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野球応援練習①

本日、野球部、吹奏楽部、チアリーディング部からなる、応援委員会の生徒と有志生徒が、至真殿大階段に集合し、初となる応援練習を行いました。

本日期末試験を終えた生徒たちが集合し、アルプススタンドに見立てた大階段で練習を行いました。2年生、3年生は、この春、現地甲子園に赴き実戦に臨んだばかり。要領を得ない1年生も、最初はまごついていましたが、麻埜先生の丁寧なリードで次第にコツを掴んでいきました。1時間の練習でおよそ10曲のレパートリーをこなしました。

 

全国高等学校野球選手権千葉大会は、7月9日(土)に開幕。勝負の夏が始まります。

七夕に願いを込めて ~1年生英会話~

今週の1年生英会話では、“七夕”をテーマにアクティビティーを行いました。生徒たちは、担当のデーモン先生とジェームズ先生と相談をしながら決めた願い事を、英語で短冊にしたためました。

黒板に示された例文を参考にして、自分が欲しいもの、やりたいことなど、英語で考えた願い事に先生たちからOKが出ると、今度は短冊をもらいます。願い事が記された短冊に思い思いの色を塗って仕上げます。童心に帰って取り組む様子は楽しげですが、書かれてある内容を見ると、思った以上に切実だったり、真剣だったり、現実味が伝わってきます。

梅雨は記録的な早さで明けてしまい、くらくらする様な夏空が広がります。今年度の1年生はおよそ700人。エントランスに飾られた笹には、カラフルな短冊がたくさん結び付けられ、風にそよいでいます。

放送朝礼

本日、全校集会が実施されました。前回と同様、生徒達は教室で待機し、放送での朝礼となりました。

最初に、生徒会長の山根凪くんから、「来週から前期期末試験が始まります。3年生にとっては進路に大きな影響がある試験です。普段の試験よりいつも以上に全力で取り組みましょう。そして、1年生、2年生も油断をせず、一つ一つの問題に気をつけて取り組んでください。

期末試験の最終日、7月7日(木)にはペットボトルキャップの回収があります。このキャップはワクチンを作るのに使用され、860個で一人の子供の命を救う、1回分のワクチンを作ることができます。ペットボトルを捨てる際には、必ずキャップを分別して下さい。ぜひ、よろしくお願いします。 そして、先日行われた校則改定案の募集ですが、沢山の投書ありがとうございました。改定案については生徒会で話し合っている途中ですので、生徒指導部からの発表をお待ち下さい」と挨拶がありました。

 

学校長からは、「今年度が始まり3ヵ月が経とうとしていますが、なかなか全校生徒1900人が至真殿に集まっての全体朝礼が出来ません。学校内での感染者や濃厚接触者はほとんどいなくなりましたが、この10日ほどの期間では、県内での感染者は増えていて、まだまだ油断できる状況ではありません。学校内外での感染防止に引き続き努めてください。

この様な状況にもかかわらず、ただいま表彰を行った通り、多くの部活動が大活躍をして、夏のインターハイ出場を決めてくれました。素晴らしい成果です。これからの1ヵ月間でさらに修練を積み、是非とも全国の舞台で本校の名前を轟かせて欲しいと思います。

来週には期末試験があります。5月の中間試験で力を発揮できなかった人もいるかも知れませんが、今回の試験結果で前期の成績が確定します。学校での成績は、大学などに進学する生徒だけでなく、就職を希望している生徒にとっても、将来の道を選択する上で、非常に大切なものです。安易な考えでテストに臨むと、良い結果など出るはずはありません。今週1週間は、授業を受けるだけでなく、家庭学習も含めてしっかりと勉強してください。先生たちは、授業中はもちろん、時間外に質問に来る生徒に対しても、丁寧に教えてくるはずです。しかし、教えてもらって理解した気持ちになっただけでは、学習内容が定着することはありません。知識や技術は、自分自身で学ぶという体験を経ることでのみ、真の実力として身に着くのです。授業で教わったことを、自分自身で再現して体に記憶として刻み込むためには、家庭学習が絶対に必要となるのです。

来週の期末試験4日間を全力で乗り切り、すっきりとした気持ちを持って夏休みに入りましょう」と講話がありました。

保育実習へ行ってきました ~保育・幼児教育コース~

本校の保育・幼児教育コースの2年生と3年生が清和大学短期大学部附属幼稚園にて、保育実習を行いました。

2年生は高校生になって初めての保育実習ということで、緊張感のある中での実習となりました。各幼稚園で工作の手伝いや紙芝居の読み聞かせなど学びにつながるような内容に触れることができ、充実したものになりました。

 

3年生は2年次に作成した児童文化財(手袋シアターとエプロンシアター)を持参し、園児の前で実演しました。園児に喜んでもらえるように練習して臨んだこともあり、園児からの反応もよく、幼稚園の先生方からも好評でした。

 

各幼稚園の先生方、お忙しい中での保育実習の受け入れ、ありがとうございました。

 

以下の日程・幼稚園で、実習を実施しました。

6月8日(水)2年生 金田幼稚園

6月10日(金)3年生 畑沢幼稚園

6月14日(火)2年生 畑沢幼稚園

6月20日(月)3年生 八重原幼稚園

3年生対象進路ガイダンス ~進学指導部・就職指導部~

本日、3年生を対象にした『進路ガイダンス』が催されました。進学希望者には、大学・短期大学、専門学校から講師を務める先生方が来校し、各学校の入試説明をして頂きました。

また、就職を希望する生徒には、公務員採用試験対策講座と民間企業対策講座が用意され、それぞれの志望進路にふさわしい情報が伝えられました。

進学希望者には、医療、語学、調理、美理容、スポーツ他、80校を超える、幅広い分野の大学・短期大学、専門学校の先生方から、入試のシステム、卒業後の進路等、細部にわたる情報が提供されました。

就職希望者対象の『民間企業対策講座』では、求人票の記載項目を読み解きながら就職先を選ぶポイントや、面接試験対策等、就活に向けての具体的なノウハウが伝授されました。

今回のガイダンスでは、講義内容がさらに充実し、『公務員採用試験対策講座』と『大学入学共通テスト対策講座』が設けられました。

会場となったのは、青雲館、至誠館と3学年ハウスの各教室でした。5、6校時、2コマの授業時間帯に、生徒は各自が希望するガイダンス、講座を2つ選んで受講。それぞれの会場で配られた資料に目を通し、メモをとりながら熱心に説明に聴き入る様子が目立ちました。

進路学習会 ~進学指導部・就職指導部~

今週は、3年生を対象に進路学習会が開かれています。5月31日(火)より6月3日(金)までの4日間、3学年17クラスが、1校時目に4~5クラスずつ順番に受講します。4年制大学、短期大学、専門学校、就職とそれぞれの希望進路に分かれて、講師を務める先生方から講義を受けました。

 

朝のHRを終えると、生徒達は清和大学前に集合。諸注意を受けてから、各会場に移動しました。

就職希望者は、報恩館で就職指導部参与の小甲先生から指導を受けました。開始早々、「いま君たちはどこに座っていますか。この場が会社説明会だとしたら、最後列に座っているなんてあり得ません。壁際は、すぐそばに会社役員の方々が座っていて、君たちがプレッシャーを受けてしまうこともあります」と、冒頭から実践に即した指摘に、生徒達はハッとさせられた様子でした。求人票の見方から履歴書記載の注意事項まで、基本的なことをしっかり押さえ、これから始まる、生まれて初めての就職活動に役立つ情報が満載でした。

 

大学と専門学校志望者の会場は、清和大学の教室に設けられました。専門学校志望者には、「資料を集め、視野を広げて学校を選択することが大切です。就職率や資格取得率など客観的な数値はパンフレットから読み取れますが、学校の雰囲気や自分に適しているかなど、主観的な部分は直接自分で確かめない限り分かりません。オープンキャンパスには積極的に参加して下さい」と、進学指導部長の竹下先生から説明がありました。

 

大学志望者の会場では、“学びの場”としての大学について講義が行われていました。大学教授は、大学で講義を行うだけでなく、自分の専門分野の研究に勤しみその成果を社会に還元しています。環境問題、電子地域通貨やスポーツ振興などの分野で活躍している、清和大学の先生方が紹介されました。大学生も「お仕着せのカリキュラムに沿った勉強だけでなく、自分でテーマを見付け、特に3、4年次ではそれを体系立てて論文という形にまとめます。社会に出て忙しく働く前に、一定の時間が確保され、ある分野の研究に没頭できるのは大学生の特権です」と、清和大学松宮先生から大学での学びについてお話がありました。

 

清和大学短期大学部では、宗政先生から、教養が培われ専門分野の教育を受けられる、資格や学位を取得することが出来る、就職に有利、さらに学びたいことがあれば方向転換が容易である等、ご自身の経験談を交えながら、短期大学の特色とアドバンテージについてお話をして頂きました。

 

およそ50分という枠の中で、どの講師の先生方も、講義の内容は要点を絞り、高校生が必要としている情報を精選して伝えて頂きました。本当に有難う御座いました。

また、生徒達も自分の進路開拓を真剣に捉え、先生方のお話に熱心に耳を傾けていました。

生徒総会

全体集会に引き続き、生徒総会が開かれました。

学校長からは、「生徒会の役員だけが生徒会ではありません。木更津総合高校の生徒である以上、一人ひとりの生徒が生徒会の一員です。生徒会役員は、確かにみなさんの代表ですが、役員に全てお任せで、何も考えない・何も言わないのではなく、学校生活をさらに充実したものにするためにも、様々な意見を出すことで、生徒会活動をさらに活性化してほしいと思います」との一言があり、総会が開始されました。

生徒会長山根君より、「生徒総会は、生徒が充実した高校生活を送るために、生徒会費の使い方などを決める、最も重要な会議です。短い時間ですが一人ひとりがしっかりと考えて参加して下さい」と挨拶がありました。

議長辻さんの進行で、議事が進みました。やはり、「どの議題も私たち自身に深くかかわることです。他人事だと思わず、しっかり参加しましょう」と生徒たちに呼びかけました。

