お知らせ

終業式

今年度の最後を締めくくる、終業式が至真殿にて行われました。生徒会長と学校長より、挨拶がありました。

生徒会長、沖くんは「先日卒業式が行われ、我々在校生のみとなりました。大きな存在であった3年生が卒業してしまい不安もあると思います。しかし4月には新入生を迎えます。我々が上級生として1年生を支え、学校運営を担うことになります。私たちが模範を示し、この学校をより良くするために頑張っていきましょう。体調管理に努め、4月の始業式には全員がここに集まり、新年度に臨みましょう」と来年度の健闘を呼びかけました。

 

学校長は1年間の学校生活を振り返り、学校行事やクラブ活動等での生徒たちの活躍ぶりを讃えました。遠足、体育祭と文化祭、2年生の修学旅行、予餞会や芸術鑑賞等の行事では、生徒達が積極的に参加し喜んでいた様子に好感を示し、文化部、運動部とも大きな成果を実らせたことを賞賛しました。特に、6年ぶりとなった夏の甲子園大会への出場に触れ、野球部員の奮闘はもとより全生徒が千葉県大会から甲子園まで一丸となって応援に励んだ様子を、「学校が一体となった」と評価し、今年度を「思い出に残る1年間でした」と講評しました。

次に、進級後の心構えについて言葉を続けました。1年生へは「初めての高校生活にためらうこともあったでしょうが、この1年間の経験を活かして新入生に手本を示すつもりで頑張って欲しいと思います」と語り掛け、2年生へは「いよいよ高校生活の最後の1年を迎えることになります。進路を決定する大切な1年です。目標を立てそれを実行できる1年としましょう」と激励しました。

さらに全生徒へ向け、「新年度は、今年と同じ1年を過ごすのではなく、新しいことに挑戦する1年となるようにしましょう。挑戦をすれば、失敗してしまうこともあります。しかし失敗は無駄にはならず、次の成長への糧となります。失敗を恐れて何もしなければ、成長するチャンスは失われてしまいます。成功の対義語は、失敗ではなく、何もしないことです。また、本校では新年度に必ずクラス替えがあります。新たな出会いを経て、様々な価値観や異なった考えを持つ人と交流する、この得がたい機会を大切にしてください」と講話を述べました。

表彰

離任式に続き、生徒の活躍を顕彰して、表彰が行われました。以下に、ご紹介いたします。

【夏の課題受賞】

○手紙作文コンクール

 佳作  高橋 蘭、征矢千優

 特別賞 佐藤 駿

 金賞  神崎桜子

 

○明るい選挙啓発ポスター

 木更津市 金賞  唐亀夢香

      銀賞  中村一千香

 千葉県  優良賞 中村一千香

      佳作  唐亀夢香

 

○千葉県環境月間ポスター

 優秀賞  田中ひのあ

 奨励賞  川名里心、竹内万央、平賀くるみ、  

      勝 優花、関口晴音

 

○本校読書感想文・体験レポート

 最優秀賞 石井悠大(体験レポート)

  優秀賞  品田桃花(感想文)

 

【吹奏楽部】

○千葉県吹奏楽個人コンクール

 安房・上総地区予選

 高校生フルート部門 金賞 内海彩里

 (地区代表・千葉県大会出場認定)

 高校生ユーフォニアム部門 金賞 御幡隆憲

 (地区代表・千葉県大会出場認定)

 高校生サクソフォン部門 金賞 矢野彩芽

 高校生チューバ部門 銀賞 岡戸凛音

 

○千葉県私学吹奏楽大会

優良賞

 

【書道部】

○全日本書初め大展覧会

日本武道館賞 兼清琉那

 

【ソフトテニス部】

○きらめきソフトテニス大会

 シングルスの部 女子第3位 木部理央

 

【バドミントン部】

○千葉県私立高等学校バドミントン選手権大会

 男子学校対抗の部 第3位

 

