カテゴリ:生徒

英語スピーチコンテスト ~語学コース~

昨日放課後、真板幸男記念学生会館にて、3年ぶりとなる『校内英語スピーチコンテスト』が開催されました。

2年生を中心に20余名の参加者がありました。3年前を振り返れば、参加者多数のため2日開催となる程の盛況ぶりを見せていましたが、まだまだ感染に対する警戒を解くわけにはいかず、今回は1年生の参加を制限しての開催となりました。

殆どの参加者は、多くの聴衆を前にしてのスピーチは初めての経験でした。ジェスチャーをまじえて堂に入った発表をする生徒もいれば、なかなか原稿から目を離すことが出来ないままスピーチを終える人まで、パフォーマンスのクォリティには幅が見られました。

「丸2年のブランクで被ったダメージは確かに小さくありませんでした。でも、人前で発表することで一人ひとりが自分の課題に気付くことが大切なのでは?」と、コース長の宮越先生は、開催の意義を語りました。

自分の言葉で何かを訴えることがスピーチの原点です。将来の夢、何かに夢中になって取り組んだ体験談や、陰湿な暴力や軍事政権に苦しむ人々に視線を向けたものなど、参加者が取り組んだテーマは様々でした。日没を過ぎても続いたコンテストの会場からは生徒たちの熱い思いがあふれていました。

採用試験対策講座 ~就職指導部~

就職を目指す生徒たちは、間近に迫る採用試験に向けてより実践的なレクチャーを受講し、日々研鑽に努めています。昨日は、自衛官採用試験と日本製鉄採用試験への特別講座が開講されました。

自衛隊千葉地方協力本部木更津地域事務所より、主任広報官の米田 崇様を講師にお招きして『自衛官採用試験対策講座』が開かれました。米田様は下の名前で一人ひとりの生徒に呼びかけ、終始打ち解けた雰囲気で講座が進みました。

試験対策用のパンフレットと資料に目を通しながら伝えて頂いた詳細な解説は、受講者に役立つ情報ばかりでした。「志望理由をきっちり言えることは大切だよ。その時、動機や切っ掛けを加えると説得力が高まるからね!」などのアドバイスが実に適切で、生徒たちは集中してメモを取っていました。

他の生徒と米田様のやり取りまでも「聞き逃すまい」と耳をそばだてたり、自分たちから面接時の動きを確認してもらったり、受講者の姿勢も真剣そのものでした。

 

別室では、就職指導部寺岡部長が『日本製鉄採用試験対策講座』を開講。集団面接での対応を指導しました。進行役を務める時は、他の生徒への気配りを忘れずに、健全なリーダーシップを発揮すること。発言するときの注意はもちろん、聞き手となったときには発言者に向き直り、シッカリとうなづきながら耳を傾けること等、常に他者への協調の姿勢を示せることが大切等、いくつかのポイントが詳解されました。

 

始業式

長い夏休みが終わりました。コロナウイルスの感染者数が、未だに高止まりを続けていることを考慮し、本日も放送での始業式となりました。

明日より、平常授業となります。

 

始業式に際し、生徒会長、学校長、それぞれから挨拶がありましたのでお伝えいたします。

生徒会長、山根君より、「こんにちは、生徒会長の山根凪です。 皆さんは夏休み中どう過ごしましたか。 部活に所属している人は大会等忙しかったのではないでしょうか? 先ほど表彰がありましたが、皆さんの頑張りを大きくたたえましょう。 さて、本日より学校が再開しましたが、三年生はこのさき進学や就職活動が行われます。自分の将来に関わることなので、いま一度気を引き締め最後まで頑張りましょう。 また、これから『真心祭』などの行事が予定されています。無事開催するためにも、日常から手指消毒の徹底、うがい等新型コロナの感染対策を徹底しましょう」

 

学校長より、「夏休みに入ってからもコロナの感染拡大は続き、感染者数だけで言えば、この3年間で最悪の状況になってしまいました。

そのような中で、感染対策に留意しつつ、でき得る限りの充実した夏休みを過ごせましたか?補習やクラブ活動で登校してきた生徒は、みな頑張って勉強やクラブに励んでいました。特に3年生は、自らの進路に関する準備で、真剣な目つきで学校に登校していました。クラブ活動でも、多くのクラブ活動がこの夏に目覚ましい成果を上げました。一人ひとりにとって、本当に素晴らしい夏休みだったと思えるのであれば、この上ないことだと思います。

さて、いよいよ学校再開です。コロナはいまだに猛威を振るっていますが、普段通りの学校再開となります。コロナとの共生が日本だけでなく世界の方向性になっている今、学校生活も可能な限り通常の形で継続していきたいところです。

ただ何も考えずに毎日学校にきて、与えられたものだけこなすのではなく、1日1日を大切に過ごしてください。特に冬休みまでの4ヶ月は、高校生活の中でも本当に密度の濃い4ヶ月です。3年生は進路に向けての準備があります。人生を決める4ヶ月といっても良いでしょう。

そしてどのような形で実施できるかわかりませんが、体育祭と文化祭という2大行事も予定されています。皆さんに楽しんでもらいたいということと同時に、学校行事こそ皆さん自身が大きく成長する機会であるという思いから、可能な限り通常に近い形での実施を計画しています。

そのためにも、最も大切なことは皆さん個々の意識です。国や県や学校がルールを作り、どんなに皆さんに呼びかけたとしても、それを実践し守っていくのは皆さん自身です。どんなに気を付けていても感染することはあります。しかし中には、以前から言われている感染対策をしっかりと守っていれば感染しなかったケースもたくさんあります。