鎌田君から2021年度の決済について、2022年度予算案については、浅沼君より報告がありました。

校則については、副会長鈴木君より、「『生徒心得』の改定に向け、議論を重ねていきます。頭髪や身だしなみ等の規定について、生徒のみなさんの意見を聞き、取り入れていきたいと思います。生徒手帳や教室に掲示されている現行の規定を読み、意見を述べて下さい。それを基に生徒会で意見をまとめ、学校に提出します」と、説明が行われました。

全ての議題を終え、生徒総会は閉会となりました。

全校集会

本日1校時、全校集会が行われました。集会は放送で行われ、生徒達は各ホームルーム教室にて、静聴しました。

学校長より、「さて、前回の朝礼から約1ヶ月が経ちました。この間は色々なことがありました。まずは3年ぶりにバス旅行が実施され、全校生徒でバス53台を連ねてディズニーシーに行きました。あいにくの雨模様でしたが、仲間達とも親睦を深めることのできた素晴らしい行事でした。そしてクラブ活動でも快挙が続きました。先ほど表彰をした陸上部・柔道部に加えて、剣道部・卓球部・ソフトテニス部・空手道部の6つの関東大会出場を決めました。関東大会での快挙を期待しています。そして先週、今年度最初の定期テストが実施されました。特に1年生にとっては、高校に来てから最初のテストということで、相当緊張したのではないでしょうか?2・3年生も含めて、これからの定期テストも、しっかりと日々の授業を大切にしつつ、緊張感をもって臨んでください。次のテストは7月4日からの前期期末テストです。あと1ヶ月と少ししか期間がありません。6月はインターハイ予選など、運動部に所属している生徒、特に3年生にとっては最高の目標となる大会が控えています。クラブ活動と勉強をしっかりと両立させ、悔いの残らない学校生活を送ってください。

そして今日から本校には8人の教育実習生が来ました。本来であれば、一人一人から至真殿で生徒の皆さんに挨拶をしてもらう予定でしたが、実習生の先生が担当するHRや授業で挨拶をすることになります。実習生の先生は皆さんの先輩にあたる、木更津総合高校の卒業生です。3週間、木更津総合高校のどこかのクラスでHRや授業を行いますが、勉強だけでなく、色々なことを実習生から学んでください。本当の先生ではない、まだ大学生である実習生、しかも木更津総合高校の卒業生だからこそ、高校生の皆さんに伝えられることがたくさんあると思います。実習生も、生徒に何かを教えるだけでなく、本校生徒からも大いに学んでください」と講話がありました。

生徒指導部長、鈴木先生からは、「新しい学年が始まり、最初の2ヶ月が過ぎようとしています。この2ヶ月間、大部分の生徒はまじめに学習に取り組んでいる様子です。また、部活動では懸命に練習に励み、なかには大きな功績を挙げている人もいます。一方で、いくつか問題行動がありました。各自が自覚をもって日常を過ごしていれば、決して起こることがなかった問題です」と注意がありました。

日本製鉄ガイダンス ~就職指導部~

5月26日(木)放課後、日本製鉄㈱東日本製鉄所君津地区の人事担当の方を本校にお招きし、ガイダンスを実施しました。

私たちの日常生活になくてはならない鉄。日本製鉄㈱はまさに日本のインフラを支える会社です。また、粗鋼生産量は国内第1位、世界第5位を誇る巨大企業で、本校卒業生も多数活躍しています。

ガイダンスでは、具体的な業務に関する説明の前に、「自分らしさ」と「自分勝手」の違いや、学生と社会人の違いなど、社会人として大切なことや心構えについて教えていただきました。これから社会に羽ばたこうとしている生徒たちにとって、まさにうってつけの内容でした。

社会の基幹を担う企業で活躍する人物から伝わる熱意に触発され、生徒たちの表情は引き締まり、今から社会に一歩を踏み出そうとする「覚悟」のようなものが芽生えた様子でした。

参加した生徒たちは、終始目を輝かせながら耳を傾け、有意義な時間を過ごすことが出来ました。

スマホ・ケータイ教室

コース説明会に続き、『スマホ・ケータイ教室』が開講されました。例年この時期に1年生を対象に講師の方をお招きして開かれていた『 同 教室』ですが、今回は実に3年ぶりの開催となりました。

 

 

始まりのあいさつで学校長は、「かつては、高校に入学してから人間関係が始まっていましたが、今ではSNS上で互いに知り合いになってから高校入学を迎える生徒が数多くいると聞いています。インターネットが、私たちの生活スタイルを大きく変えてしまっていることに、驚きを禁じ得ません。SNSは大変便利ですが、多くの高校生が毎年トラブルに巻き込まれ、またトラブルを起こしてしまっていることに頭を悩ませています。直接顔を合わせて行う従来のコミュニケーションとは違って、相手の顔が見えないSNS上でのやり取りには見えない危険が潜んでいて、時にはかなり深刻な事態を招くことがあります。今日は真剣に耳を傾け、その危険から身を守る術を学んでほしいです」と生徒に語り掛けました。

 

来校して頂いたのは、「KDDIスマホ・ケータイ安全教室 認定講師」を務める岩田幸雄様です。「気軽に使えるインターネットですが、使い方によっては誰もが被害者にも加害者にもなってしまう可能性があります」とのお言葉から講義が始まりました。

匿名性を悪用しての誹謗中傷で個人を攻撃し、人を自死に追い込む輩がばっこしていましたが、ようやく発信者を特定し、「侮辱罪」で罰則を科すことが出来る時代になりました。

インターネットは、その特性を理解して上手に使えば、大変便利なツールです。トラブルに発展する具体例を知ることで、危険を避けることが出来ます。

 

例1.危険なアプリとネットでの出会い:ネット上に危険な人がいるのは、リアルの世界と全く同じ。簡単に警戒心を解いてはいけません。

   

例2.軽はずみなネット投稿:人を不快にさせる投稿にネットユーザーから反感を持たれ、自宅を暴かれ家族の写真まで公開されてしまうケースがあったそうです。思いやりや最低限のマナーを無くしてはいけません。

 

例3.ネット依存:ゲームなどネットの世界に現実逃避。バーチャルに浸りすぎるのはやっぱり危険です。現実からは逃げきれません。

 

およそ1時間のお話でしたが、取り上げられたテーマは現実味があり、自分も巻き込まれてしまうかも、という恐ろしさを感じました。一人ひとりが「自分のこと」として、受け止めて欲しいと思います。

コース説明会

昨日、1年生を対象に『コース説明会』が実施されました。1校時目に中間試験を終えた生徒たちは、2校時と3校時に、選択を希望しているコースの内容と履修方法について説明を受けました。

本校には10のコースが用意されています[詳細は、本校ホームページ『コース紹介』を参照]。生徒は各自の適性や志望進路にふさわしいコースを選び、2年次から[特進・進学コースは入学時よりスタート]、コースごとに決められた「コース必修科目」と、自分が特に学びたい、学ぶ必要がある科目を「コース専門科目」から選択します。興味があれば、他コースの科目を履修することも可能です。

それぞれのコースには専門性の高い科目が数多く開講されていて、生徒は時間割を自分で作る感覚で選択科目を選びます。でも、ミスをしないで履修するのには少しシステムが複雑。配布された『履修要項』のモデルパターンを参考に作業を進めます。

 

生徒は、夏休み前には最初の履修を提出します。選ぶのは2年次の選択科目ですが、さらに2年後、高校を卒業した後の未来を見据えて、志望進路について真剣に悩み、十分考えて決定して欲しいです。もちろん保護者とよく相談し、先生たちのアドバイスにもしっかり耳を傾けましょう。

バス遠足

 

5月16日(月)にバス遠足に出掛けました。54台のバスでディズニーシーへ向かい、1900名近くの生徒が、あいにくの天気にも関わらず一日を楽しく過ごしました。

 

 

今回のバス遠足は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの開催となり、全校生徒にとって初めての体験となりました。悪天候の影響か、園内は来場者が少なく、人気のアトラクションも少ない待ち時間で乗ることができました。写真を撮るに適した天候とはいえませんでしたが、それぞれの生徒がアトラクションに乗ったり、レストランでの食事を楽しんだりして仲間との時間を満喫していたのではないかなと思います。

 

バス遠足を通じてクラスメイトと少しでも打ち解けることができたのではないかなと思います。

 

進路ガイダンス ~進学/就職指導部~

本日1校時、3年生は、志望進路ごとに用意された進路講話に参加しました。

進学希望者は、至真殿フロアーに移動し、リクルート社より派遣された小岩様より、進学についてのガイダンスを受けました。まずは、嗜好や適性など自分について、次に志望する進路にどの様な学校があるのか?「今日は、この2つのことを調べてみましょう!」との小岩様からの呼びかけに、生徒達はスマホをQRコードにかざして適性検査を受け、学部学科や分野別に、自分が進みたい大学や専門学校について調べました。

また、同会場では軽込先生より奨学金の説明がありました。貸与型の1種、2種、給付型と、タイプの異なる奨学金それぞれに手続きをする上での基準があり、審査があることや、申請を行う上でやってしまいがちなミスについても詳しく説明がありました。

就職希望の生徒は、講義室でガイダンス用の動画を見ながら、就職活動について学びました。特に志望理由書については、「積極的な理由を述べること」、「自分の人柄や個性を上手にアピールすること」など、企業が高校生に求めているものは何かに焦点を当て、分かりやすく解説してもらいました。

全校集会

本日1校時に、全体集会が開かれました。生徒は至真殿には集合せず、各ホームルーム教室で、放送による講話を清聴しました。

まず、生徒会長山根くんより、「生徒会では入学したばかりの1年生を迎えるために、4月11日から週2回、朝の挨拶運動を行っています。

みなさんが日常的に行っている挨拶ですが、とても大きな力を持っていることを知っていますか?例えば、知っている人がいない場所に行っても、ちょっとした挨拶が話をするきっかけを作ることがあります。それはお互いが自分に心を開いてくれたのかも、と思うからです。他にも緊張をほぐしたり、与える印象を良くしたり、人と人との間にある壁を格段に低くしてくれるのです。

