりました。
1、2年生のクラス企画では夏休み前から知恵を絞り、工夫を凝らしたアトラクションが目白押しでした。カジノやビデオ競馬などのギャンブル系とお化け屋敷が目立ちましたが、小さなお子さんも楽しめるゲームやスリル満点のカート、文化の香りを感じられるプラネタリウムなど、バリエーション豊かな企画が展開されていました。「日本庭園」では、本物の竹を教室内に持ち込んで制作した竹林に、本当の石で出来た石灯篭などが時代劇のセットの様に置かれていて、竹製の鹿威し(シシオドシ)は実際に水が溜まってコーンと音を出すなど、ひと際異彩を放っていました。
3年生19クラスは全て模擬店を出店しました。昭和レトロな屋台メニューからお洒落なスウィーツまで、目移りしそうな品揃えに本校生徒もご来場のみなさまも、味覚と胃袋の両方を十分満足させたようです。周囲に立ち込める食べ物のニオイが文化祭の雰囲気を盛り上げていました。
文化祭前日
文化祭準備3日目。クラスや部活動など、各参加団体は文化祭の準備に大わらわです。明日の公開時間までに間に合うのか?懸命の作業が続きます。
例年は前の週から段ボールを運び込むなど、ぼちぼち準備を始めることが出来たのですが、今年は台風の余波が続き、それどころではありませんでした。あっという間に準備期間最終日となり、各参加団体はそのしわ寄せを痛感しています。
ハチの巣をつついたような状態で迎えた下校時刻。それでも校舎内いたるところで作業が続きます。
明日から、いよいよ文化祭が始まります。
ステージ設置 ~インターンシップ~
文化祭が2日後に迫る本日、今年もシミズオクトのご協力を得て、文化祭の晴れ舞台、ステージの設置作業が行われました。
今年度のステージは、至真殿と至誠館内に設置されます。加えて、太田門からの坂を上り切った場所には、入場門が設けられました。就職指導部企画のインターンシップには、1、2年生の希望者33名が参加し、作業のお手伝いをしました。
全員がヘルメットと安全靴を着用し、シミズオクトのスタッフの方から、安全面の注意と作業手順のガイダンスを受けてから作業にあたりました。
メインステージとなる至真殿では、既存のステージ前面に張り出す、ヨコ18㍍×タテ4.8㍍のスペースが付け加えられ、ダンスやクイズにチアリーディングに加え、吹奏楽のパフォーマンスが繰り広げられます。至誠館には、ヨコ7.2㍍×タテ5.4㍍のサブステージが用意され、軽音楽バンドが演奏を行います。
インターンシップ参加者のまじめな取り組みもあり、今年も見事なステージができ上りました。
至誠館ステージは放課後の作業となり、シミズオクトのスタッフさんのみで行われました。黒いカーペットが敷き詰められたステージには、点々と細かなほこりが残りました。スタッフのみなさんがガムテープを手に持ち、そのほこりを取り除く作業を丁寧に続けてくれていました。誠実なお仕事ぶりに感謝いたします。
文化祭開会式
本日より、『第24回真心祭 文化の部』が始まります。開会宣言が実行委員長より、唱えられました。メインイベントである「文化祭」は、10月16日(金)、17日(土)の開催となります。
本日から15日(木)まで、文化祭の準備期間に入ります。全校生徒を前に、文化祭実行委員長、3年生國村俊允くんが「台風の影響が続き、いまだに通常の登校がかなわない状況での開催になります。様々な企画に取り組むうえで、困難にぶつかることもあるだろうと思います。しかし、挫けることなく、仲間と協力し合い工夫を凝らすことで、より充実した発表へと高めることができるのです。困難にぶつかったことも、振り返れば良き思い出になるはずです。みなさんの創り上げる最高の企画を楽しみにしています」と、開会のことばを伝えました。
生徒会長池田さんは、「きょうから本格的に準備が始まります。クラスを始め各発表団体は互いの絆を深め合いながら、一人ひとりの思い出に残る素晴らしい文化祭にしていきましょう」と生徒に文化祭の成功を呼びかけました。
また、今年度は「真心祭クラス総選挙」を行い、学年ごとに最優秀企画を選出するという新機軸を紹介し、盛んな投票を求めました。
学校長は、「台風25号の被害を受けた内房線の復旧に3ヵ月を要する」という報道を受け、一時は文化祭開催が危ぶまれたものの、2週間遅らせて何とか通常通りに開催される運びとなった経緯に触れました。
「厳しい状況は続いていますが、鉄道の復旧作業や不通区間の代替バスの運行など、現状を回復するためにいろいろな人たち、様々な団体が動いてくれています。通学を手伝ってくれている保護者のみなさんもしかりです。校内の駐車スペースには限りがあるため、通常は文化祭の来場者には、公共交通機関の利用を呼び掛けていましたが、今回はJRが使えません。ところがアピタ木更津店では、当日は本校来場者のために屋上駐車場を開放していただくことになりました。今回の文化祭は、多くの人たちの善意とご協力に支えられて開催にたどり着けたことに、どうか感謝の気持ちを忘れないでください」と訴え、「だからこそ、来場された方々に大いに楽しんでいただけるよう、ルールを守った運営を心掛け、温かい笑顔と挨拶で出迎えてあげて欲しいと思います。その上で、みなさん自身が心の底から楽しめる、思い出深い文化祭を成功させましょう」と語り掛けました。
続いて、今年度の文化祭ポスター最優秀賞の授賞式が行われました。3年生角田陽依さんが登壇。学校長より表彰状が授与されました。作品は本校ホームページに掲載されています。
表彰
全校集会では、部活動をはじめ生徒たちの活躍を顕彰する表彰が行われました。
次にお伝えいたします。
【英語スピーチコンテスト】
〇校内コンテスト
・全学年スピーチ部門
第1位 オーコン・サリタ
第2位 バスティダス長谷川美桜裡
第3位 二宮博幸
第4位 オヌオラ・ビクトリア
第5位 山木大毅、小林 梓
・1年生暗唱部門
第1位 伊藤咲柔、小柴優希奈
第3位 松尾優実花
第4位 櫻井桜莉、ビラスト・アキヤ
第6位 福田アンジェラ
〇木更津・市原地区高校生英語スピーチコンテスト
・全学年スピーチコンテスト
第4位 オーコン・サリタ
・1年生暗唱部門
第5位 小柴優希奈
第6位 伊藤咲柔
【陸上部】
〇千葉県高等学校新人体育大会
・男子砲丸投 第2位 中村 晴
・男子円盤投 第2位 中村 晴
・男子ハンマー投 第6位 中村 晴
・男子棒高跳 第3位 嶋田龍生
第4位 西城陽介
第5位 佐藤翔音
・男子4×100mR 第3位 能勢佑太、早川詠空、小磯銀志、武藤大晟
・女子棒高跳 第4位 森 七星
・女子走高跳 第6位 宮﨑歩美
・女子800m 第5位 市川心菜
【水泳部】
〇千葉県高等学校新人体育大会
・男子 50m バタフライ 第4位 竹田壮汰
【柔道部】
〇関東高等学選抜柔道大会千葉県予選会
・男子個人60㎏級 準優勝 高橋飛輝
66㎏級 優勝 辻 慈吾
73㎏級 優勝 新井瑠心
81㎏級 準優勝 藤川篤希
第3位 坪野京介
90㎏級 優勝 柴田 晃
準優勝 白戸 佐
100㎏級 準優勝 青栁周弥
100㎏超級 優勝 長谷川碧音
・女子個人52㎏級 優勝 大西 碧
準優勝 丹治優音
63㎏級 優勝 土井柚希
70㎏級 優勝 中尾莉子
準優勝 藤吉魅紅
78㎏級 優勝 久保木愛海
準優勝 片山詩月
【演劇部】
〇きみぶん演劇祭
・千葉県演劇第11地区「優秀賞」
・GOOD!! Lighting賞(舞台照明)
・GOOD!! SE賞(音響効果)
・審査員特別賞 団体部門、個人部門(露嵜天翔)
【和太鼓部】
〇日本太鼓ジュニア千葉県大会 優秀賞
【バスケットボール部】
〇千葉県高等学校バスケットボール大会 男子 第8位
〇全国高等学校バスケットボール選手権千葉県予選会 男子の部 第5位
英語スピーチコンテスト ~木更津・市原地区大会~
10月7日(水)、東海大学付属市原望洋高等学校にて、「高校生英語スピーチコンテスト木更津・市原地区大会」が開催されました。
【入賞者】
1学年暗唱部門: 第5位入賞 小柴優希奈さん 第6位入賞 伊藤咲柔さん
全学年スピーチ部門: 第4位入賞 オーコン サリタさん(1年)
本校からは、9月に行われた校内コンテストを勝ち抜いた4名の生徒が参加しました。
台風による豪雨災害により登校そのものができなかったことに加え、登校しても放課後に十分な練習時間を確保できなかった状況で、全員が全力で練習に励み、当日の発表に臨みました。