○千葉県協会及び千葉県高等学校体育連盟主催大会において

 優秀学校賞

離任式

終業式に先立ち、離任式が行われました。今年度末で本校を去られる先生方より、お一人ずつご挨拶をいただきました。

学校長のご紹介の順に、離任される先生方のお名前をお伝えいたします。

吉永雄介先生(理科)、森井孝圭先生(保健体育)、石田康夫先生(保健体育)、田村友宇一先生(副校長)

 

4名の先生方より、「高校生が持つ、溢れるエネルギーをそれぞれが目指すものに注いでほしいです」、「あっという間に過ぎ去る高校生活を、悔いが残らないよう充実したものにして欲しいです」「健康を保つことで何でもすることができます。みなさんのご活躍を期待しています」「高校生活は掛け替えのないものです。この3年間を精一杯悔いの残らないよう過ごして下さい」と、それぞれ心のこもったお言葉をいただきました。

石田先生は、木更津中央高校時代から43年間のご勤務でした。田村副校長は、ご自身が木更津中央高校第12期生としてご卒業。大学をご卒業後すぐ、木更津中央高校で教師人生をスタートさせ47年間を本校で過ごされました。お二人が本校での永年のご勤務を振り返り、感慨深く語られる姿が大変印象的でした。

 

最後に学校長より、「先生方の第2の人生への新たな門出に、激励の気持ちを込めて、拍手をお願いします」との言葉に、会場からは大きな温かい拍手が送られました。

芸術鑑賞会

本日は、至真殿にて『芸術鑑賞会』が催されました。ご出演はゴスペルヴォーカルグループの、Star Lightsのみなさん。会場の全員を魅了する、さすがの歌唱力でした。

【Star Lightsのご紹介】日本ゴスペル界の第一人者“ビッグママ”こと、亀渕友香さんが率いるヴォーカルグループです。ソロシンガー、バンドボーカル、プロダンサー、ミュージカル女優など様々な分野で活躍するエンターテイナーが結集した、プロ集団です。

19世紀後半アメリカの黒人教会では、独特なアレンジを加えて讃美歌が歌われるようになりました。奴隷時代の労働歌、黒人霊歌、ジャズやブルースなどの影響を受け、しだいに高い音楽性を具えるようになり、今日我々が知る、ゴスペルソング(福音唱歌)と呼ばれる音楽が誕生しました。

その成り立ちの過程を反映するように、数々の作品は様々な曲調に富み、表現力豊かなパフォーマンスは世界中で人気を博しています。手を打ち鳴らして強いリズムを刻み、call and response(ヴォーカルとコーラスとの呼応)のさなか、つんざくような高音で神への賛歌を歌い上げるシーンは、ゴスペルの醍醐味です。

 

ステージは、“God Great God”、“Deep River”などのスタンダード曲から始まり、日本でゴスペルが一般に広まる切っ掛けとなった映画『天使にラブソングを』から“Oh Happy Day”、“Joyful Joyful”などの3曲、J-popを含めて全部で17曲を披露していただきました。本校の校歌もStar Lightsのみなさんが歌うと、まるで趣が異なる大人っぽい雰囲気が漂う曲になりました。

途中詳しい曲紹介もしていただきました。日本人にもなじみの“When the Saints Go Marching In”(聖者の行進)は、アップテンポな明るいイメージにもかかわらず、何と葬送曲として歌われた曲。“Amazing Grace”(アメージンググレース)は、奴隷商人の白人が嵐に襲われた際、難破を逃れたことで改悛し神への感謝を表した曲だそうです。この解説の途中、雷鳴とともに会場の外がにわかに掻き曇り、春の嵐に見舞われるというハプニングもありました。

Star Lightsのみなさんの元気なリードで、会場は大いに盛り上がりました。あたかも楽器が奏でるような歌声に、生徒たちは仰天。ゴスペルのとりことなりました。

入学候補者説明会 2回目

先月22日(土)に続き、第2回目となる『入学候補者説明会』が行われました。本日は、正午までにおよそ180名の生徒が来場しました。

入学候補者は、「お早うございます」と元気に挨拶をしながら、正門から続く坂道を上ってきました。今回も説明動画が配信され、参加者は事前に視聴の上(見逃した人は、会場で視聴できます)、手続きに臨みました。必要書類の提出に加え、希望コース、選択科目へのアンケート、制服・体操着のサイズを確認し、すべての入学候補者が無事手続きを終了しました。