逆に挨拶を行わないことで、印象が悪くなったり、緊張がほぐれず互いの関係が硬いままになったりします。是非、日々の挨拶を通して過ごしやすい高校生活を一緒に作っていきましょう」と挨拶がありました。

 

同じく生徒会の鈴木くんより、ペットボトルキャップの回収について、「今年度より回収率を30%増やすために、2つのことを決めました。インターアクト部の回収に加え、毎月第1週目の月曜日を回収日とします。また、本日より回収ボックスを自販機横と各教室に設置します。

回収による収益は、発展途上国の子どもたちへのワクチン接種費用に充てられます。ワクチンが受けられず5才までに命を落とす子どもが、世界で4000人もいるそうです。キャップ1000個で一人分のワクチンが賄えます。また、温暖化防止に向けたCO2削減にもつながります。

今日からペットボトルを捨てる前に、分別をお願いします。みなさんのご理解とご協力をお願いします」とアナウンスがありました。

 

学校長からは、「今日は連休の中日です。気持ちはゴールデンウィークになっているかも知れませんが、この様な日だからこそ、しっかり取り組むことが大切です。

令和4年度が始まって一ヵ月が経ちました。高校生活が始まったばかりの1年生、クラス替えを行った2、3年生も、生活のリズムに慣れたでしょうか。

なんと言っても学校生活の中心は授業と勉強です。授業をおろそかにして、高校生活が充実することはありません。授業を担当している先生方は、その教科の知識や技術だけを教えてくれわけではありません。その豊富な経験の中から、これからのみなさんの人生に役に立つ考え方なども教えてくれることと思います。それを自分の成長の糧にできるかどうかは、みなさんの授業へ臨む姿勢次第です。学べることは全て学ぼう、と心を開き、意欲を高く持って耳を傾けて下さい。

学校で学ぶべきことは勉強だけではありません。個性豊かな1900名の仲間と過ごす学校生活の中で、社会で必要とされる様々な資質を磨くことが出来ます。最たるものが、コミュニケーション能力と協調性です。様々な個性や目標を持った人達と生活していくためには、自分とは異なった価値観や考え方を持つ仲間と上手に付き合っていく必要があります。人とコミュニケーションをとるときには、自分の考えをいかに伝えるかだけでなく、相手の考えを理解しようとする姿勢も大切にされます。相手の話を聞いた上で、相手の考えを理解する。相手に気遣いが出来る。コミュニケーション能力と協調性を兼ね備えた人物を、社会が、特に企業が求めているのです。是非とも、本校の生活を通じて、社会で愛され、必要とされる人材へと成長して下さい」と講話がありました。

 

最後に生徒指導部長鈴木先生から、服装を正して生活すること、人を不快にさせたり迷惑を掛けたりするような行動は厳に慎むよう、連休中気のゆるみから問題行動等を起こさぬよう、注意がありました。

第1回避難訓練

今年度、第1回目の避難訓練が本日1校時に実施されました。

 

本日9:20、「只今かなり大きな地震が発生しました」との放送で、避難訓練が開始されました。生徒たちは指示に従い、机の下にもぐり身の安全を確保しました。昨年までとは異なり、避難経路の安全が確認できたハウスから、避難指示が出されるようになりました。クラスごとに事前に決められた避難経路を通り、ハウスごとの避難場所へと避難しました。

生徒の人員確認を終え、避難行動が完了するとハウスごとに講評が行われました。

各ハウス長から、「災害はいつ起こるかわかりません。本日の訓練を踏まえて、避難経路・避難場所をしっかり把握しましょう。また、避難中の怪我には十分気をつけましょう。」等の講話を受け、解散となりました。

 

寮避難訓練

本日早朝、本校学生寮の避難訓練が実施されました。午前6:00に「地震発生、直ちに避難!速やかに避難場所へ移動して下さい」との指示が放送され、男子寮、女子寮、野球部寮の寮生が避難場所となる学園駐車場に集合し、人員の確認などを行う訓練を実施しました。

運動部員が入る各寮から、寮生が移動。避難指示よりおよそ10分で避難・点呼を完了しました。

学校長より、「毎年各寮に1年生が入り、メンバーと部屋割りが変わるこの時期に、予告なしで避難訓練をしています。みなさんは寮が生活の場なので、24時間学校の敷地内で過ごしています。その為校内で災害に直面する可能性が一般の生徒より圧倒的に高くなってしまいます。特に就寝中に大きな地震に見舞われることもあり得ます。暗い中状況が分からない状態で突然大きな揺れに襲われれば、パニックに陥る恐れもあります。

地震であれ、火災であれ、とにかく避難しなければならない状況になればこの場所に集まる、という訓練です。寮長、部屋長は、常に仲間の所在を把握しておいて下さい。最近震度4を超える地震が各地で頻発しています。いざというとき、パニックを起こさず、仲間の所在を確認し合い適切な行動が出来るよう、心構えをもって生活して下さい」と、災害への備えを怠らないよう、注意喚起を促す講話がありました。

続いて寮の実取先生から、「日頃から防災意識をもって寮生活を送って下さい」と注意があり、訓練を終えました。

自警官 “陸・海・空” ガイダンス ~就職指導部~

昨日放課後、現役自警官を招いて、『自衛官ガイダンス』が開かれました。進路指導の一環で開催されているガイダンスですが、おもしろすぎるお話に盛り上がり、終始楽しい雰囲気のガイダンスになりました。

県のほぼ南半分9つの市と町を担当する、自衛隊千葉地方協力本部木更津地域事務所より、4名の広報官が来校されました。

ガイダンスの始まりには、所長の福地和守様より、「自衛隊の活動は、よく災害現場で活躍する様子が報道されます。最近はテレビで自衛隊の特集番組が放映されることもあります。テレビ映えはするのですが、どちらも自衛隊の一面でしかありません。自衛隊は大きな行政組織です。本日のガイダンスを通して、フィジカルな面ばかりでなく、自衛隊の全体像と実像を知ってもらい、進路の選択肢の一つとして考えてもらえたら、と思っています」とご挨拶がありました。

続いて主任広報官、航空自衛隊所属の米田 崇様より、陸上自衛隊所属の古賀様、海上自衛隊所属の東様、お二人の広報官が紹介され、「今日は、自衛官という職業についてお話ししたいと思います」と、ガイダンスがはじまりました。

我が国の平和と独立を守るため、「国の防衛」、「災害派遣」、「国際平和協力」、3つの役割を担っているのが自衛隊です。最近では、宇宙やサイバー空間へ守備範囲を広げています。また、陸自14万人・海自4万3千人・空自4万4千人が全国で働く、巨大組織です(数値は平成30年のもの)。体を鍛えるため訓練に明け暮れ、時には重労働や危険な作業に従事する姿をイメージしがちですが、その任務と生活を支えるために様々な部署があり、様々な役割分担をこなす多様な職種が存在する職場です。経理などの事務職系はもちろん、整備、兵站、医療から音楽隊まで、まるで一つの社会のようにあらゆる職種を抱えています。

米田様からは、「自衛隊ですから、特殊な部分はあるけれど、その他は普通の社会と変わりはありません」と説明がありました。更に、「体力がないとやって行けないのでは?とよく質問されますが、デスクワークもあるし、調理を担当する人もいます。どんな人でも活躍できる場所が用意されています」と説明が続きました。「困ったとき、くじけそうになったときには、教官や同期の仲間が必ず支えてくれます。仲間を大事に出来ない(協力し支え合わない)と仕事にならないのです」との言葉には、気持ちがこもっていました。

 

後半の質疑応答では、参加者から、「車の整備の仕事はありますか?」、とか、「沖ノ鳥島などの遠隔地の任務もあるのですか?」など、活発に質問がありました。「米軍との関係は?」との微妙な問い掛けには、「それ訊くの?」と、突っ込みを入れながらも、ご自身が参加した海外派遣の様子を交えて、気さくに答えてくれました。

「今日はスペシャルなものがあります」と取り出されたのが、なんと!南極の氷でした。元隊員の方が過去のミッションで持ち帰った資料を、広報活動に役立てて欲しいと提供されたものだそうです。「すごい!」とどよめく生徒たちに、貴重な氷が細かく砕かれて手のひらに乗せられました。気泡がはじける音に耳を澄ませていると、「他所では体験できないことが出来るのも自衛隊です」と、なるほどの一言でした。盛況な雰囲気は収まらず、散会後も生徒たちは自衛官のみなさんを捕まえ質問攻めでした。盛り上がった会話は、なかなか終わりませんでした。

インターンシップ説明会 ~就職指導部~

本日昼休み、3年生を対象にした、インターンシップ説明会が開かれました。今年度の3年生は、自分の進路を真剣に考える生徒が多く、予想を超える人数の生徒が会場に集まりました。

 

説明会の冒頭では、就職指導部長寺岡先生から、今年度就職指導にあたる先生方の紹介がありました。「昼休みと放課後に就職指導室が利用できます。面接の練習や情報の収集など、時間の許す限り相談に応えます」と、積極的に就職指導室を利用する様呼びかけました。

 

インターンシップで体験の機会を設けて頂けるのは、小売り店や製造系などの民間企業から、市役所や警察などの公務員職まで、多岐にわたっています。途中、写真を見ながら昨年の様子が紹介されました。

ゴルフ場、農協、携帯ショップ、イベント企画会社、ホテル、製鉄、発電所、楽器店、自動車整備、美容室、エステ、アパレル、保育園、消防署、自衛隊、海上保安庁、市役所など、様々な職種、多くの現場で体験を積む、先輩たちの姿が映し出されていました。

 

寺岡先生は、「時には船舶の操縦など、めったに出来ない体験ができることがこの就業体験の醍醐味です」と、インターンシップのやり甲斐について触れました。加えて、就職試験では必ず実施される面接で、「自分はこの様に活動してきた」と自信をもって語れること、そして「この様な体験をして進路を決めました」と確信をもって志望動機が発表できる、というインターシップ体験者最大のメリットについて説きました。