自分の力量を十分に発揮できた生徒もいれば、残念ながら悔しい気持ちで発表を終えた生徒もいました。それでも地区大会出場の機会を得て、その目標に向かって精一杯の努力を重ねた経験は、英語の学習面はもとより、卒業後の進路決定やその後の社会生活においても、より大きな実りを生み出す礎石となるはずです。
全学年スピーチ部門では、9名の出場者はそれぞれの視点から興味深いスピーチを展開し、取り上げたテーマは多岐にわたりました。本校2年生のバスティダス長谷川美桜裡さんは、自分の経験を例に挙げてSNSをうまく活用することの意義を語りました。また、1年生のオーコン・サリタさんは、自身のバックグラウンドの1つであるフィリピンの情勢に触れ、不正が蔓延る社会で苦境に悩む人々の現状を語り、その改善を力強く訴えました。
各スピーチに込められた主張には、高校生としての等身大の経験や意見が反映されており、そのどれにも耳を傾ける価値がありました。語られたことばに耳を傾け、聴き手が「なるほど!」と頷く瞬間があり、「う~む」と腕を組み黙考に耽る場面もありました。参加者は、「英語で発表する」という語学学習上の効果ばかりでなく、「自分の考えを他者に伝え、他者の考えを己のこととして受け止める」という、スピーチ自体に具わる「伝え合う力」を体感することができました。
すべての発表が終わり、本校生徒と君津学園系列校である市原中央高校の4名の参加生徒たちとが、肩を叩き合う姿がありました。同じ地域で学ぶ参加者は、競争相手であると同時に、同じ目標に向かって切磋琢磨し成長する戦友でもあります。これまでの取り組みとその成果を互いに称え合うことにも大きな意義がある、と強く感じるコンテストとなりました。今後も引き続き、本校生徒たちの活躍にご期待ください!
きみぶん演劇祭 ~演劇部~
10月3日(土)、4日(日)、君津文化ホール/大ホールにて、“きみぶん演劇祭chapter23”が開催されました。本校演劇部は、過去最多となる4部門5つの賞で受賞を果たす大活躍でした。
作品タイトルは、「さよなら、またあした、」。今回も生徒書き下ろしのオリジナル脚本でした。
作品のなかでも、秋の大会に備え基礎練習に励み台本作りに知恵を絞る演劇部員の日常が描かれています。台本のなかの物語がパラレルワールドの様に展開される構成が秀逸でした。
物語は、2026年8月2日から始まります。現代を生きる高校生たちが夏休みに登校し、部活動で筋トレや発声練習に勤しみ、帰宅時の電車内で仲間とたわいのない会話を交わす、そんな平凡な日々が過ぎて行きます。
部員たちは、長崎県出身の部活動顧問から与えられた資料を手掛かりに、脚本の制作に着手します。資料を読み解きながら生徒たちが描き出したのは、「戦時下に暮らす子どもたち」の姿でした。
戦争を背景にした作品では、戦禍の惨劇や窮乏生活に困窮する人々など、悲惨な状況を訴える作品が少なくありません。しかし、部員たちは敢えて現代に暮らす人々と大差のない平穏な生活を台本のなかに紡ぎ出したのです。夕暮れまで夢中になって遊ぶ子どもたち、妹の誕生に心を躍らせる少女。ささやかな幸福感を共有することで、過去の出来事が81年の時を経た現代の生活と地続きであることを、部員たちは感じるのでした。
それぞれのグループが作ったプロット(物語の構成要素)が紹介されるたびに、その日の活動は終了します。「さようなら、またあした」と挨拶を交わしながら去っていく生徒たちの姿が何度も繰り返され、影絵のように消えていきます。
物語は、8月9日へと進みます。劇中劇のなかでは、1945年のその日の朝食に滅多に配給されることのない白米を頬張り、※笑顔で食卓を囲む家族のエピソードが紹介されます。そして、長崎に原爆が投下される時刻が迫るのです...
上演後の舞台挨拶では、部長の青柳葉月さんが、「過去の出来事から目を逸らさず、当たり前に明日が来ることがいかに大切か、今一度思い起こしたい」と上演意図について語りました。
演劇祭には近隣の高校8校と一般の劇団が参加。2日で8本の演目が上演される盛況ぶりでした。表彰式では、君津文化ホールから「GOOD!! SE賞(音響効果)」、「GOOD!! Lighting賞(舞台照明)」の2賞が本校演劇部へ送られました。加えて専門審査員を務めていただいた、舞台演出家のAzuki様より「審査員特別賞」が本校演劇部と露嵜天翔くんへ。さらに千葉県演劇第11地区「優秀賞」を受賞。4連覇を逃したものの、1校で5つの受賞は参加校中最多の快挙でした。特別賞を受賞した露嵜くんが演じたのは、1930年12月生まれ(終戦時は14歳)の少年の役でした。ただ一人薄汚れた粗末なシャツを着て裸足でステージに立ち、現代の高校生たちを無言のまま見守る難しい役柄を、静かに熱演しました。
※実際には白米はその日の昼食に用意されたもの。家族がそれを食べることはできませんでした。劇中では脚色を加え「朝食の団らん」の場面としました。
この作品は、演劇部の実際の活動が多く反映されているそうです。部員たちは実在する書籍を読み、脚本を完成させました。戦時中のいくつかのエピソードは、脚色が加えられていますが、実話に基づくもです。
‘26海外研修 ~生徒現地レポートⅨ the last episode~
新井さんの現地レポートは好評を博し、実に一ヶ月にわたる長期連載となりました。様々な出来事が活き活きと語られ、ワクワク感やドキドキ感が伝わる名作となりました。
「朝3時に起き、4時には家を出ました。 車の中からまだ暗い空を眺めながら学校へ向かいました」。
学校へ向かう時間はなんだかいつもより短く感じました。 学校に着いて引率の先生に到着を知らせたら、あとはバスに乗るだけです。最後は、ホストファミリーに挨拶をしてバスに乗りました。すぐ出発しなければいけなかったので別れを言う時間は一瞬でした。もしかしたら名残惜しさから一瞬に感じてしまったのかもしれません。
バスで空港まで向かっている途中1つの不安を感じました。「この経験は自分のものになっているのか?」と。昨日までの経験が今の自分とつながっている気がせず、まるで外から映画を観ていたように本当に自分が経験したことなのかさえ疑わしくなってきました。しかし研修の日々を思い返すと、最初のうちは覚えることや初めての挑戦などが多く、一日が長くそしてぐったりと疲れていましたが、徐々に生活に慣れていくと、気がついたら楽しくてあっという間だと思えるようにまでなっていたことを思い出し、その不安はすこしずつ小さくなっていきました。思い返せば返すほど私が見た景色や感じた空気感、学んだ歴史や文化、現地での友達と話した内容など、私にとってかけがえのない思い出のすべてが、次々に頭の中をかけ巡っていきました。「忘れたくない」と率直に感じ、この思いこそが、私がオーストラリアで様々な日々を経験した証なのだと気づきました。それと同時に私のなかで「経験に恥じない生き方したい」という気持ちが芽生えてきました。私の人生の目標の中に「いろんな世界をみて、いろんなことを経験し、それをもとに自分の考えや感情、世界観を表現したい」という強い気持ちがあります。あの時見た風景、感じたものがこれらの目標を叶えるきっかけの1つになると確信しました。今回の海外研修は、そのくらい私の人生において、大きな経験だったと言えます。「この経験が自分のものになっているか」という問い掛けに対して、まだはっきり答えることはできませんが「忘れたくない」「たのしかった」「もう一度訪れたい」という素直な気持ちを忘れず、自分の将来に繋げていきたいと思いました。
サポートと引率してくださった先生方、ありがとうございます。現地で先生方がいることでとても心強かったです。学校から「頑張ってね、楽しんでね」と見送ってくれた先生方ありがとうございます。応援してくださったことがとても嬉しく、こころの支えになりました。 そしてオーストラリアでのホストファミリー、現地校の生徒の皆さん先生方、ありがとうございました。皆さんがいなければこのような素晴らしい経験をすることができませんでした。この経験を糧に自分の目標を叶えられるように進んでいきたいと思います。
最後になりましたが、高校3年生という本来なら受験へ向けてより懸命に勉強しなければいけない時期に、私のわがままで決して安くはないお金をかけて海外に行かせてくれた両親に感謝しています。「受験勉強の他にも人生で大切なことがある」と背中を押してくれたこと一生忘れません。広い視野をもち、自分の可能性を広げ、自信を持って今後も生活したいと思います。 皆さん本当にありがとうございました
To the people who helped us a lot.