明日14日(金)には、候補者全員が登校し、『入学候補者実力試験』が実施されます。

 

4月7日(月)から新入生としての登校(準備登校)が始まります。入学への準備が、着々と進んでいきます。

保護者対象進路ガイダンス ~就職指導部・進学指導部~

本日、3年生への進級を間近に控えた2年生の保護者を対象に、進路ガイダンスが開催されました。会場は、清和大学1201教室。90名を超える保護者に参加していただきました。

ガイダンスの始まりには、学校長より講話が伝えられました。「ほぼ一律に高校進学を目指す、中学3年の時とは異なり、高校3年次での進路選択は、大学・専門学校への進学。または、企業への就職等、選択の幅が大きく広がります。ただし、どんな選択をしょうとも、社会に出た際自分が何をやりたいのか、どのような人生を過ごしたいのかをよく考え、数年後を見据えた決断をしてほしいと思っています。そして、残り1年間の高校生活では、しっかりした日常を過ごし、学業を疎かにしないことがいかに大切であるかを自覚してほしいです。何事にも真摯に取り組む姿勢こそが、進路決定の助けとなってくれます。保護者のみなさまからのサポートもよろしくお願いいたします」と保護者への協力を求めました。

 

就職指導部、寺岡指導部長は、高止まりする求人倍率(=超売り手市場)といった、最近の就職事情や、インターンシップ、企業を招いての説明会、公務員採用試験対策講座など、日頃の取り組みを詳しく紹介しました。「生徒の適性や希望を十分考慮することで、短期での退職を避け、長く働ける就職先を生徒と一緒に探していきます」とその方針を伝えました。また、現段階で内定を得られていない生徒がいることに触れ、「最後まで諦めない、諦めさせない」と就職指導部のモットーを唱えました。

 

進学指導部、竹下指導部長は、卒業生の進路状況、「一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜」などの入試制度について詳しく解説。さらに、学校選びの注意点、進学にかかる費用などについても説明がありました。

 

両指導部長とも進路決定にあたって「親子で一緒に考えてほしい」、「親の意見もしっかり伝えた上で生徒の希望には丁寧に耳を傾けてほしい」と親子での意思の疎通は不可欠である、と訴えました。

 

総務部奨学金担当の飯田先生からは、日本学生支援機構による『予約奨学金』について、説明がありました。【給付型】、返済が必要となる【貸与型(第一種)無利子】【貸与型(第二種)有利子】の3種の奨学金が用意されており、それぞれに成績や家庭の所得に基準が設けられていることが、詳しく解説されました。

 

君津学園併設校である清和大学からは渡邊教授、同大学短期大学部からは柴田教授が、大学・短大それぞれの特色やカリキュラム、卒業後の進路等について紹介していただきました。

ガイダンス終了後、清和大学の学生(本校卒業生)の案内で、併設校施設見学会も催されました。学生たちは、大変丁寧な口調で、なかなか見事な案内ぶりでした。参加していただいた保護者のみなさまからも好評を博し、盛況な見学会となりました。

卒業証書授与式

本日、校長室にて『卒業証書授与式』が行われました。3月1日(土)の卒業式に、入試等の事情により出席できなかった卒業生がいました。一週間遅れての授与式となりましたが、保護者の見守るなか、学校長より6名の卒業生へ卒業証書が手渡されました。

卒業式と同じように、担任からの呼名を受け、それぞれの生徒がすがすがしく返事をして、学校長より証書を受け取りました。

学校長からは、卒業生の門出を祝う言葉、今後の成功と健康を祈る言葉が送られました。参列していただいた保護者に対しても、高校3年間の生徒への援助に謝辞を述べ、「本校を巣立ち、それぞれの進路で活躍を続けてくれると期待しています。保護者のみなさまも、その成長をこれからも見守り続けてください」と卒業生への期待の気持ちを伝えました。