 

さらに、「どうしても定員が限られていること」や、「締切りを守って手続きをすること」、「申込後のキャンセルはできないこと」、そして「怪我や事故に備えて保険に加入すること」等、詳細について説明がありました。

 

宮本先生からは、「受け入れて頂ける職場では、仕事の時間を割いてこの機会を用意してくれています。身だしなみを整え礼儀を尽くして接するのは、当然のことです。だらしない行動や礼を欠いた振る舞いで、これまでの信頼関係を崩すことがないよう、心して参加して下さい」と、宮越先生からは、「実際に本校の卒業生が務めている職場もあります。就職活動を兼ねているという意識をもって、真剣な姿勢で臨んで下さい」と指導がありました。

最後に、小甲先生からは「しっかり取り組むことがチャンスにつながります。頑張ろう!」と、生徒を鼓舞する言葉が掛けられました。

公務員希望者対象ガイダンス

本日昼休み、3年生の公務員希望者に対して、就職指導部が主催するガイダンスが実施されました。公務員採用試験に向けて、試験の概要と心構えなどが伝えられました。

会場には公務員採用試験担当の先生方が集結し、出席した23名の希望者たちにガイダンスが行われました。就職指導部長、寺岡先生からは、公務員採用についてそのメリットとデメリット、採用試験の内容と日程等について、詳しく説明がありました。

試験対策としては、今月より放課後特別講座が開講されます。対策問題に取り組むばかりでなく、面接やプレゼンテーションに向けての指導を受けることが出来ます。その他にも、模擬試験やインターンシップによる職場体験、さらに現役の警察官、自衛官の方が来校して、貴重なお話を直接聞くことが出来るガイダンスも用意されています。

公務員指導のエキスパートである2名の先生から、「公務員試験は、採用人数が少ない上に厳しく適性が問われる、大変な難関試験です。合格するのは、全力を出し切って頑張った人だけです。本気で合格しようという気持ちを持って下さい」(宮越先生)、「服装がだらしないとか、遅刻欠席で注意を受ける人は論外です。自分を厳しく律することが出来ない人は、合格の見込みはほぼありません。日頃の自身を省みて正す必要があれば、今この瞬間から改めて下さい」(宮本先生)、と心構えについても厳しい指導がありました。

部活動紹介

本日は、1年生を対象に『部活動紹介』が行われました。1年生は至真殿フロアーに集合し、運動部、文化部の順にステージ上で行われた部活動紹介を見学しました。後方に座る生徒にも見やすいように、フロアーの中央部には大型のモニターが設置されました。

学校長からは、「今日は、生徒会と部活動に所属する2、3年生の準備で、1日を使って部活動の紹介を聞き、実際に体験できる機会を作りました。すでに決めている人も、何をやろうか迷っている人もいると思います。関東大会、全国大会を目指す部活動もあれば、初心者から気軽に始められる部活動まで様々な活動が用意されています。是非今日は何かにチャレンジしてみて下さい。もちろん入部は任意ですが、積極的に何かをやろうという気持ちを持つことで、高校生活がより充実するはずです」と、再度「失敗を恐れず積極的に取り組む姿勢の大切さ」を説き、活動への参加を促しました。

生徒会長山根君は、「部活動は、学校生活を盛り上げる大切な要素だと思っています。この機会を無駄にせず、是非前向きに考えて下さい」と力を込めて訴えました。

ステージ上では、同好会を除く、部活動の紹介パフォーマンスが繰り広げられました。コント仕立てで爆笑を誘う部活もあれば、ガチの練習風景を再現する「気合いだ!」系の部活動から「ほっこり系」の団体まで、実にバラエティーに富んでいます。

昼食後には、運動部16、文化部16、同好会が11、全部で43ある団体を自由に体験。放課後の部活動にも自由に参加し、一日を終えました。

入学式

本日、至真殿にて『第20回 入学式』が挙行されました。今年度は、実に703名という多くの新入生を迎えることとなりました。令和4年度第1学年は、特別進学コース3クラス、一般コース15クラス、計18クラスの編成でスタートいたします。

保護者、教職員からの大きな拍手に迎えられ、新入生が入場しました。着席が完了すると、「木更津総合高等学校学校長は、703名の入学を正式に許可いたします」との『学校長入学許可宣言』により、式が開始されました。

続いて、担任による呼名で一人ひとりが「はい」と応えて立ち上がり、保護者席に向かい一礼して着席というという形で、クラスごとに新入生の紹介が行われました。

ステージ上で行われた職員紹介では、各教職員を学校長が一人ひとり氏名と共に職名と担当クラスを伝え、副校長、教頭、特進ハウス長、1学年ハウス長、そして各学級担任が紹介されました。

 

学校長は、式辞で「これから3年間をみなさんと共に過ごすことが出来ることに感謝します」という言葉で新入生を歓迎しました。さらに本校創設者、真板益夫先生が提唱した『真心教育』にふれ、「社会の良心になれ」、「困難にくじけない逞しい人間になれ」、「大いなる真実の自己に生きよ」という、真心教育の目指す教育目標・人物像を詳しく説きました。

新入生には、環境が大きく変わるこの高校入学というタイミングで「大きく成長できるチャンスがある」こと、3年間の高校生活で「目の前にある全てのことに失敗を恐れず本気で取り組んで欲しい」こと、そして悪い習慣を断ち切り「挨拶や身だしなみ、規則正しい基本的な生活習慣を身につける」ことが社会に出たとき大きな武器になると新入生に語り掛けました。

保護者の方々には、「教職員が一丸となって」教育に取り組み、「社会で愛され、必要とされる人材育成に努める」と誓約。その為にはご家庭との連携が必須である、と本校の教育理念と方針に理解を求め、協力を請いました

卒業時には、本校に「入学して本当に良かった」と笑顔で言って頂けるよう、教職員一同責任をもって全力で教育にあたります」と式辞を結びました。

 

新入生を代表して藤井堅翔君が登壇し、「自分で選んだ道なので、これから真心教育のもと、自分に責任を持ち、充実したものにしていきたいと思います。先生方、私たちも精一杯頑張りますので、厳しくご指導くださいますようお願い申し上げます。私たちを支えてくださる多くの方々の期待に答えることができるように、努力する覚悟でございます。どうぞ温かく見守ってください」と宣誓をしました。

 

生徒会長、山根凪くんがそれに応え、「仲間と助け合い思いやりを持って、団結力のある集団になってください。そして、皆さんがこの木更津総合高等学校に少しでも早く馴染めるよう、応援していきたいと思います」と歓迎の言葉を述べました。

 

保護者会会長、小野和洋様より、「現在、当たり前であった生活が当たり前にできない世の中になってしまい、みなさんがここに至るまでには、大変な苦労を強いられたことだと思います。だからこそ、これから始まる高校生活を思いっきり楽しんでこの学校を好きになって下さい。一日一日を大切にし、充実した3年間を過ごすことが出来るよう期待しています」と心温まる祝辞を頂きました。

 

春の陽光をひと際暖かく感じる好天の下、今年度の入学式は滞りなく終了することが出来ました。

本日の入学式では、国歌・校歌は「清聴」のみとし、斉唱をしませんでした。また、保護者の参列もお一人までと制約を設け、感染拡大を防ぐ配慮をさせて頂きました。保護者のみなさまには、ご多忙の折、多数参列して頂きました。ご協力、誠に有難うございました。

 

始業式

本日は、明日入学式を迎える1年生を除く、2年生、3年生が登校しました。至真殿にて令和4年度始業式が行われました。

式の始まりには、学校長が、「さて今日は令和4年度の始まりです。3月まで2年生だった君たちは3年生、最上級生です。学校生活では他の生徒の見本となり、クラブや学校行事では後輩を指導・引っ張っていく重要な学年です。しかも自分自身は本格的に進路のことも考えなければなりません。この1年間がみんなの今後の人生を決める、最も大切な1年間と言っても過言ではありません。

そして3月までの1年生だった君たちは2年生になります。今までは1年生だから許されたこともありましたが、今年は先輩として1年生の見本にならなければなりません。

そしてここにはまだいない1年生は明日9日が入学式です。今年の1年生は703名入学してきます。全校で1900名を超える千葉県一の生徒数のパワーで、学校を盛り上げていきましょう。

令和4年度は3月の終業式でもお話したとおり、コロナに気をつけながら、可能な限り通常の学校生活を取り戻していきたいと思っています。もちろんマスクの着用・手洗いの励行など、個々の予防はこれまでと同様に忘れずに徹底して下さい」と生徒達へ語りかけました。

 

さらに、年度の始まりに際し「服装を正すこと」、「挨拶をしっかりすること」、「安易な遅刻や欠席をしないこと」、「真剣に学習すること」、そして「清掃の徹底」と、5つの学校長要望事項が改めて確認されました。基本的な事柄が挙げられていますが、それをおろそかにしないことで、道徳心や節度など社会に出る前に人として大切なものを体得して欲しい、忍耐強く勤勉で周囲から信頼を得る人に育って欲しい、という学校長の思いが込められている内容です。

最後の要望事項に触れると、「この学校は皆さんが3年しかない貴重な学校生活を過ごす家のようなものです。自分の居場所を大切にする人間であって下さい。自分の使う教室やトイレを掃除して清潔にするだけでなく、掃除をすることで自分の心を洗い、周りの人を幸せにすることもできます。以上の要望事項を踏まえて、令和4年度も充実した学校生活を送ってください」と式辞を終えました。

 

今年度より生徒指導部長を務める鈴木良二先生より、講話がありました。現在全国で実施されている、春の交通安全運動に触れ、「事故に合わないように」、「事故を起こさないように」と注意喚起が行われました。特に、イヤホンをつけたまま、またはスマホを操作しながら自転車に乗るような行為は人に怪我をさせる恐れがあると、「決してしてはいけないこと」と強く戒めました。