I really appreciate your hospitality. The visit to Austraila was a wonderful opportunity for us.
Without your unstinting support, I wouldn't have had such great days. I’m sure they are the most precious ones in my life, which I will never forget. So I promise that I will make every effort to achieve my goals I found through these experiences in Australia.
Last but not least, I would like to thank you all for your encouragement.
Honoka Arai
~編集後記~
オーストラリア、メルボルンで行われた海外研修の様子をお伝えする「現地レポート」は、今回をもって最終回を迎えました。引率の米本先生、参加生徒の新井さんによる連載は、併せて16回を数えました。双方の記述は互いに補完する内容となっておりますので、一連の記事として楽しんでいただければ幸いです。昨夏の海外研修でも執筆者として活躍してくれた新井さんは、今回の「生徒レポート」でも、ホームステイ先の様子をつまびらかに描写するレポートを送ってくれました。
生徒たちは、10日間の日程で8泊をホストファミリー宅で過ごしました。現地受け入れ校(幼・小・中・高一貫校)では、多様な学びを体験し、様々な年齢層の生徒と交流を深めました。家に戻れば、買い物や散歩に出かけ、温かな食事(現地は冬です)の後にはカードゲームに興じるなど、家族団らんのなかで過ごしていたようです。
それは、海外の街で日常生活を営むという体験でした。観光でその地を訪れるだけでは決して経験できない貴重な時間でした。出会いの緊張、笑顔を交わした喜び、お別れの悲しみなど数えきれない出来事があり、新井さんのレポートには、それを追体験することができる楽しさがあります。現地レポートは、研修の責任者を務めた宮越先生からもご協力を得て、読み手の関心に十分に応える内容となりました。
現地スタッフ諸氏。Balcombe Grammar Schoolの教職員と生徒のみなさん。そしてホストファミリーの方々。この間、本校の生徒たちは、実に多くの人々に支えられて、無事研修を終えることができたことに、感謝の気持ちをお伝えいたします。まことに有難うございました。
‘26 海外研修 ~生徒現地レポートⅧ Part2.~
思いの丈はあふれ出し、Part1.とPart2.で、5500文字を超えるレポートになりました。
「次に向かったのはユーレカタワーという88階建ての展望台です。ここでは約285メートルの高さからメルボルン市内を見渡せます。展望エリアに着き、眺めを楽しみました」。
窓の近くには、建物名が記され向きと焦点が固定されたスコープがあり、覗くとその建物を間近に見ることできました。もちろん向きが固定されていない望遠鏡もあり、いろいろな場所を自由に見ることができました。ここでもクレアさんの丁寧な解説付きで眺望を楽しみました。メルボルンを貫く大きな川、ヤラ川(Yarra River)を見ていると、「この川は海に繋がっている」「船もたくさん通るよ」と教えてくれました。なるほどと感心していると「川はあんまりきれいじゃないけどね」と一言。「確かに…」と思った瞬間吹き出してしまい、申し訳ないと思いながらたくさん笑ってしまいました。他にも部屋ごとビルから飛び出す仕組みのガラス張りの施設があり、私達もその正方形の部屋に入りました。ゴゴゴゴっという音とともに完全に空中に突き出て、足元のガラスからはっきりと下の様子を覗くことができました。最初は大丈夫だと思っていてもだんだんと足がすくんできました。地上200数十メートルのガラス張りの空間は笑ってしまうほど高い位置にあり、終始引きつった笑いが止まりませんでした。でも、この場所からメルボルンを眺めていると、「あそこに行ってみたい」「ここはどういうところなんだろう」という気持ちが湧いてきて、立ち去りがたい思いが募りました。
展望台をあとにし、次はお土産を買いにいきました。お土産屋さんまで行く途中に教会があり寄ってみることになりました。そこはセント・ポール大聖堂という聖堂でした。ここは前回いったセントパトリック大聖堂とはまた違う大聖堂で、メルボルンの主要な駅フリンダース・ストリート駅の近くにあります。大聖堂はいつ入ってもその景観に圧倒されます。なかを歩くと小さなろうそくが灯されている場所があり、その前でお祈りをしている方がいました。ホストマザーから、この場所は「亡くなった人を想う場所で、故人を偲ぶためにたくさんのろうそくが灯されているの」と教えてもらいました。午後の早い時間だったので、多くの人が参拝に訪れていました。改めて教会は多くの人々の拠り所であり、こころの支えや救いを与えてくれる場所だと感じました。 他にもクレアさんから途中にあったフェデレーション・スクエアという場所を紹介してもらいました。ここにはACMIというオーストラリア映像博物館があり、映画祭などもやっているそうです。映画が好きな私にとってとても興味深い場所で、オーストラリア再訪の機会があれば、絶対に訪れたい場所の1つになりました。
さらに進んでいくとグラフィックアートがかかれている道に入りました。壁中が全て「落書き」で埋まっていて、その通り自体がアートになっていました。ホジ・レーンと名付けられたその通りは、メルボルンで有名なストリートアートの1つです。「そんな高いところにどうやって?」みたいな高さに描かれた作品があったり、「著作権は大丈夫なの?」みたいな有名なキャラクターを写しているものがあったり、たくさんのグラフィックアートに囲まれて進んでいくのはとても楽しかったです。
お土産屋さんに着くと、オーストラリアならではのグッズをたくさん買いました。そこでホストファミリーの2人目の息子さんと合流しました。前にあった息子さんとは違う方で、メルボルン市内のレストランで働いていて今日の夕ご飯は彼が働いているレストランで食べることになっています。
お菓子などのお土産を選ぶ際にどんなものを買おうか迷っていると、息子さんが「これ美味しいよ」とお勧めをたくさん教えてくれました。美味しいお土産をたくさん買うことができました。
いろいろとお土産を買ったあとは、ホストマザーとファザーは車でレストランに向かい、クレアさんと息子さんと私たちはトラムで向かいました。ずっと前からトラムに乗ることを楽しみにしていました。前の記事で書いた通り市内ではトラムが無料で乗れるので、レストランまでお金をかけずに向かうことができました。トラムの中は電車というよりバスに近い感じで、椅子が設置されている場所とつり革だけのスペースがありました。
しばらくトラムに揺られているとレストランに着きました。そこはアジアンフュージョンレストランで、お米やカレーなどアジアのご飯を食べることができます。息子さんがいろいろメニューについて教えてくれました。食べられないものや大丈夫なものなどを伝え、みんなで5つの大皿料理を分け合う形式で食べました。お米は、しばらく食べていなかったので、食べるとすこしホッとしたような安心感がありました。アジア料理なだけあってお箸での食事になりました。ファザーとマザーがお箸を使うのにかなり苦労をしていました。私が得意げに箸を使って食べていると、「ようやく箸が使えてよかったね」とファザーからからかい半分で言われました。「ついにね」と返すと、みんながほほ笑んでくれて和やかな雰囲気になりました。私は、さらに得意げに箸の使い方を教えてあげました。