皆さん自身の健康と命を守るためにも、そして本校の全生徒の健康や、貴重な学びの機会を守るためにも、これまで以上に感染防止への意識を高くもって学校生活を送ってください。

さて、最後に、学期の節目に、いつもみなさんにお願いしていることを確認します。1つ目は挨拶をしっかりすること。2つ目は服装をしっかりすること。3つ目は安易な遅刻や欠席をしないこと。4つ目はしっかり学習すること。5つ目に清掃の徹底。以上の5つの私からの要望事項をしっかりと心がけて、今日からまたしっかりと頑張ってください」

以上

エコキャップ回収 ~生徒会・インターアクト部~

今年度より、生徒会役員とインターアクト部が共同でエコキャップの回収に精力的に取り組んでいます。生徒会副会長を務める鈴木明輝君が生徒会選挙で掲げた、「エコキャップ回収率30%増」の公約を大幅に上まわる成果を上げているようです。

鈴木君から、「皆様の御協力に大変感謝しております。今まで集まった分を報告させて頂きます。前期中間テスト最終日である5月25日では7068個。6月6日では3142個集まりました。25日から6月6日まで約2週間でこれだけの量が集まる事は想定外の事でとても驚きました。ここまで集める事が出来たのは皆さんの協力のお陰であります。心謝御礼申し上げます。今後も発展途上国の子ども向けワクチン代として寄付する為に御協力の程宜しくお願い申し上げます」とのコメントが寄せられています。

 

終業式を迎えた、7月7日(木)にも3回目となる回収が行われています。回収された個数は、8,165個。これまでの合計総重量が、16,330㌘となりました。今後予定されている回収日は、10月、11月、12月の3回です。最終的にどれくらいまで積みあがるのか、結果が楽しみです。

混迷を続ける世界情勢ですが、小さな善意が大きな実を結ぶことを祈りたいです。

終業式

 

本日1校時、終業式が行われました。至真殿にて学年ごとに行う予定でしたが、最近の感染状況を考慮し、急遽生徒はホームルーム教室待機のまま、放送で式を行うことになりました。今年度は、4月の開始以来一度も全校生徒で集まることができていません。

最初に、生徒会長の山根凪君から、「10月末に行われる文化祭のテーマが決定しました。「星華、個性輝く華のように」です。皆さんのおかげで夏休み前に決定することができました。ご協力ありがとうございました。現段階では、クラスごとに企画を行う予定ですので、夏休み明けにどのような企画をするのか決めてください。

そして、明日から夏休みです。今年の夏は例年に比べてとても暑くなる予報です。熱中症とコロナへの対策をしながら過ごしましょう。現在新型コロナの感染者数が増加しているようです。手洗いうがい消毒等の徹底をよろしくおねがいします」と挨拶がありました。

 

続いて、文化振興課大澤先生より、夏休みの課題と注意事項が伝えられました。読書感想文やポスターなどの作品制作など、11個の課題の中から生徒が好きなものを選んで、取り組みます。

 

 

学校長は、「さて、明日からいよいよ夏休みに入ります。コロナと共存しながら送る学校生活も3年目になりますが、去年や一昨年と比べて、4月からの3カ月間は随分と元通りの学校生活が送れたのではないでしょうか?しかしながらその代償として、学校内での感染者や濃厚接触者が増えた時期もあり、定期試験を受験できなかったり、クラブ活動の大会に出場できなかったりと、悔しい思いをした生徒もいたと思います。そのような中で、5月には3年ぶりのディズニーリゾートへの全校バス旅行を実施することができました。クラブ活動においては、大きな制約を受けながらも、春の関東大会には 6つのクラブが出場し、ソフトテニス部の優勝を始めとして、大きな成果を上げました。そして夏のインターハイには5つのクラブが出場します。きっと素晴らしい成果を持ち帰ってくれることと期待しています。そして、夏休みに入ってから、全国大会を目指して戦う軟式野球部や吹奏楽部の活躍も期待が大きいです。そして、極めつけの硬式野球部は、4年ぶりとなる夏の甲子園を目指してがんばってください。かなえば、春夏連続の出場となります。応援スタンドでは3年ぶりの学校応援が実施されます。学校全体で盛り上がりましょう」と生徒に語り掛けました。

また、「最も大切なことは皆さんの健康管理と安全管理です」と、コロナウィルスの感染対策や猛暑による熱中症への警戒を呼びかけ、さらに、規則正しい生活を心掛け、意欲をもって家庭学習や夏休みの課題に取り組むなど、長期休業中の過ごし方について、生徒の意識を喚起しました。

 

最後に、生徒指導部長鈴木先生から「明日から夏休みに入ります。この間特に気を付けて欲しいのが交通事故です。被害に遭わないようにするのはもちろんのことですが、交通事故を起こさないようにして下さい。みなさんがのる自転車は『軽車両』です。車道の左側を走行することが原則です。スマホを操作しながら、イヤホンで両耳をふさいで音楽を聴きながらの運転は、道路交通法に違反する行為です。違反をすれば罰金を科せられることもあれば、事故を起こせば多額の賠償を請求されることもあります。厳に慎んでください。また、千葉県では7月1日より、自転車を使用する人は保険に入ることが義務付けられています。事故を起こした場合にも、事故を被った場合にも、保険はとても大切になります」と安全面への注意をしました。