1年生オリエンテーション 2日目

オリエンテーション2日目を迎えました。本日は、至真殿のメインフロアーに集合。入学式に備えて、確認事項が伝達されました。

入学式を間近に控え、1年生は整列の順番を確認したり、身だしなみを整えたり、呼名の際にははっきりと大きな声で応えるよう指導を受けました。

その後は、午前中に身体測定やホームルームをするなど、クラスごとにそれぞれの動きとなりました。担任の先導で、広い敷地内のあちらこちらを見学する様子が見かけられました。

この数年間では珍しく、このオリエンテーションにタイミングを合わせたように校内の桜が満開となり、淡いピンクに咲き誇る花を背景に集合写真を撮るクラスが目立ちました。

 

午後には、個人写真の撮影と教科書の配布が行われました。インクのにおいが新鮮な教科書に名前を書き込み、いよいよ高校生活のスタートです。

1年生オリエンテーション 1日目

本日、令和4年度新入生が登校し、オリエンテーションが行われました。会場となった至誠館では、受け取ったしおりを確認しながら、自分の所属クラスと担任の先生を探す1年生の姿が見られました。

開会式では、学校長より「本日は、4月9日に入学を迎える入学候補者703名に集まってもらいました。みなさんは、全校で1,900名という、非常に大きな学校の一員になります。全員が素晴らしい高校生活を送れるように、一人ひとりが頑張ってくれることを期待しています。本校の教職員もこれからの3年間、しっかりとみなさんのサポートをしていきます。正式な入学はこれからですが、本校の制服を着ている以上、今日からみなさんを入学候補者ではなく、本校の生徒として扱っていきます。それは、卒業するまでの3年間、今日から私たちがみなさんに対して責任を負うことを意味しています。卒業後には、就職、進学、どの様な進路であれ、さすがは木更津総合の卒業生だと言ってもらえるよう、みなさんを指導していきます。

様々な選択肢があったなかで、みなさんは最終的には自分の意志で本校への進学を決定しました。自分の決断に責任をもって、これからの生活を過ごすようにして下さい」と挨拶がありました。

 

第1学年ハウス長、森先生から、特進ハウス長と各担任の紹介がありました。

森先生からは、「オリエンテーションには、新しい環境への順応とか適応という意味があります。これからの高校生活でよいスタートを切れるように、この二日間のオリエンテーションを有意義なものにして下さい」と話がありました。

 

休憩をはさみ、担当する各先生から次のようなガイダンスがありました。

生徒指導部長、鈴木先生からは、「生徒心得」・「生徒指導基本方針」を通して本校で過ごす上での諸注意と、本校が設置する「いじめ防止委員会」に触れ「いじめ防止対策」について説明がありました。

養護の地曳先生からは、保健室とスクールカウンセラーを利用する上での手続きと、学校保険等についての説明がありました。

環境整備課長、喜古先生からは、災害発生時の下校方法と、防災グッズについて説明がありました。

 

音楽の麻埜先生の指導で、校歌の歌唱練習が行われました。飛沫感染を考慮し、マスクをしたままハミングでの練習になりました。

終業式

令和3年度を締めくくる終業式が挙行されました。至真殿のフロアーには時間をずらして、1学年、2学年と学年別に式が行われました。

式の始まりには、生徒会長の山根 凪くんから、「明日から春休み。4月には次の学年にあがります。新入生の模範となるために、木更津総合高校の生徒として恥ずかしくない行動、感染防止徹底、この2つのことを心掛けましょう。また、硬式野球部が6年ぶりとなるセンバツ大会に出場します。現地であれ自宅であれ、全校一丸となって応援しましょう」と挨拶がありました。

 

学校長は講話で、「令和3年度も昨年度に続いてコロナに翻弄された1年でした。長期間の臨時休校措置などはなかったものの、夏と冬に大きな感染の波が来て、日常生活にも大きな支障をきたしました。学校内外でマスクを外せない生活が続き、様々な場面でかなり窮屈な思いをしたと思います。しかしその経験を経たことで、1年前と比べて学校行事もクラブ活動も、しっかりと成果を残すことができました。柔道部の夏のインターハイ優勝、そして硬式野球部の6年ぶりのセンバツ甲子園出場、そしてクイズ研究同好会の高校生クイズ全国大会に出場、見事準決勝進出など、学校内外で大いに誇れるものがありました。

感染対策を継続しながらも、令和4年度はこれまでの2年間よりも通常の学校生活を取り戻していきたいと思っています。今年度は夏と冬のオリンピックを同じ年度に見ることができました。特に夏は東京で開催ということで、史上最多のメダル獲得をすることができました。皆さんと同じ年代のメダリストもたくさんいました。彼らも苦境の中、その条件の中で最善の努力をして、最高の結果を出しました。皆さんも是非とも来年度の目標を打ち立てて、それに向けてしっかり取り組んでください。

4月には大勢の新入生が入学してきます。ここ数年の中で最もたくさんの数です。君たちが率先して模範を示して下さい」と、生徒に伝えました。

 

各ハウス長からは、次の内容が生徒に伝えられました。

1学年ハウス長、大岩先生「今日は予定通り終業式を始めることが出来ました。時間を守って全員が行動できるのは大切なことです。4月からは2年生になりますが、なかだるみが目立つ学年です。この一年しっかりやって来た自分を大切にして、新年度を過ごして下さい」

 

2学年ハウス長、能登先生「進路を決める大切な時期が近づいています。1、2年の成績を今一度振り返り、意欲を新たに学習面での取り組みを始めて下さい。今週末には進路ガイダンスが予定されています。この春休みから情報を収集するなど、出来ることはたくさんあるはずです。自分の進路を狭めるような行為は論外です。進路決定に向けて邁進して下さい」

表彰

終業式に先立ち、表彰がありました。

以下にお知らせいたします。(敬称略)

明るい選挙啓発ポスター

 木更津市 

銀賞:保坂充紀

銅賞:森 陽花

 

千葉県 

優良賞:保坂充紀

 

 明るい選挙啓発標語

木更津市

金賞:川名里奈

銀賞:髙梨紗矢

銅賞:高畑晴生

 

千葉県

佳作:川名里奈、髙梨紗矢、高畑晴生

応援練習

“春のセンバツ”に向けての応援練習が行われました。2回目の練習となった本日は、野球部員も参加し、本番さながらの応援風景を見ることが出来ました。

応援団長の堀江君が、「応援はグランドに立つ選手たちの大きな力になります。応援を完璧にして、グランドでプレーする選手たちを後押しできるよう頑張ってやっていきましょう!」と参加者に声をかけると、拍手が沸き起こり、盛り上がった雰囲気で練習が始まりました。前回練習ができなかった3曲を加えて、手の動きや拍手のタイミングなどを確認しながらの練習となりました。やはり、声は出せない、メガホンは肩までの高さで打楽器として使用するなど、いくつもの制約はありますが、一週間前と比べると格段の進歩がありました。

気温が上がり、途中給水の時間をはさみながらも、1時間を超える練習となりました

大会は3月18日(金)に開幕。本校の初戦は、3月20日(日)第1試合に予定されています。

応援団結成

年度末試験最終日となる本日、至真殿前の大階段に、応援団が集結。春のセンバツ大会に向けての応援練習が行われました。応援団が最後に組織されたのは、2019年7月千葉県大会以来。実に2年半ぶりのことになります。

冒頭、応援団の責任者を務める青栁先生から、この様な環境の中で、大きな声を出しての応援が出来ないこと、集団で行動する以上一人ひとりが感染防止への意識を持つこと等、諸注意をうけてからの練習開始となりました。

現在の1、2年生には経験者がおらず、手探り状態での練習となりましたが、吹奏楽部麻埜先生の手際のよい説明を受け、全12曲のレパートリーを一通りこなすことが出来ました。

 

応援団は、野球部・吹奏楽部・チアリーディング部からなる応援委員会と、甲子園で応援を希望する一般生徒と有志で参加する部活動で構成されています。心強かったのは、つい先日卒業したばかりの、吹奏楽部・チアリーディング部OGが、最後の応援団に参加した経験を伝えようと、助っ人で参加してくれたことでした。赤いジャージ姿が頼もしく見えました。

残された時間はあと僅か。全体での練習の機会は限られています。初めてのアルプススタンドで臆することなく応援が出来るよう、精一杯頑張りましょう!

応援メッセージ収録 ~生徒会他~

本日、センバツ甲子園大会に向けたメッセージ動画を撮影するため、NHK千葉放送局スタッフが来訪しました。生徒会役員が、カメラとマイクを前にして、「優勝を目指して頑張って下さい!」と力強くエールを送りました。

カメラの前に立ったのは、生徒会会長山根 凪くん、副会長鈴木明輝くんと役員の石塚このみさん。初めてピンマイクを付けてもらうあたりから少し緊張の面持ちでしたが、コース制と盛んな部活動、文化祭の様子など、手際よく本校の特徴を紹介しながら学校のアピールも抜かりはありませんでした。数回の練習テイクを繰り返し、見事にミッションをこなしました。

放送は、実際に試合が中継されている最中、グランド整備などの時間帯です。部活動の練習風景などと一緒に放送されます。

始業式

本日、始業式が行われました。本来1月7日に授業が開始される予定でしたが、前日の降雪が予報を超える大雪となったため、本日の始業となりました。新型コロナウィルス、オミクロン株の感染拡大を懸念し、生徒たちは教室に待機し放送での式となりました。

校歌の放送に続き生徒会長山根君より、「明けましておめでとうございます。今年は寅年です。固定観念にトラわれず、いろいろなことにトライしていきましょう。新型コロナウィルスはもちろんですが、怪我や健康管理にも気をつけましょう」と新年に向けて挨拶がありました。

 

学校長は、「思い返せば、昨年の今頃はコロナ感染者が増え続け、緊急事態宣言が発令されていました。昨年の後半頃には収束とは言えないものの、一定の対策を講じていれば、日常生活や通常の学校生活を送ることができるのでは、という期待がありました。しかし年が明けてから数日間で状況は大きく変わりました。オミクロン株の感染力と感染のスピードは想定を大きく超えるものでした。特に沖縄県では、ほとんどの学校が分散登校や休校となっています。現在はそれほど深刻ではない千葉県も、1週間後にはそれに近い状況になっている可能性があります。