談笑し美味しいご飯を食べ終えると、すでに外は真っ暗で家に帰る時間でした。レストランを出てホストマザー達の車に向かいました。クレアさんと息子さんはここでお別れです。さよならと言いかけたところで、クレアさんがポストカードを出して「これプレゼント、すぐ書いたから下手だけど」といいながら手渡してくれました。ポストカードには日本語と英語でメッセージが書かれていて、受け取った瞬間思わず泣き出しそうになってしまいました。「ありがとう、さみしくなります」と伝えてハグをしてお別れしました。最後まで手を振ってお別れしました。
車の中でしっかりメッセージを読みました。日本語で今日一緒に過ごせて楽しかったと書かれていて、とても嬉しい気持ちになりました。また英語のメッセージでは、将来の夢が叶うようにと私を励ますことばが綴られていました。実は展望台で将来の夢の話をしていたのです。その時クレアさんはいろんな体験談を話してくれて、それがとても参考になり、私自身が深くインスパイアされたと感じました。その時のことを覚えていてくれたこと、また応援していると書いてくれたことにとても温かい気持ちになりました。何回も何回も読み直し、同じホームステイメンバーの子と今までのオーストラリアでの研修を振り返りながらたくさん語り合いました。いろいろな出来事を振り返り、どんな思い出話をしても、最終的には、「帰りたくない」「時間が足りない」と同じ言葉ばかりを繰り返しました。抑えていた涙は、家に着く頃にはもう限界に近づいていました。
家に着いたのは夜10時を過ぎていました。昨夜のうちに荷造りはすこしずつ初めていたので、あとは最後に使うものだけを残して、帰る準備はおしまいになります。ホストファミリーにことわって自分の部屋に戻り、最終確認をしていきました。
しばらくして、ホームステイメンバーの子と、ある「たくらみ」の打ち合わせをしました。たくらみと言うほど大げさなことではないのですが、私たちはホストマザーとファザーに手紙を渡そうと計画していました。本当は別れる直前に渡したかったのですが、最終日の明日はどのくらい時間があるか分からなかったので、今日渡すことに決めました。
ホストマザーとファザーの目の前にいき、「実は渡したいものがある」と伝え、手紙を出し「本当は明日渡したかったけど時間があるかわかんないから今渡します」「読んでもいいですか?」と聞き、手紙の内容を読んで伝えました。最初来た時とても緊張していたこと、温かい歓迎のおかげで楽しんでいろんなことを学べたこと、たくさん感謝していることなど、思っていることを全て伝えました。手紙を読み終えて渡すと「ありがとう」「実は最初私達も緊張していた」「滞在期間が短すぎる、もっと長ければいいのに」と答えてくれました。そのことばを聞けて嬉しい気持ちでいっぱいなり、お別れをするのが本当にツライと感じながら、お互いに「ありがとう」と伝えながらハグをしました。
この晩も恒例のUNOを、時間が許す限り楽しみました。UNOを終えると、あとは時間を待つだけになりました。明日は朝5時に学校前に集合、そのままバスに乗り空港へ向かいます。ほんとに本当に最後になりました。 明日は遅刻しないように、そして最後に、しっかり挨拶できるようにします。
‘26 海外研修 ~生徒現地レポートⅧ Part1.~
海外研修はいよいよ終盤を迎えています。オーストラリア最後の一日を2回に分けてお伝えします。
「8月29日(土)、研修8日目。今日は各々のホストファミリーと過ごす日です。私達はメルボルン市内へ観光にいきました。オーストラリアで過ごす最後の日なので、悔いのないように過ごしたいと思います」。
メルボルン市内までは、ホストファミリーの家から約1時間かかります。だから家を9時に出て10時に到着できるように行動しました。メルボルン市内に着くとクレアさんと言う方と合流しました。クレアさんはホストマザーの姪にあたる方で、今はメルボルン市内で働いているそうです。またクレアさんは大学で日本語を専攻していたらしく、日本の文化も好きなのだそうです。メルボルン市内で観光するならクレアさんも一緒のほうがいいと私達の為にホストマザーが呼んでくれました。
最初に向かった先は、ビクトリア国立美術館です。ここは1861年に設立された、オーストラリア最古の複合美術館だそうです。以前ホストマザーに「美術や歴史が好き」と伝えていて、それを覚えていてくれて、ここなら楽しめると連れてきてもらいました。美術館まではみんな一緒に行動していましたが、館内ではクレアさんと私たち日本人学生2人、ホストマザーとファザーの2人に分かれて行動しました。
中に入るとすぐ大きな黄色いオブジェが見えてきました。それは日本人芸術家、草間彌生の「踊るカボチャ」でした。この作品は、高さ約5メートルの、かなりスケール感のある大作で、近づけば近づくほど作品の存在感を強く感じました。しかし不思議なほどまわりの空間と調和しており、威圧感や圧迫感というよりはそこにあるべき存在として静かに佇んでいるようでした。
作品名の通り、カボチャはタコの様に柔らかな脚(腕?)を持ち、3点だけを地につけ残りは宙に浮く、不思議な躍動感がある作品でした。その構造から中央の下部には空間があり、作品の下にもぐって鑑賞している人もいました。周囲の空間に馴染みながらも圧倒的な存在感を生み出しているこの作品に、私はこれまでほとんど経験したことのない感覚を覚えました。圧迫感と存在感、そして調和など「似ているようで違う」「相反するものと思われていたものが一緒にある」という不思議な感覚でした。見るだけ、そこにいるだけでとても楽しかったです。また前にも一度ホストファミリーと草間彌生の他の作品を見ましたが、再び彼女の作品を見ることができて、とても嬉しかったです。
次に向かったのはアジア系の作品が展示されているエリアです。もちろん日本の作品もたくさんありました。江戸時代のものや明治時代のものなど様々な時代の作品がありました。なかには日本地図が描かれている絵皿や怪談話の挿絵などがあり、日本の古くからの風俗や文化が反映されている作品を見ることができて、すこし感動しました。またクレアさんも「おもしろい」と興味を示してくれました。英語の説明文でわからない単語があると解説してくれました。会話は弾み、先程の挿絵から日本の怪談が話題になりました。いまだに日本の小学生の間で語り継がれている「トイレのハナコさん」を紹介すると、クレアさんが「おもしろい、そういう話があるんだ」と関心を示してくれました。以前ホストファザーに怪談について話したことがあるのですが、「オーストラリアにはそういうのはあんまりない」と教えてくれました。ghost storiesは、世界各地にあるのかも知れませんが、学校が舞台になったり妖怪が出てきたり、日本の怪談文化には独特な一面があることに改めて気づきました。
他にも様々な国の歴史的な価値を持つ作品や史料を見ました。古代エジプトの壁画や昔イギリスで使われていた身だしなみを整えるための用具一式、エリザベス一世の肖像画など私が今学校で習っている時代や人物ゆかりの品々があり、見ていてとても楽しかったです。