 

 

隣室へ移り、3学年ハウス、特進ハウス、それぞれのハウス長から祝辞が伝えられました。3学年ハウス長、森先生は、新型コロナウィルス感染拡大の影響が色濃く残る入学時からを振り返り、1年次の体育祭での紅組優勝、3年次には緑組・紫組でのダブル優勝などの出来事に触れ、ともに過ごした3年間を懐かしみました。「高校での3年間と同様に頑張ってほしい」と、今後の健闘を祈りました。

特進ハウス長、竹内先生からは、「高校での学習課程は修了しましたが、これからは人から教えられるのではなく、関心を抱くこと、学ばなければいけないことを、自分で見付けて学んでいかなければなりません。自ら学ぶことを楽しみ、成長を続けてください」と語りかけました。

卒業式

『令和6年度 第22回 卒業証書授与式』が挙行されました。本日647名の卒業生が、本校を巣立っていきました。

学校長式辞.pdf

在校生代表送辞.pdf

卒業生代表答辞.pdf

春めいた陽光の中、吹奏楽部が奏でる演奏とともに卒業生が入場しました。担任が一人ひとりの名前を読み上げると、生徒たちは元気に返事をして起立をしました。全員の呼名に続いて、総代を務める石川優芽さんが登壇し、学校長より卒業証書を受け取りました。

今年度の『三カ年皆勤賞』受賞者は、57名でした。この賞は、該当する生徒だけではなく高校生活3年間生徒を支え続けた保護者様にも贈られる賞です。総代の黒澤諭市くんとお母様の由紀子様がそろってステージに上がり、学校長より賞状が贈られました。

 

学校長式辞では、学校長は混迷を深める社会情勢に触れ、「皆さんが3年間で培った人間力と真心を如何なく発揮し、社会で愛され必要とされる、そして新時代を切り開いていく人財となることを期待しています」と激励の言葉を贈りました。

 

在校生代表送辞では、2年生沖琉雅くんが憧憬する卒業生の様々な活躍を讃えた上で、「振り返ってみると、在校生にとって三年生の皆さんは心から尊敬できる存在であり、この学校にとっても大きな存在でした。先輩方が旅立つ今、私たちには不安もあります。しかし、先輩方が築き上げてこられたこの木更津総合高等学校の伝統を引き継ぎ、更に発展させていきます。私たちを信じて見守ってください」と、卒業生の功績を引き継ぎ、次代を担っていく覚悟を語りました。

 

卒業生代表答辞では、原颯汰くんは、在校生、同級生、教職員、そしてこれまで自分たちの成長を温かい眼差しで見つめ支え続けてくれた家族に、それぞれ感謝の言葉を伝えると、最後に「何かに向かって全力で挑み、仲間と助け合いながら歩んでいく。そんな高校生活で培った精神を胸に、私たちは次のステージへ進んでいきます。これまでの三年間で得たものを大切にしながら、それぞれの道で輝き続けていきます」と、未来へ踏み出そうとする決意を、堂々と伝えてくれました。

 

本日は、ご来賓の、君津地方小中学校長会、木更津第一中学校校長今井克彦様。本校保護者会会長山内一平様より、ご祝辞を賜りました。心のこもったお言葉でした。誠にありがとうございました。

本日、賞状を授与された各賞と受賞者をお伝えいたします。

 

【学校長賞】

石川優芽、小磯聖虎、川名陽乃、北浦杏香、

川上泰輝、佐藤空旺

 

【千葉県知事賞】

石川優芽

 

【鳥海賞】

清水陽南子

 

【千葉県私立中学高等学校協会賞】

津本隼冴

 