今後、国や県が打ち出す方針を待たなければなりませんが、皆さんの貴重な学びの機会を守らなければならないと考えています。教室で行われる授業だけではなく、学校生活そのものが学びの機会です。オミクロン株の感染力は相当強く、一人の感染者がいれば多くの人に感染が広がります。生徒全員の健康と学校生活を守るためにも、一人一人が自覚を持って、日頃の感染対策に努めて下さい」と、感染対策にこれまで以上に危機感を持って過ごすよう、生徒に語りかけました。

学校長はさらに、1.服装を整える、2.挨拶の励行、3.安易な遅刻欠席をしない、4.真剣に授業に取り組み学習に励む、5.清掃の徹底、と5つの要望事項を伝えました。

 

生徒指導部長青栁先生からは、「今年は服装の規定をしっかり守って過ごすよう、意識を持って過ごして下さい」と指導がありました。感染対策については、「マスクの着用と手洗いを徹底すること。スクールバスは、特に登校時、8:30の最終バスが混み合う傾向があるので、早めの登校を心掛けて下さい」と注意がありました。

歳末たすけあい募金

12月22日に生徒会の生徒が、木更津駅において「歳末たすけあい募金」を行いました。新生徒会としての初めての活動でした。また、寒い中でしたが、多くの方に募金していただくことができました。さらに、ホッカイロを下さる方もいて、人の優しさにふれることができ、あたたかい気持ちになることができました。募金をしてくださった皆様、ご協力ありがとうございました。

追記:募金の総額は、27,727円になりました。12月23日付で千葉県共同募金会木更津市支会に納めさせて頂きました。

3年生 学年集会

終業式を終えると3年生だけがフロアーに残り、学年集会が開かれました。長い自宅学習期間を迎える3年生に対して、学校長を始め、進学指導、就職指導、生徒指導の各部長の先生方より諸注意が伝えられました。

学校長は、「みなさんは、やがて社会を支える人間になります。殆どの人が修学支援金の恩恵を受けていますが、その原資は日本中で働いている人達が納めている税金です。今度は君たちが働いてその役割を担う番になります。

来年の4月から18歳で成人として扱われます。未成年として許されなかった制約が解ける一方で、これまで許されていたことが許されなくなります。社会的な責任が高まるからです。一昔前まで、日本では終身雇用のレールに乗れば老後まで安泰でいられる社会でしたが、現在は社会的な弱者や困窮者を助けるセーフティーネットでさえあてにならない時代になりました。

だからといって、人を蹴落としても生き残ろうと考える人が果たしているでしょうか。日本は少子化が進み、人口が減少し始めています。だからこそ、互いに協力し合う力が必要です。自分で考えて行動し、自分が出来ること、得意なことで社会に貢献する、そのような人になって欲しいです」と生徒たちに語り掛けました。

 

進学指導部竹下先生

「大学や専門学校の先生方からは、本校から進学した生徒たちが、学力不足のために単位が取れずに進級できなかった、途中退学してしまった、という話を聞きます。多くの大学では、入学する学生の半数以上が、一般選抜を乗り越えて進学しています。学校推薦型や総合型選抜・AO入試で進学を決めた生徒たちは特に、4月から始まる大学・専門学校での生活に備えて、しっかりと学習に取り組んで欲しいと思います。年が明けて一般選抜を受ける生徒たちは、寝る間を惜しんで受験勉強に励んでいる最中で、精神的にも身体的にも厳しい状況にいる人が少なくないと思います。本当に苦しいときには担任の先生に相談して下さい。友達の顔を思い出して頑張って下さい。3年間自分が頑張ってきたことを信じて、合格を勝ち取って欲しいです」

 

就職指導部小甲先生

「内定を受けている生徒は、就職先からの研修等の通知は、必ず目を通し内容を確認して下さい。分からないことがあれば学校に連絡して下さい。就職先に質問があれば、校名と氏名を名乗って直接会社の人事部に問い合わせて下さい。SNS上に勝手に会社の情報を載せて、高額の賠償請求を求められ未だに裁判が続いている事案があります。絶対にやってはいけません。内定をもらった以上は、安易に進路を変えることはできません。不確かな情報に振り回されることがない様にして下さい。挨拶がコミュニケーションの第一歩です。社会に出たら、相手の部署や立場に関係なく、しっかりと挨拶しましょう。職場の研修は、時に合宿を伴う厳しい内容のものもあります。挫けずに頑張って欲しいです。社会に出たら、頭髪や服装の決まりが無くなります。おしゃれと身だしなみを区別して、人に不快感を与えない常識的な服装で過ごしましょう。社会に出てからも、分からないことや悩みがあれば、一人で悩まず学校に電話をして下さい。必ず君たちの力になります」

 

生徒指導部青栁先生

「ここから2か月以上、君たちは登校せず、自宅で過ごし、自分の判断で行動することになります。3月の卒業まで、人に迷惑を掛けるような行為をしてはいけません。学校の規定に触れるような問題を起こし、卒業に影響するような処分を受けると、進学や就職することが出来なくなる可能性があります。教習所と運転免許についての規定は、絶対に守って下さい。事故や問題行動に結びつく行為は、厳に慎んでください」

 

以上、それぞれの立場から、注意、忠告、激励の言葉が送られました。

 

終業式

本日、全学年の生徒が至真殿メインフロアーに集合し、終業式が行われました。全校生徒が集まるのは体育祭以来。吹奏楽部の伴奏で校歌を斉唱するのも久しぶりのことでした。

学校長より、「今日を入れてあと8日で令和3年が終わります。1年の終わりを迎える大きな節目です。今までの自分を振り返り、これからの自分を考えるこれ以上にない機会です。明日から冬休みです。高校生のみなさんは、ただ楽しいだけの冬休みを過ごすわけにはいきません。

2年が経ってもコロナが収束することはありませんでした。矢継ぎ早に続いた緊急事態宣言と蔓延防止法措置。オリンピックで日本が大いに盛り上がるはずの年でしたが、結局は物理的にも精神的にも縛られたままの1年でした。

しかし、長期にわたる休校措置があった昨年と比べたら、学校生活はかなり守られたということが出来るのではないでしょうか。とにかく登校して、学習と友達と交流する機会は守られました。学校行事も5月のバス遠足以外は、体育祭・文化祭は規模を縮小しながらも実施することが出来ました。部活動でも、昨年度は大半の大会が中止に追い込まれましたが、今年は殆どの公式試合が実施できました。その中でも、柔道部がインターハイ男子団体戦で優勝したのは素晴らしい成果でした。その他の部活動、同好会でも一つ一つ紹介しきれないほどの活躍をしています。

コロナ禍で過ごした高校生活を運が悪いと捉えるのは自分自身の心です。不運に見舞われたときに、悲嘆にくれたり憤りを感じたりするのはたやすいことです。でも一方で、不幸や不遇をしっかり受け止めて、なお自分の成長へつなげることも可能なのではないでしょうか。改めて今年1年のみなさんの活動を振り返ると、逆境の中でも練習を怠らず目覚ましい活躍を遂げた部活動・同好会がありました。悪天候や厳しい制約を跳ね除けて、学校行事を成功させた生徒達がたくさんいました。

みなさんにとって今年が良い年であったことを信じます。そして来年は君たちの力でさらに良い年になることを期待しています」と講話が伝えられました。

生徒会新役員挨拶

表彰に続き、生徒会新規役員が壇上に並び、全校生徒の前で挨拶をしました。

新生徒会長の山根 凪君が、「生徒会選挙へのご協力ありがとうございました。全校生徒から選ばれた責任とみなさんの期待を胸に受け止め、学校行事をより充実するという公約をかなえていくために頑張っていくので、一年間よろしくお願いします」と就任の弁を述べました。続いて、副生徒会長岡田桜子さん、鈴木明輝君、本部役員15人がそれぞれ挨拶をしてくれました。

会場からの大きな拍手に、新役員への支持と期待の気持ちが込められていました。一人ひとりの個性を活かし、リーダーシップを発揮して欲しいです。

表彰 ~夏の体験レポート・読書感想文、献血ポスター~

終業式に先立ち、表彰が行われました。表彰の内容と受賞者氏名をお伝えします。

 

『令和3年度夏の体験レポート・読書感想文』

最優秀賞 石井隆翔

優秀賞  草刈香奈、小佐田稜生

奨励賞  小柴穂乃実、石渡芽衣、

                  市島天緒、山田咲羅唯、

                  安藤彩乃

 

『献血ポスター千葉県赤十字センター所長賞』

鳥海華菜、常澄彩花

2学年対象『進路ガイダンス』

終業式を翌日にひかえた本日、2年生を対象に『進路ガイダンス』が開かれました。

1校時目に、全員が至真殿に集まり、全体講演会が行われました。2、3校時目は、進学・就職等、各自の志望進路に分かれた分野別説明会に参加しました。

全体講演会では、進路教育研究所・進路アドバイザーの武藤ひろよ様を講師に招き、進路全般について、レクチャーをして頂きました。

「自分の将来や進路を考える時、なりたい自分を想像して、その為に何をする必要があるかを考えて下さい。その時、自分が出来るのか/出来ないのかという枠を作らず、調べ始めることが大切です。調べる過程の中で、自分に合った選択肢が見つかることがあります。

やりたいことが見つからないときは、何をやっているときが一番楽しいか、自分が夢中になれるものなどを手掛かりに進む方向を決めましょう。

情報収集力、想像力、自分と向き合い、自分で判断できる力を身につけることが重要です」等、穏やかな口調で分かりやすい説明をして頂きました。

後半、「自分を知って、それを初対面の人に説明できるようにすることは、難しいけど大切な力です」と、壇上から降りて生徒にマイクを向ける場面がありました。軽妙なやり取りの中で笑い声が起こり、和やかな雰囲気の中講演が終了しました。