そして私が一番印象にのこっているのは、絵画が一面に展示されている部屋です。見渡す限り美しいヨーロッパの古典絵画が壁一面に並び、視界に入りきらないと感じるほどでした。1つの絵を見るだけでも「どういう背景があったのか」「どのように表現されているのか」を考えながら時間をかけてじっくり鑑賞することができたのは、とても素晴らしい体験となりました。この展示室では、作品1つ1つに解説があるわけではありません。ヨーロッパの絵画を視覚的、空間的に一望できるという、独特の展示方法です。私はヨーロッパの美術史に詳しいわけではありませんが、見るだけでその絵画の世界に入り込んでしまった様な感覚に陥り、描かれている人の息遣いや空気感などを肌で感じることができました。絵画に興味をお持ちの方は、ぜひ実際に行って見てほしいです。もし興味を持った作品があれば、公式サイトから情報が得られます。作品の解説を読んで鑑賞するのも楽しいと思います。
ホストマザーとファザーと合流し、お腹が減ったので美術館を出て昼ごはんを食べにいきました。昨日ホストマザーから「マクドナルドとKFCどっちが食べたい?」と聞かれ「マクドナルド」と答えていました。以前からマクドナルドの海外限定メニューが食べたいと楽しみにしていたのです。
オープンキャンパス開催
本日、「令和8年度 オープンキャンパス」が開催されました。多くの中学生(310名)、保護者のみなさま(194名)が来場されました。多数の来場者(合計504名)に加え、多くのクラブ活動、生徒会役員が来場者を熱烈歓迎!盛況な催しになりました。
8:45、至真殿メインフロアーでは、中学生と保護者のみなさまは、参加申し込み時に伝えていただいた、希望コース別(参:本校ホームページ『コース制』)に着席。本校に関する説明を聴いていただきました。
まず、学校長が来場者に向かい、「中学3年生のみなさんはそろそろ志望校を決める時期を迎えています。本日のオープンキャンパスが有意義なものになる様、教職員、生徒一同、精一杯ご対応させていただきます」と挨拶をしました。そして中学生に向かい、「木更津総合高校は、みなさんが夢を見付けることができる学校です」と訴え、説明を続けました。
自分がやりたい夢を見つけるには、いろいろな勉強に取り組み、いろいろな体験をして、そしていろいろな人と出会い、自分の視野を広げることが不可欠であると説きました。本校には、10のコースが用意され各自の適性や志望進路に添った学習ができること、充実した学校行事やクラブ活動等が展開されていること、2,000名を超える生徒が千葉県ばかりでなく日本各地から集う学校であることを紹介し、「学習面や生活面、生徒の構成など、生徒が成長できる環境が十分整っている」と述べ、本校の特色を強くアピールしました。
最後に「本日は学校の施設を見学するだけではなく、本校の活気ある雰囲気を十分感じ取って楽しんで過ごして欲しい」と述べ、挨拶を終えました。
本校紹介動画の視聴と入試説明に続いて、9:35、ステージ上では「ミニ発表会」が催されました。和太鼓部と書道部によるコラボパフォーマンス、ダンス部、吹奏楽部がそれぞれ自慢のパフォーマンスを披露し、来場者を大いに歓迎しました。
10:30、来場者は案内に従って校舎へ移動し、希望したコース別の模擬授業を受講しました。用意された23の授業では、中学生だけでなく保護者の方々にも参観・参加していただきました。授業内容は、中学生におもしろいと感じてもらい、さらに役に立つ知識を伝えようと、授業担当者が創意工夫を凝らしたものでした。
総合コースの地学では、地球儀を見ながら、大気の流れと海流について学びました。話題は、世界各地で頻発する「異常気象」にまでおよび、中学生は興味津々で耳を傾けました。同コース英語では、RとLの発音の違いや、中学で習う受動態「My purse was stolen.(私の財布が盗まれた)」をさらに発展させて、「I had my purse stolen.(私は財布を盗まれた)」という表現を学びました。同コース社会では、「現代の錬金術師」と呼ばれる、投資家の動きを解説。株式や外国為替の取引で行われる「空売り」が詳しく紹介されました。借りたお金でお金を稼げるの?「円高/円安」のメカニズムなど、世界経済は複雑怪奇です。
11:15、部活動・施設見学では、多くのクラブが参加型の見学会を開き、旺盛なサービス精神で中学生に対応しました。学校長が唱えた「活気ある雰囲気」が十分伝わるオープンキャンパスとなりました。
‘26 海外研修 ~生徒現地レポートⅦ~
バルコムスクール最終日、フェアウェルパーティーで新井さんは、姉妹で大活躍!大団円を迎え、国際交流への思いを新たにしました。
「8月28日(金)、研修7日目です。 今日は学校へ登校する最後の日です。もうすでに名残惜しいです。 きょうの予定はFarewell Party(お別れ会)です」。
きょうの日程は、午前中に私たちが披露するダンスの練習、ランチを挟んで、午後からお別れ会が開かれます。本番ではバルコムの生徒の皆さんが演奏やダンスなどを披露してくれたあと、私達もダンスパフォーマンスをしました。
私達が披露したダンスは「タヒチアンダンス」と「やっさいもっさい」です。「タヒチアンダンス」は、私と私の妹の1年生、新井梨花の2人で踊りました。他の木総生は「やっさいもっさい」で会場を沸かせました。
私達新井姉妹がパフォーマンスをすることになったいきさつは、私と妹が母の勧めでタヒチアンダンスを習っていたことが引率の先生に伝わってしまい、このお別れ会で披露して欲しいと急遽頼まれたからです。妹のタヒチアンダンス歴は12年を数えます。いまではダンスグループの一員となり大会に出場するなど、ダンスの道を極めています。一方、私は高1でやめてしまったので久しぶりのダンスになりました。
タヒチとタヒチアンダンスについて、少しご紹介します。オーストラリアと南米のほぼ中間に位置しているタヒチは、太平洋上で「ハワイ」「ニュージーランド」「イースター島」を結ぶ巨大な三角形、ポリネシアン・トライアングルの中央部に浮かぶ南洋の島です。ポリネシアを舞台に描かれた映画、「モアナと伝説の海」をご覧になった方も多いと思います。ポリネシアの人々は私たちが歴史で習う「大航海時代」よりもはるか昔に外洋に漕ぎだした「海洋民族」です。作中にも登場するアウトリガーの付いたカヌーを、パドルと帆だけで操りました。小型で粗末な舟は実際には高性能で、一回の航海で数百㎞も移動できたそうです。
もちろん、オーストラリア・タヒチ間にも、古くから交易などを通じて多くの交流がありました。18世紀末頃からオーストラリアとタヒチは捕鯨の拠点となったことで、さらに文化的な繋がりが深まりました。タヒチアンダンスも伝わり、オーストラリアには現在も愛好者が多くいます。
タヒチアンダンスは、現地ではオリ・タヒチ(’Ori=踊り)と呼ばれています。ポリネシア文化圏では、ハワイのフラダンスを思い浮かべる人が多いと思います。もちろんそれぞれ独特の衣装をまとって踊られるのですが、その他にも多くの点で違いがあります。曲のテンポ、体の動き、そして踊りによって表現される事柄に違いがあります。ユラユラとゆっくりとしたイメージのフラに比べ、タヒチアンは速いテンポのドラムビートに乗り、激しく体を動かす振り付けで有名です。素早いステップで激しく腰を回したり振ったりする動きが特徴で、フラとは違い、たとえスローテンポの曲であっても、大きな動作で激しく体を動かすダンスもあります。
フラでは、「愛、自然、神への祈り」など静ひつ感のある表現が多く用いられるのに対し、タヒチアンでは、「情熱」や「生命力」など力強さや躍動感を誇示したり、「神話」や「歴史」など物語性の高い場面を表現したりすることもあります。
