お知らせ
入学式
本日、至真殿にて『第20回 入学式』が挙行されました。今年度は、実に703名という多くの新入生を迎えることとなりました。令和4年度第1学年は、特別進学コース3クラス、一般コース15クラス、計18クラスの編成でスタートいたします。
保護者、教職員からの大きな拍手に迎えられ、新入生が入場しました。着席が完了すると、「木更津総合高等学校学校長は、703名の入学を正式に許可いたします」との『学校長入学許可宣言』により、式が開始されました。
続いて、担任による呼名で一人ひとりが「はい」と応えて立ち上がり、保護者席に向かい一礼して着席というという形で、クラスごとに新入生の紹介が行われました。
ステージ上で行われた職員紹介では、各教職員を学校長が一人ひとり氏名と共に職名と担当クラスを伝え、副校長、教頭、特進ハウス長、1学年ハウス長、そして各学級担任が紹介されました。
学校長は、式辞で「これから3年間をみなさんと共に過ごすことが出来ることに感謝します」という言葉で新入生を歓迎しました。さらに本校創設者、真板益夫先生が提唱した『真心教育』にふれ、「社会の良心になれ」、「困難にくじけない逞しい人間になれ」、「大いなる真実の自己に生きよ」という、真心教育の目指す教育目標・人物像を詳しく説きました。
新入生には、環境が大きく変わるこの高校入学というタイミングで「大きく成長できるチャンスがある」こと、3年間の高校生活で「目の前にある全てのことに失敗を恐れず本気で取り組んで欲しい」こと、そして悪い習慣を断ち切り「挨拶や身だしなみ、規則正しい基本的な生活習慣を身につける」ことが社会に出たとき大きな武器になると新入生に語り掛けました。
保護者の方々には、「教職員が一丸となって」教育に取り組み、「社会で愛され、必要とされる人材育成に努める」と誓約。その為にはご家庭との連携が必須である、と本校の教育理念と方針に理解を求め、協力を請いました
卒業時には、本校に「入学して本当に良かった」と笑顔で言って頂けるよう、教職員一同責任をもって全力で教育にあたります」と式辞を結びました。
新入生を代表して藤井堅翔君が登壇し、「自分で選んだ道なので、これから真心教育のもと、自分に責任を持ち、充実したものにしていきたいと思います。先生方、私たちも精一杯頑張りますので、厳しくご指導くださいますようお願い申し上げます。私たちを支えてくださる多くの方々の期待に答えることができるように、努力する覚悟でございます。どうぞ温かく見守ってください」と宣誓をしました。
生徒会長、山根凪くんがそれに応え、「仲間と助け合い思いやりを持って、団結力のある集団になってください。そして、皆さんがこの木更津総合高等学校に少しでも早く馴染めるよう、応援していきたいと思います」と歓迎の言葉を述べました。
保護者会会長、小野和洋様より、「現在、当たり前であった生活が当たり前にできない世の中になってしまい、みなさんがここに至るまでには、大変な苦労を強いられたことだと思います。だからこそ、これから始まる高校生活を思いっきり楽しんでこの学校を好きになって下さい。一日一日を大切にし、充実した3年間を過ごすことが出来るよう期待しています」と心温まる祝辞を頂きました。
春の陽光をひと際暖かく感じる好天の下、今年度の入学式は滞りなく終了することが出来ました。
本日の入学式では、国歌・校歌は「清聴」のみとし、斉唱をしませんでした。また、保護者の参列もお一人までと制約を設け、感染拡大を防ぐ配慮をさせて頂きました。保護者のみなさまには、ご多忙の折、多数参列して頂きました。ご協力、誠に有難うございました。
始業式
本日は、明日入学式を迎える1年生を除く、2年生、3年生が登校しました。至真殿にて令和4年度始業式が行われました。
式の始まりには、学校長が、「さて今日は令和4年度の始まりです。3月まで2年生だった君たちは3年生、最上級生です。学校生活では他の生徒の見本となり、クラブや学校行事では後輩を指導・引っ張っていく重要な学年です。しかも自分自身は本格的に進路のことも考えなければなりません。この1年間がみんなの今後の人生を決める、最も大切な1年間と言っても過言ではありません。