 

分野別説明会では、学問分野(大学・短大等)で22、職業分野(専門学校)で20、留学や就職・公務員等、全45分野に分かれた説明会が開かれました。生徒たちは、手にしたワークシートに伝えられた内容を書き込みながら、熱心に説明を聞いていました。

3学年講話

3年生は3校時に至真殿に集合し、学年集会が開かれました。3年生は、明日の終業式を終えると、卒業式に先立って行われる前日表彰まで自宅学習となります。3学年ハウス長、鈴木保宏先生から生徒たちへ、おそらく最後となる講話が伝えられました。

鈴木ハウス長は、「みんなは、平成31年の4月に本校に入学してきました。一昨年のメモを見返すと、その年の4月3日と4日にオリエンテーションがありました。青雲館で自分のクラスを知らされ、至誠館に移動して担任の先生から名札を受け取り、自分たちが3年間を一緒に過ごす仲間と出会いました。私はその時、これからの3年間をどの様に過ごすのかが大事だ、という話をしました。君たちの高校生活も残りわずかとなりましたが、この3年間を振り返り、どの様な高校生活を送ったでしょうか。入学時の「頑張ろう!」という気持ちを維持することが出来たでしょうか。それを自分の心に問えば、必ず答えは返ってきます。卒業を間近に控えた君たちは、それを振り返る節目に立っています。4月にはそれぞれの進学先・就職先に進むことになりますが、今その答えに正直に向き合うことが、新たなステージで活躍することに繋がります。

世の中が自分の思い通りになることは、決してありません。思い通りにいかないことを苦にして逃げだすのではなく、その場にとどまり解決策を見いだす気持ちを持ってもらいたいと思います。これからの長い人生を送る中で、思いもよらない不運に見舞われることもあります。しかし、どの様な苦境に陥っても、それを跳ね返して頑張ろうという気持ちを持つことが大事です。逃げずに努力を続ければ、必ずそれを見て手を差し伸べてくれる人が現れます」と生徒たちに話しかけました。

最後に、この至真殿が出来た34年前、自身が担任をしていたクラスで事故のために卒業を間近にした生徒が学校をさることになった苦い体験を語りながら、「これから長い冬休みを迎えることになりますが、ここにいる先生方は、君たちが3月1日に全員が笑顔で卒業してくれることを願っています。問題行動や事故を起こすことなく、無事卒業証書を受け取って欲しいと思います」と講話を締めくくりました。

表彰 ~税に関する作文~

『税に関する高校生の作文』に、松下絵里奈さんの作品が優秀と認められ表彰されました。

作品の中では、高校生にも身近な「消費税」を切り口に社会保障の大切さに触れ、少子高齢化が進む日本で将来現状維持していくことが困難になることが警告されています。『税について』というシンプルなタイトルの作文ですが、税の仕組みをしっかりと説き、納税の必要性を自分の言葉で書き綴った秀作でした。

本日は木更津税務署より署長の信本 努様が来校し、松下さんに直接賞状と記念品を手渡して頂きました。

冬季保育実習 ~保育コース~

本校の保育・幼児教育コースの2年生と3年生が清和大学短期大学部附属幼稚園にて、保育実習を行いました。

2年生は児童文化Ⅰで自作した紙芝居の実演を行いました。園児に楽しんでもらおうと絵を遠くからでも見やすくしたり、読み方を工夫したりして臨みました。緊張の中、読み終わった後に園児たちから「また読んでください」と大きな声で言われた時はほっとした様子でした。幼稚園の担任の先生からも講評していただき、読み聞かせの様々な方法を学ぶことができました。

3年生は高校最後の保育実習ということもあり、今までの保育実習の反省を生かして実習に臨むことができました。お遊戯会の練習の時期でもあり、行事への取り組み方について学ぶことができました。

全日程を通して好天に恵まれ、園庭で外遊びをすることができました。園児と一緒に思いっきり走り回って楽しむ姿が見られました。

 

各幼稚園の先生方、お忙しい中での保育実習の受け入れ、ありがとうございました。

 

以下の日程で、実習を実施しました。

11月24日(水)2年生 金田幼稚園

11月29日(月)3年生 八重原幼稚園

12月2日(木)3年生 畑沢幼稚園

12月3日(金)2年生 畑沢幼稚園

生徒会新旧役員交代

生徒会選挙を経て、新役員が決定しました。本日、新旧の役員が一堂に集い、交代式が行われました。(集合写真 左[上]:旧役員、右[下]:新役員)

式の始まりには、学校長より「旧役員のみなさん。本当にお疲れさまでした。生徒会の仕事は前年にやったことに倣えば済む部分もあるはずですが、コロナの影響で厳しい制約を受けながら企画を考えなければならなかったし、企画していた行事が直前になって中止になるなど、苦労の多い活動期間でした。

生徒が主役となる学校行事を重視している本校にとって、生徒会の活動はなくてはならないものです。残念ながらこの状況は当分続きそうですが、この2年間で培ったノウハウを活かして、新会長のもとで活躍してくれることを期待したいです」と挨拶がありました。

 

前会長の吉田さんから新役員へ、「時世に沿った活動を続けなければならない現実があります。どんなことが出来るのかを考えて、いろいろなアイディアを出して、協力し合いながら新会長を支えて下さい」と激励の言葉が送られました。

 

新生徒会長、山根君から「17代目の生徒会のみなさん、1年間お疲れさまでした。みなさんと過ごしたこの1年間で、行事を企画し運営していくことの大変さを経験しました。そして仲間と協力することの大切さを知ることが出来ました。18代目の会長として、先輩方が教えて下さったことを忘れずに生徒会をリードしていきます。18代目のみなさん、よろしくお願いします。これから一緒に頑張っていきましょう!」と就任のあいさつがありました。

 

放課後には、3年生の発案で学校周辺のごみ拾いを行いました。北風が吹くなか、学校の外周をほぼ一時間を掛けてまわりました。日没を迎えるころ作業が終了となりました。3年生のみなさん、最後まで本当にご苦労様でした。

生徒会選挙立会演説会

本日、生徒会役員選挙に向け立会演説会が開かれました。生徒は事前に録画した動画を各教室で視聴しました。

1年生の立候補者は、「支える側として行事に参加したい」「たった3年間しかない高校生活をみんなが笑顔で過ごしてほしい」など、意気込みを語ってくれました。さらに「エコキャプの回収率30%アップ」と具体的な目標を掲げた『公約』を示したり、タブレットを活用し「みんなが意見交換できる仕組みを作り、互いを尊重できる環境を築きたい」など、新たな手法を取り入れたアイデアを披露したり、なかなか見事な話し振りでした。

2年生は、1年間の活動を経て学外にも視野を広げ、「地域のためにできることを」と、清掃活動や木更津駅周辺の活性化など、社会貢献を目指した発言が目立ちました。

選挙管理委員会の委員長・副委員長からの丁寧で分かりやすい説明のお陰で、クラッシーによる投票も支障なく進みました。

千葉県高等学校スピーチコンテスト

11月12日(金)第72回千葉県高等学校生徒英語研究発表大会(英語スピーチコンテスト)が成田国際高校で開かれ、本校のモーセチッツさんが出場し、見事第3位に入賞しました!

 

モーセチッツさんは、本校語学コース・ESS部に所属。先月、市原・袖ケ浦・木更津地区大会で優勝し、同地区代表として出場しました。

モーセさんが出場した全学年スピーチ部門には、県内各地区の代表生徒18名が参加し、どのスピーチも大変レベルが高く素晴らしいものでした。1・2位の生徒は、関東大会へ出場します。惜しくも関東大会出場は叶いませんでしたが、初めての大舞台で緊張しながらもこれまでの厳しい練習と努力の成果を発揮し、ミスのない素晴らしいスピーチを堂々と披露してくれました。終わった後には会場がどよめき、何人かの外国人の先生方から「素晴らしい!」と声がかかったほどでした。モーセさんは、「これまで5ヶ月間がんばってきた中で、一番いいスピーチができてうれしいです。自分のためだけではなく、一緒にスピーチに取り組んだ友達や地区の参加者のためにも、最後までがんばりました!これからも、この経験を活かして英語の勉強を頑張っていきます!」と話してくれました。

文化祭開催

本日、『令和3年度 第19回 真心祭 ~文化の部~』が開催されました。今回の開催テーマは、“青瞬”。テーマにふさわしく、今日の空は深い青みをおびて、文化祭は始まるや瞬く間に幕を閉じました。

体育祭と同様、1日だけの文化祭となりました。昨日の正午に終了した体育祭の後僅かに残された時間で、一部の企画は突貫工事で本番に間に合うよう準備を進めました。

至真殿階段前に設置された"青空ステージ"は、躍動のダンス、しびれる歌声に大いに盛り上がりました。観客席となった階段に入りきれなかった生徒達も、遠くからステージ上のパフォーマンスに熱いまなざしを注いでいました。

準備期間の短さ、限られた開催時間、1年生・2年生はクラス企画が出来ないなど、多くの制約はありましたが、とびきりの青空の下、生徒たちは文化祭を最大限満喫した様子でした。

来年こそは、日常が戻り、通常の学校行事ができることを祈りたいです。

体育祭終了

コロナ禍対応で本来1日開催で予定されていた体育祭でしたが、昨日雨で中断となり、本日は残りのプログラムを実施しました。昨日とは打って変わっての秋晴れとなりました。歓声が響き渡るグランドで生徒たちは力一杯競技に取り組み、体育祭を大いに楽しみました。

優勝は3年生緑組。高校生活最後の体育祭で有終の美を飾ることができました。

競技の結果は、クラス対抗リレー優勝310組、色別リレー優勝白組、総合優勝は緑組でした。

閉会式で学校長は、「2日前に予定されていた体育祭でしたが、天候に振り回されてようやく本日無事にやり遂げることができました。運営に当たって様々な協力がありました。特に本日の明け方からの強い雨でグランドコンデションはかなり悪い状態でした。早朝から、陸上部、野球部、柔道部、バスケット部の生徒たちがグランドの復元に尽力してくれました。全員の力で支えられた真心祭体育の部であったと思います。本当に有難う御座いました。縮小バージョンの体育祭でしたが、みんなが一生懸命取り組み楽しそうに過ごしている姿を見て、大成功の体育祭であったと思います」と挨拶をしました。