やっさいもっさいは、言わずもがな木更津伝統の踊りです。調べてみると、この踊りは民謡「木更津甚句」に由来していて、高度成長期に企業の進出で木更津に移り住んできた人々と昔から暮らす人々が、互いの絆を深めるために創られたそうです。私も小さい頃、お祭りで踊ったことがあります。なかには木更津以外の地域で育ち、やっさいもっさいを知らないメンバーもいたので、みんなで教え合いながら練習が進みました。
いよいよお別れ会が始まります。最初はバルコムの生徒さんの発表です。始めに、Bush Dance(ブッシュダンス)というオーストラリアの伝統的なダンスを教えてもらいました。このダンスは、音楽に合わせてペアの相手を変えながら踊るフォークダンスです。前日にホストファミリーからもブッシュダンスについて教えてもらいました。このダンスはいろんなイベントで踊られているそうです。その理由は、みんなが知っていて簡単で踊りやすいのでイベントが盛り上がるからだそうです。会の最中にもブッシュダンスについて解説がありました。娯楽がほとんどなかった時代に、オーストラリアで誰もが楽しんで取り組めるのが、唯一このブッシュダンスでした。広場やホールのような多くの人が集まる場所で踊られるようになりました。このダンスは地域の交流を目的に行われることもあり、ダンス会場は、時には生涯の友と、時には最愛の伴侶を見いだす、貴重な出会いの場となりました。
実際私たちも一緒に踊り、大いに交流を深めました。踊り手が作る二重の円は互いに逆方向に進み、音楽に合わせて次へ次へとペアを変えていきます。始めはペアの変わり方や振り付けに戸惑ってしまいましたが、次第に慣れてくると、最後の方にはみんなでわいわいしながら楽しめました。
ブッシュダンスが終わったあと私達姉妹は、タヒチアンダンスの準備をしなくてはいけなかったので、バルコムの発表を最後まで見ることはできませんでしたが、ファンデーション(幼稚園、保育園)クラスの子たちが日本語の「どんな色が好き」という歌を歌っていたり、ほかの学年クラスの人たちが準備していたりするのを見て、とても嬉しい気持ちになりました。
バルコム生の発表が終わった後は木総生の発表となりました。私たち新井姉妹がトップバッターでした。少しタヒチアンダンスについて解説した後、ダンスを披露しました。妹も私も緊張していましたが、なんとかやり遂げることができました。解説をしながら、「Do you know Moana by Disney?」(ディズニーのモアナ知っていますか)と聞くと小さい子から同い年の高校生くらいの人も手をあげて「知っている」と反応してくれて、嬉しかったです。 私達の発表が終わった後、木総生によるやっさいもっさいが始まりました。私たちは出番が終わったので端で見ていました。音楽が始まると掛け声とともに、木総生が輪になって踊り始めました。突然、バルコム生の小さな子が輪のなかに入って一緒に踊り始まりました。その子をきっかけでたくさん人が入ってきました。学年も性別も関係なく、双方の生徒が一緒に踊っている姿をみて、「みんなが楽しんでいるんだ!」という実感が湧き、その素晴らしい光景に感動してしまいました。
国際交流の最大の障壁は、当然「言語の違い」です。伝えたいけど言葉が出てこない、一緒にこの気持ちを共有したかったけど上手く伝わっていないなど、「感情の共有の難しさ」はこの研修で痛いほど感じてきました。しかしこの場面を見て、「ことばの壁」を乗り越えて、いろんな人が一緒に楽しめるのだ、ということにも気づきました。様々な地域に暮らす人が各々の文化の良いところをアピールし、同時にそれを楽しんで交流ができる機会が今後広がっていけばいいなと思いました。
パーティーが終わり、お別れの時間が迫ってきました。私たちは仲良くなった子たちにもう一度会いに行きました。今はSNSが発達していて、すぐお互いに連絡が取れる環境です。でも、明日からもう会えないと考えると、どうしても名残おしく、悲しい気持ちになってしまって、最後だと言うのになんだか打ち解けた会話をすることができませんでした。仲良くなった子たちのなかには涙を流してくれている子たちもいて、もらい泣きをしそうになりましたが、最後は笑顔で別れようと思い、「グッ」と涙をこらえました。
会場を去り、ホストファミリーと合流しました。「最後の学校どうだった?」と聞かれ「もうすでに恋しい」と伝えました。それと同時にホストファミリーと一緒にいるのも明日で終わりということを実感し、さみしいというか、悲しいというか、恋しいというか、言葉では言い表せないポッカリと穴の空いたような、切ない気持ちになりました。
明日はホストファミリーと過ごす最後の日です。 私は一日中ホストファミリーとお出かけします。目一杯楽しみます。
新役員任命 ~生徒会~
9月1日(火)に行われた生徒会選挙では、立候補者12名は全員過半数を得票し、無事信任が成立しました。14日(月)に全生徒に選挙結果が伝えられました。
任命式においては、学校長より信任状が読み上げられ、一人ひとりに生徒会バッジとともに手渡されました。「自分に何ができるのか、それぞれの志を持って本部役員に任命されました。ぜひ、全力で取り組み、みなさんが充実した任期を全うすることを期待しています」と学校長が激励すると、全員が背筋を伸ばしてその言葉を受け止めました。
生徒会指導部部長、宍田先生は「何をしたら良いのか分からないではなく、積極的に自分の役割を見つけようという心構えで活動して下さい」と鼓舞し、新役員を温かく迎えました。
秋には、文化祭や体育祭と言った規模の大きな行事が続きます。12月まで現役員と新役員が並走し、協力し合って山場を乗り越えるというシステムが昨年度より始まりました。新役員は先輩たちのチームワークを見習い、現役員はこれまでのノウハウを後輩たちへ伝える大切な期間となります。
現生徒会長池田さんから新役員へ、「皆さん、就任おめでとうございます!これから文化祭やオープンキャンパスなど、一緒に活動する機会がたくさんあります。分からないことや困ったことがあれば、どんなことでも気軽に私たちに聞いてください。これから一緒に頑張っていきましょう!」と、歓迎のことばが送られました。
それに応えて、新生徒会長萬年さんが「初めてのことが多く緊張しておりますが、これから皆さんの代表として努力していきます。また、生徒からの声をしっかりと受け止め、この学校を皆さんが更に楽しく笑顔で通えるような学校にしていこうと思っています。これからよろしくお願いします!」と、意気込みを伝えてくれました。
避難訓練
本日3校時終了後、第2回避難訓練が実施されました。訓練は滞りなく進み、各クラス担任による点呼で出席者全員を確認。無事訓練を終了しました。
9月1日の始業式では、「近日中に実施します」と予告がありましたが、いつ行われるのかは伏せられたままでした。また、大きな地震の後火災の発生は伴わず、生徒は所属クラスの教室に戻る、という設定で行われました。
訓練が実施されたのは、授業が終了し休み時間になってからのことです。自分の教室に残る生徒もいましたが、次の授業に備え、体育館や特別教室、選択授業へ移動する生徒がいる状況で、やにわに「大きな地震が発生しました。身を守る行動をとって下さい」と緊急放送が流れました。
生徒は速やかに各自の教室に戻るという訓練ですが、教職員は校内の各所に設けられたチェックポイントに赴き、生徒が取り残されていないか、避難経路が安全に確保されているか等を確認します。今回はより現実味をもって訓練を行うため、教職員には所在を伝えず数名の生徒が教室に戻らないという状況を作りました。