そして3月までの1年生だった君たちは2年生になります。今までは1年生だから許されたこともありましたが、今年は先輩として1年生の見本にならなければなりません。
そしてここにはまだいない1年生は明日9日が入学式です。今年の1年生は703名入学してきます。全校で1900名を超える千葉県一の生徒数のパワーで、学校を盛り上げていきましょう。
令和4年度は3月の終業式でもお話したとおり、コロナに気をつけながら、可能な限り通常の学校生活を取り戻していきたいと思っています。もちろんマスクの着用・手洗いの励行など、個々の予防はこれまでと同様に忘れずに徹底して下さい」と生徒達へ語りかけました。
さらに、年度の始まりに際し「服装を正すこと」、「挨拶をしっかりすること」、「安易な遅刻や欠席をしないこと」、「真剣に学習すること」、そして「清掃の徹底」と、5つの学校長要望事項が改めて確認されました。基本的な事柄が挙げられていますが、それをおろそかにしないことで、道徳心や節度など社会に出る前に人として大切なものを体得して欲しい、忍耐強く勤勉で周囲から信頼を得る人に育って欲しい、という学校長の思いが込められている内容です。
最後の要望事項に触れると、「この学校は皆さんが3年しかない貴重な学校生活を過ごす家のようなものです。自分の居場所を大切にする人間であって下さい。自分の使う教室やトイレを掃除して清潔にするだけでなく、掃除をすることで自分の心を洗い、周りの人を幸せにすることもできます。以上の要望事項を踏まえて、令和4年度も充実した学校生活を送ってください」と式辞を終えました。
今年度より生徒指導部長を務める鈴木良二先生より、講話がありました。現在全国で実施されている、春の交通安全運動に触れ、「事故に合わないように」、「事故を起こさないように」と注意喚起が行われました。特に、イヤホンをつけたまま、またはスマホを操作しながら自転車に乗るような行為は人に怪我をさせる恐れがあると、「決してしてはいけないこと」と強く戒めました。
表彰 ~柔道部~
表彰 ~柔道部~
至真殿ステージで、表彰が行われました。以下に紹介いたします。
第44回 全国高等学校柔道選手権
男子団体戦3位
男子個人無差別級5位 四元羅生
女子個人57㎏級 5位 橋本瑠音
着任式
今年度新たに本校で教鞭をとる先生方の紹介がありました。
「令和4年度に新しく着任して頂いた先生方を紹介します」と、学校長より一人ひとり紹介され、新任の先生方が挨拶をしました。生徒達から大きな歓迎の拍手が送られました。
以下に、先生方のお名前(担当教科・所属ハウス)を紹介いたします。
蓮沼先生(理科・特進)、木原先生(英語・1学年)、小澤先生(理科・2学年)、濱田先生(地歴・3学年)、平田先生(数学・3学年)
野球部挨拶
硬式野球部キャプテン中西君が登壇し、始業式に集まった2、3年生を前に、センバツ大会で応援を受けたことに対して感謝の気持ちを述べてくれました。
「私達硬式野球部は、第94回選抜甲子園大会に出場して参りました。まず、甲子園での学校を挙げての応援、有難うございました。甲子園という舞台で、最高の応援をして頂き、私たちはたくさんの勇気をもらいました。しかし、その声援に応えることが出来ず、2回戦敗退という悔しい結果に終わってしまいました。この悔しさを忘れず、ここから夏の甲子園に向けて全力で練習に励んで参ります。そして、またみなさんと一緒に甲子園へ行けるよう日々頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。有難うございました」、と中西くんが自身の気持ちを語ってくれました。
優勝が目標でした。悔しい気持ちが滲みます。でも、試合の様子はテレビで中継され、新聞でも大きく報じられる甲子園です。全国の注目が集まる、晴れの舞台で活躍する野球部の姿を見て、私たちもたくさんの勇気をもらいました。2試合とも手に汗握る真剣勝負。野球部のみなさんの雄姿を誇らしく思っています。みなさんが、再び甲子園の地に立つことを祈っています。ガンバレ!