優勝した緑組、3学年ハウス長鈴木先生が壇上に上がり、「昨日は雨で見ることができなかった、みんなの笑い声にあふれた元気な姿を、今日は見ることができました。3年生緑組優勝おめでとうございます。この体育祭では、3年生がエネルギーを見せてくれました。1年生、2年生のみなさんは、これからは自分たちが主役になれるように頑張って欲しいと思います」との言葉が送られ、万歳三唱で今年度の体育祭が締めくくられました。

本日のグランド整備は、7:00a.m.前からの作業になりました。みなさんの活躍がなければ体育祭の成功はありませんでした。本当にご苦労様でした。

体育祭開催

本日、『令和3年度 第19回 真心祭~体育の部~』が開催されました。4月以降、全校生徒が一堂に会する初の機会となりましたが、あいにくの降雨のため正午で中断。午後の競技は明日に持ち越されました。

開会式では、「待ちに待った体育祭となりました。緊急事態宣言が出されていた8月頃には、体育祭自体ができないのではないか、との心配もありました。しかし9月以降コロナウィルスの感染者数が劇的に減少し、真心祭開催の運びとなりました。本日の体育祭、明後日の文化祭が、みなさんが本校に入学してくれた証として思い出に残る行事にしたいと考えています。ルールを守り、全力を出し切り、そして大いに楽しんで下さい」と学校長より挨拶が伝えられました。実行委員長阿久津斗吾君の「我々生徒一同は、雨にも負けず、コロナにも負けず、競技を一生懸命やることを誓います」との宣誓で体育祭が開始されました。

クラス対抗リレー予選、決戦太田山、新種目の「大玉リレー」など、競技は順調に進みましたが、開始時から降り始めた雨は降り止まず、正午に競技が中断されました。

いつも縁の下の力持ちとして活躍してくれる用具係が泥だらけになって役割を果たしてくれました。柔道部、バスケットボール部、陸上部みなさん、本当にご苦労様でした。得点係も雨に濡れての作業となりました。簿記部のみなさん、ありがとうございました。

スピーチコンテスト 優勝・入賞

第72回千葉県高等学校英語スピーチコンテスト市原木更津地区大会が、10月7日(木)にビデオ審査にて行われ、本校から全学年スピーチ部門に出場した語学コース2年生モーセチッツさんが優勝し、ESS(英会話)部2年生の村石めいさんが6位入賞しました!

夏休み前からそれぞれのテーマでスピーチを書き始め、夏休みや休日も登校し、約2ヶ月半にわたり努力を積み重ねた結果です。

ミャンマーは現在軍事クーデターにより民主主義崩壊の危機に瀕しています。モーセチッツさんは、ご両親の母国であり本人の出生地でもあるミャンマーの現状を憂慮し、国民と政府の信頼関係の大切さや民主主義の大切さを訴えかけました。村石さんは、大好きなブラックミュージックを通して、既成の価値観や偏見に捕らわれず多様な考え方や意見を受け入れて社会の中で共生していくことの大切さを述べました。

10月15日、校長室で表彰状が授与され、改めて学校長の前でスピーチが披露されました。2人とも少し緊張の様子でしたが、気持ちのこもった迫力のパフォーマンスを披露してくれました。優勝したモーセチッツさんは、11月12日(金)に成田国際高校で行われる千葉県大会に、市原木更津地区の代表として出場します。ぜひ、応援よろしくお願いします。

前期終業式

本日は、令和3年度前期の最終日となります。授業を40分に短縮し、授業終了後に終業式が行われました。生徒はホームルーム教室に待機したまま、学校長より放送にて講話が伝えられました。ロングホームルームでは、担任より前期通知表が手渡され、前期の課程を修了しました。

学校長より、「本日で前期が終了になります。夏休み明けより3年生を除いて男女別分散登校・学年別分散登校など、変則的な1ヶ月でした。しかし今日をもって緊急事態宣言は解除され、日常が戻ってきます。

来週より、通常に近い形での学校再開となりますが、感染が収束したわけではありません。ワクチン接種も進んだこともあり、感染者や濃厚接触の連絡はここのところありませんが、学校内での感染が広がり休校になる恐れはぬぐい切れません。学校に通うことのできる1日1日を大切に過ごしてください。

本来であれば本校名物、2日間にわたって実施される体育祭が行われる予定でした。しかしコロナウィルスのおかげで、延期と内容縮小をせざるをえなくなりました。それでも体育祭を中止とすることはせずに、10月25日からの週に1日で実施します。文化祭も同じ週に、2日間ではなく1日で形態を変えて実施します。本校の生徒としての生活を充実させるために、何とかやり遂げられるよう感染対策などを考えながら懸命に企画をしています。

皆さん自身の貴重な学校生活を守るためにも、一人一人の身を守る努力を続けてください。自分だけは大丈夫と思わず、感染防止に気を遣うとともに、来週からの学校生活にしっかりと取り組んでください。本日通知表が配布されます。前期の勉強の成果をしっかりと見つめて、学生の本分である勉強に取り組んでください」と講話がありました。

生徒たちは、手渡された通知表に一喜一憂の様子でしたが、担任の先生から伝えられたコメントに神妙に耳を傾けていました。

明日を『秋季休業日』とし、10月4日(月)より後期が開始されます。

自衛官採用試験講座

自衛隊千葉地方協力本部木更津地域事務所より、専任広報官を務める中村圭児様が来校。採用試験に向けてレクチャーをして頂きました。

9月7日(火)、自衛官候補生を希望する生徒たちが放課後にPC教室に集合し、中村様より講義を受けました。自衛官の業務内容、陸・海・空ごとの職種や勤務地、試験を受けるにあたっての心構えなど、その内容は多岐にわたるものでした。

1時間を超えるお話しでした。寮や食事といった生活面から、面接試験で想定される模範的な解答ややってしまいがちな失敗例など、盛沢山にもかかわらず、内容が整理されていて尚且つ具体的で「おもしろい!」ものでした。

配布された採用案内のパンフレットの全てに、重要な箇所がひと目でわかる付箋やマーカーが施されていました。本校生徒のために周到な準備をされたことがうかがえました。お話が分かり易かったのも納得です。

生徒たちの受講態度も大変よく、散会後にも質問に駆け寄るなど、「自衛官になりたい」という意欲が伝わりました。

始業式

コロナウィルス感染拡大の影響を受け、夏季休業期間が4日延長されての始業式となりました。8月30日(月)より9月10日(金)まで、1・2年生は男女別の分散登校、3年生は男女とも登校します。

始業式(8/30, 8/31)は、生徒が各ホームルーム教室で待機する中、放送にて行われました。

学校長からは、「47日間に及ぶ長い夏休みになりました。夏休みにしかできない様々な体験をしてもらいたいところでしたが、8月に緊急事態宣言が発令されたこともあり想定以上の制約があったことと思います。この様な状況でもクラブ活動では、この夏多くの部活動が目覚ましい成果を上げました。中でも、柔道部がインターハイ男子団体で優勝。全国制覇という偉業を達成しました。

さて、いよいよ学校再開です。通常通りの再開を期待していましたが、緊急事態宣言が延長される状況での再開となりました。この2週間は3年生を除き学校に来る日数が半分になります。この様な中で再開された貴重な高校生活です。一日一日を大切に過ごして下さい。特に冬休みまでの4ヶ月は高校生活の中では本当に密度の濃い期間です。3年生は進路に向けての準備があります。また、体育祭・文化祭という大きな学校行事が予定されています。

昨今の状況を考慮し体育祭はすでに延期が決定しています。しかし、体育祭、文化祭とも、みなさんに大いに楽しんでもらいたいと同時に、学校行事こそがみなさん自身が大きく成長できる機会であるとの思いから、中止という決定は極力避け何らかの形で実施したいと思っています。

感染を完全に防ぐことは困難ですが、マスクをせずに友人と会食するなどリスクの高い行動をする高校生がいることが報告されています。自分自身の健康と命を守るためにも、友達の健康や貴重な学びの機会を守るためにも、これまで以上に感染防止への意識を高く持って学校生活を送って下さい」と講話が伝えられました。また、講話の結びには、「挨拶の励行・服装を整える・遅刻欠席を避ける・学習に励む・清掃の徹底」以上5つの要望事項が確認されました。

続いて、生徒指導部長青栁先生より、「本日の登校時には全ての生徒がマスクを着用していました。今後とも継続して下さい。さらに、校舎内に入るときの消毒、大きな声で会話をしない、昼食は友達との距離を取り黙食を心掛ける、教室内の換気、以上のことを徹底してもらいたいと思います。学校生活外においても、不要不急の外出を避ける、寄り道をしない、友人同士での会食をしない、カラオケボックス等の利用を控える、友人宅での宿泊はしない」等、感染防止に努めるよう注意喚起が行われました。

文化祭テーマ発表・ポスターデザイン募集

7月13日終業式では、生徒会長吉田凪沙さんと文化祭実行委員長出口鳳華さんが登壇し、それぞれ文化祭テーマの発表と文化祭ポスターの募集をしました。

吉田さんからは、「今年度の文化祭テーマは『 “青瞬” ~輝かしい瞬間を未来へ~』です。青春は瞬きするほど短い時間だから、その一瞬一瞬を大事に楽しみたいという思いが込められています。このコロナ禍の中で、今まで当たり前に行動できていたことができなくなってしまったことも多いですが、文化祭では今できる範囲の中でルールを守りながら、楽しかったと言える文化祭にしましょう」と呼び掛けがありました。

出口さんからは、「文化祭ポスターのデザインを募集します。提出の締切りは8月30日です。各教室に注意事項等が書かれた手紙を掲示します。よく読んで応募して下さい。みなさんからのポスターを楽しみにしています」と説明がありました。