地震発生からおよそ10分後、クラス担任が出席している生徒全員を確認し訓練は終了。4時間目の授業が行われました。
英語スピーチコンテスト開催
9月9日(水)放課後、真板幸男記念館にて、“Kisarazu Sogo High School English Speech Contest”が開催されました。夏休み前から準備を積み重ねた参加者21名が自慢のスピーチを披露しました。
今年は、Recitation Division(1年生暗唱部門)に9名、Speech Division(全学年スピーチ部門)に12名、合計21名の生徒が参加しました。
参加者は担当教員の指導を受けながら、ほぼ2ヶ月間をスピーチの練習に費やしました。英語としての正しい発音とアクセント、文中のイントネーションに注意を払い、練習を重ねて本番に備えました。
聴き手がいることが前提での発表なので、発音等に加え、会場に視線を向けているか、身振りや表情などを使って上手にアピールできているかなど、高度な技量までを含めてジャッジされます。
コンテストの最中には、学年やクラスの枠を超えて仲間同士で励まし合う姿が多く見られました。なかには原稿に視線を落としたまま、英文を正しく読むのがやっとの生徒もいましたが、それでも果敢にコンテストに挑んだ勇気は大いに讃えられ、大きな拍手が送られていました。
一方で、音声はほとんどネイティブスピーカーの域に達し、声に張りを持たせ聴き手を魅了するパフォーマンスで会場を沸かせるスピーチも散見されました。
本校で英会話などの授業を担当する、マッキンレー先生とパシェット先生に審査員を務めていただきました。最後の講評では、生徒たちの取り組みと努力を大いに賞賛する言葉が送られました。
Recitation Divisionでは、伊藤咲柔さん、小柴優希奈さんが同点で1位。Speech Divisionでは、1年生オーコン・サリタさんが1位、2年生バスティダスカルデロン長谷川美桜裡さんが2位。以上4名は、10月7日(水)東海大学市原望洋高校で催される、木更津・市原地区大会に出場し、再び英語スピーチの技量を競います。
‘26 海外研修 ~生徒現地レポートⅥ~
現地校で過ごす日々も残りわずか。名残を惜しむ気持ちが伝わります。そしてホームステイ先では、生徒たちが温かく迎えられ、心安らかに過ごしていたことがうかがえます。ホストファミリーの細やかなお気遣いは、敬服に値します。
「8月27日(木)、研修6日目です。明日は学校でお別れ会が催されるので、今日で授業はおしまいになります。あっという間で少し寂しい気持ちになりますが、今日も精一杯頑張ります」。
今日の予定は、最初に木総生の英語の授業を受けます。午後は、foundation(幼稚園、保育園)クラスと一緒に日本語の授業。続いて10年生(高校1年生)の日本語の授業を受ける予定です。
最初の英語の授業では、オーストラリア研修のこれまでの出来事を日記にしたためるという課題に取り組みました。今まで見たもの、聞いたもの、思ったことをすべて英語で記しました。みんなで思い出を語り、先生にアドバイスをもらいながら無事に書き上げることが出来ました。この作業をしながら、他の参加者のホームステイ先の家庭や別の授業の様子を聴くことができました。「そうなんだ!」という話がたくさんあって楽しみながら日記を完成させました。
中間休みとランチタイムでは、思い残すことがないように、バディを始め現地校の他の生徒さんたちとも仲良くなり、たくさんおしゃべりをしました。
午後の授業では子どもたちと一緒におにぎりを作りました。最初に、日本語の歌をうたい、童話「おむすびころりん」を英語バージョンの動画で一緒に見ました。小さな子どもたちが日本語を楽しみながら学んでいる様子は、実に微笑ましいものでした。幼い子どもたちを対象に日本語の授業が行われていることは、日本人としては嬉しい限りでした。おにぎりを作り始めると、なかなか形にならず苦戦している子どももいれば、早々に作り終えて「食べていいの?」と先生に訊いている子どももいました。日本人の私に作り方を教えてくれる子もいました。ちびっ子たちと一緒におにぎりを作り仲良く食べながら過ごした時間は、幸せな気持ちで満たされた一時となりました。
高校生との授業では、日本語でフルーツバスケットをして遊びました。先生が日本語の文を用意していて、立っている生徒がそれを読み上げます。その文に該当する生徒が立ち上がって席を奪い合い、座れなかった生徒が次の出題者になります。出題文の内容からその人の情報を知ることができるという副産物があり、楽しい交流になりました。これがオーストラリアのこの学校で最後の授業になります。すこし悲しい気持ちになりましたが、その気持ちを振り切って全力で楽しみながら取り組みました。
帰宅の途中に雑貨屋さんに寄り、昨日足りなくなった物を買い足し、家でブレスレッド作りを再開しました。私たちはプレゼント用のものを完成させて、ホストマザーに贈りました。「夏にもいいデザインね」「大切にする」と言って喜んでくれました。その嬉しそうな笑顔を見て喜んだのは、私たちの方でした。
夕飯は、お庭でバーベキューでした!家にバーベキュー用のグリルがあることが驚きでしたが、やはりグリルで焼いたお肉やソーセージは絶品でした。しっかりデザートをいただいた後は、すでに夕べの恒例行事となったUNOをしました。今までのゲームの結果がスコア表に記録されていて、「もうこんなにやっているのか」と感慨深くなりました。そして、私たちを喜ばせるためになんと多くの時間をさいてくれたことか。ホストファミリーの優しさに、改めて感謝の気持ちが募りました。
明日は学校でFarewell Party (お別れパーティ)があります。すでに名残惜しい気持ちでいっぱいですが、悔いのないように最後まで楽しもうと思います。
‘26 海外研修 ~生徒現地レポートⅤ~
学校から飛び出し、戸外での研修となりました。オーストラリアならではの自然を体験することができました。
「8月26日、研修5日目です。 今日は遠足で、ビーチの散策とMoonligt Sanctuaryというオーストラリアの動物の保護区に行きました」。
みんなが登校すると、すぐにバスで出発。最初はマウントマーサビーチに行きました。私としては二回目なのですが、仲間と訪れるビーチは、それはまた別の楽しみがありました。友達とわちゃわちゃしながら、たくさん写真を撮りました。
ビーチを出ると、近くのスーパーに入りました。ここも一度ホストファミリーときたことがある場所です。今回はお土産を買うことを目的に、前回見切れなかった売り場を覗いてみました。日本ではあまり見かけないオモチャやお菓子などを買いました。
そして次は待ちに待ったMoonligt Sanctuaryに向かいます。ここは動物園ではなくオーストラリアの野生動物の保護を目的に運営されている施設です。動物園は分けられた区画で飼育されている動物を外から眺めるイメージですが、ここではそもそも檻や区画におさまっている動物のほうが少なく、自由に歩いている動物と頻繁に遭遇します。
はじめはスタッフの方が保護区内を案内してくれました。遠くから飛んでくる鳥や足元で動き回るワラビーなど、歩いているだけでたくさんの動物をみることができました。 案内の最中には様々な動物が紹介され、詳しい習性や外見的な特徴などの説明もしてくださいました。印象に残っているのは私のお気に入りのウォンバットについての説明です。ウォンバットは、短い四肢と体に対して少し大きめの頭が特徴の動物で、前足を使って穴を堀り、地下の巣の中で生活します。もし敵が襲ってきたら、頭を守るために巣穴に顔を突っ込みます。その際、頭だけ隠して下半身は隠せていない状態になってしまいます。だから下半身、特にお尻がかたく発達しています。コアラと同じように、ウォンバットは1日の大半を寝て過ごします。ウォンバットとコアラは同じ進化系統をたどりましたが、途中でコアラは木の上に、ウォンバットは地面へと、棲み分けて生活するようになったそうです。他にも、日本ではワライカワセミの名で知られているクックバラは完全な肉食の鳥である事や、コアラのふんは少しミントのような匂いがするなどいろんな事を教わりました。
案内が終わると暖かい室内に入り、ちょっとしたレクチャーが開かれました。大きな蛇や葉っぱに擬態するカマキリなど、暖かい環境に生息する生き物が紹介されました。触れてもよいと言われたので、おそるおそる手を伸ばしました。なかなかできない体験でした。
家に帰るとホストファミリーが、「今日は、どんな1日だったの?」と聞いてくれて楽しくおしゃべりしました。しばらくすると、ホストマザーが「ブレスレッドを作らない?」と誘ってくれて、一緒にブレスレッドづくりをしました。「この色のビーズが可愛い」とか「こうすると素敵になる」など、たくさんおしゃべりしました。完成したものを身に付けると、「プリンセスみたい」と言ってくれました。うちとけた会話をするうちに、親しさが深まっているのを感じて、とても嬉しかったです。
明日は学校での授業最終日です。最後の授業の日なので楽しみたいと思います。
‘26 海外研修 ~生徒現地レポートⅣ~
英語に囲まれた環境に戸惑いはあるものの、様々なことを前向きに体験し、思いを巡らせているようです。新井さんからのレポートです。夕景の写真が素晴らしいです。
「8月25日、研修4日目です。 昨日に引き続き今日も登校します。しかし学校で何か失敗したりうまくいかなかったりするのが怖いからか昨日よりも緊張しています。でも、失敗も含めての経験なので気負けしないように、今日も頑張りたいと思います」。
朝の登校までのルーティンは、7時に起床して身支度、7時半からホストファミリーと朝食、8時に学校へ向かう、というものです。 朝食はシリアルかトーストか、ホストファミリーは私たちの要望を聞いて提供してくれます。シリアルは数種類あり、好きなのを選ばせてくれます。トーストだったらジャムやバターはもちろん、ベジマイト(強烈な風味で知られる、ペースト状のご当地食品)など好きなものをつけて食べられます。
朝ごはんをしっかりと食べた後は学校までホストファミリーが車で送ってくれます。外の景色を眺めながら、とりとめのない話をして少しゆったりとした時間をすごします。車から見える景色はもちろん日本とは大きく異なり、広大な自然が広がっています。市街地を通ると、店構えからだけでは何を扱っているのか分からないお店があったりして、見ているだけで改めて海外に来たんだな、と感じます。
今日は、最初に木総生を対象にプログラムされた英語の授業を受け、その後、バディと一緒にcrochet 「編み物」とmakeup「メーキャップ」の授業に参加しました。
英語の授業ではオーストラリアに生息する動物について学びました。クオッカやウォンバット、カンガルーなどある程度知っているつもりでしたが、授業を受けてみると、他にも知らない動物がいて、詳しい生態などを知ることができました。授業の最後では、学んだ中から自分が好きな動物について英語で発表をしました。
中間休みにはバディたちと「red light/green light 」というゲームをしました。日本でいう「だるまさんがころんだ」と似ていて、こっそりと鬼に近づき隙を見て鬼にタッチ。タッチされた鬼は他の人を追いかけて、捕まえられた人が次の鬼になるというルールです。ゲームをしていると段々とバディ以外の人も集まってきて、楽しく大勢で一緒に遊ぶことができました。
午後は、crochetの授業で編み物をしました。crochetはフランス語の「(縫み物の)鈎針」の意味です。私たちはかご作りに挑戦しました。先生は、はじめから優しくわかりやすく教えてくれました。わからなくなってしまったら現地校の生徒に教えて貰いながら編み物に集中しました。時間が少なく、完成させることはできませんでしたが、最後に先生が作りかけの作品をブレスレッドに編み直し、友達の証としてプレゼントして下さいました。
makeupの授業では髪の毛の巻き方を習いました。どんな風にしたら綺麗なカールが出来るのか考えながら、モデル役の生徒の髪の毛を巻きました。私自身おしゃれが好きなので楽しみながら取り組むことができました。
日本では、どちらも個人の趣味的なことと認識され、授業として扱われることは、「まずないのでは?」、と違和感を覚えました。そして同時に、多様な授業を用意してもらうと、人生を豊かにしたり視野を広げるたりすることができる、とも感じました。日本では、教科書の内容を伝えることが中心の授業、いわゆる座学が多く行われています。ある分野の知識を高め深く学ぶには適していますが、オーストラリアの授業を体験したいまでは、枠にはまり過ぎの感は否めせん。私たちが抱く夢、将来志す進路は多岐にわたっています。「座学の枠」を跳び越える取り組みに心が躍りました。
授業を終え、家にかえり、少し休憩した後ホストマザーとファザーがビーチに連れて行ってくれました。今回は、歩いていける近所のビーチでした。道中お店などが見えてきてホストマザーが色々お店について教えてくれました。ビーチに降りるまでしばらく歩くと、眺めのいいところにベンチを見つけました。そこはホストマザーとファザーのお二人が、今日のお昼ご飯を食べた場所らしく、お友達と一緒に美しい眺めを見ながら楽しく過ごしたそうです。目の前に広がる夕暮れのオレンジ色の光と透きとおった空の色が混じり合い、それを反射する海の輝きは神々しい輝きを放っていました。。沖には数隻の船が見えました。ホストマザーによると、ほとんどは中国の貨物船で、貿易のために海上を行き来しているそうです。
ビーチに降りると、美しい光景が間近に迫りました。サラサラとした砂浜ではなく岩肌が目立つ場所でした。岩場に隠れている貝殻や小さなかになどを見つけながら楽しく散歩を楽しみました。
明日は遠足で街中を散策し、Moonlight Sanctuary という動物保護区に行きます。楽しみです。
生徒会選挙
始業式に続いて、「令和8年度 生徒会本部役員選挙」が行われました。立候補者が登壇し、それぞれの意気込みを訴えました。
選挙に先立ち、現会長の池田さんが「生徒会選挙は、皆さんのこれからの学校生活に関わる、大切なものです。 各立候補者の演説や投票方法についての説明をしっかり聞き、誰に投票するか自分自身で考えてみてください。皆さん一人ひとりの一票が、これからの学校をつくる大切な一票です。真剣な気持ちで、投票してください」と会場に呼びかけました。
立会演説では立候補者が一人ひとりマイクの前に立ち、「みんなが通いやすい学校にしたいです」「みなさんの声をすくいあげ、学内の環境を整える改革に取り組みます」「あなたの青春を全力でサポートさせて下さい!」など、各自の抱負を伝えました。
会場に座る生徒たちも、しっかりと耳を傾け各候補者の訴えを聴いていました。なかには候補者の顔を確認しながら立候補者一覧に何かを書き込み、真剣に演説を聴く生徒もいました。
争われる議席は、生徒会長1名、副会長2名、本部役員は10名程度。立候補者は12名なので、選挙は信任投票となります。投票はClassiアンケートを通して行われます。発表は、9月の第2週を予定しています。