【三カ年皆勤賞】

石川優芽、上田和磨、小島海弘、清水侑音、藤井堅翔、

武藤礼奈、柳沼珠音、井上陽菜、中村美咲、加藤颯悟、

今井咲菜、岡本海羽、鎌田大輝、北浦杏香、北林桜暉、

黒川優紀、竹澤彩葉、宮島 由、障子実姫、千葉竜也、

星野暖人、石澤順平、小山 晶、濱名未来、川上泰輝、

澤田結衣、白井夢希翔、千葉航大、山口由愛、奥間結菜、

北谷太進、渡邉汰月、久保田龍翔、三橋輝大、石原宗一郎、

榎本菜花、鹿眞 駿、鈴木千尋、平林功樹、山本玲王、

石井花果、伊藤江陸、切江咲月、黒澤諭市、金子海音、

井上綾乃、横瀬円香、加藤広睦、平野尋斗、坂口響哉、

佐藤璃空、丸井悠矢、三上大潤、中村康太朗、矢野剛琉、

清田悠夏、栗原菜緒

生徒たちの門出をより思い出深いものにするために、クラス担任が3年間撮り溜めた写真データを供出し、スライドショーを制作しました。職員室前には、2日前より設けられたフォトスポットのすぐ横に大画面モニターを設置し、卒業生に楽しんでもらいました。

(企画・編集は、福田先生)

予餞会

2月27日(木)、卒業を2日後に控えた3年生へ、1年生、2年生が感謝と祝福の気持ちを込めて『第21回 予餞会』を催しました。3年生は、12月24日以来の登校となりました。3学年全ての生徒が揃い、校舎には久しぶりに賑わいが戻りました。

1、2年生が待ち構える至真殿メインフロアーに3年生が入場すると、ひときわ大きな拍手が起こりました。生徒会長沖くんの開会のことばで予餞会が始まりました。

前半は各団体による企画発表でした。迫力の打音を轟かせ、オープニングを飾った和太鼓部。3年生へ惜しみないエールを送ったチアリーディング部。会場を魅了するダンス部の華麗な舞い。はち切れんばかりのエネルギーを注いだ吹奏楽部の演奏。どの部も、3年生の卒業を祝うにふさわしい、心のこもったパフォーマンスを繰り広げてくれました。

 

10分の休憩をはさんで後半に行われた生徒会企画では、お笑いタレントのサンシャイン池崎さん、ぱーてぃーちゃんさん、えびしゃさんがゲスト出演で登場。パワー全開のネタにおよそ2,000名の生徒たちが抱腹絶倒、会場は笑いの渦にのみ込まれました。

 

閉会式では、現生徒会長沖くんから前生徒会長原くんへ記念品が贈呈されました。学校長は、「はなむけのパフォーマンスを披露してくれた部活動のみなさん、企画全般に関わってくれた生徒会のみなさん、本当にご苦労様でした」と1、2年生の労をねぎらい、「この伝統行事のバトンがこれからも続いてくれることを願っています。素晴らしい予餞会となりました」と講評を述べました。

 

3年生が校舎に戻ると、職員室前には3学年の先生方と1、2年生がみごとなフォトスポットが用意していました。背丈を超える大きさのさくら色に染まった花束を背景に、記念写真を撮る生徒が集まりました。

謝恩式

本日は、卒業を翌日に控えた3年生が企画をした、『謝恩式』が開かれました。ささやかではありましたが、去りがたい母校への感謝の気持ちが込められた、素晴らしい催しとなりました。

司会は、山口さんが勤めました。持ち前の明るさでてきぱきと進行役を務めてくれました。岡田くんの開会のことばに続いて、川上くんが学年を代表して挨拶をしてくれました。

ひた向きに打ち込んだ部活動、全力で取り組んだ学校行事等を回想し、充実した高校生活を送ることができたと3年間を振り返りました。そして、互いに助け合い困難を乗り越えた仲間に対して、さらに、学級担任や顧問教師が生徒たちの成長を見守り常に援助の手を差し伸べてくれたことにも謝辞を述べ、人間関係に恵まれたことが高校生活の何よりの支えであったと述懐しました。「感謝の気持ちは言葉だけでなく、僕達のこれからの行動で示します。どうか見守っていてください。3年間本当にありがとうございました」と力強い言葉で感謝の気持ちを述べてくれました。

花束贈呈では、各クラスの代表もステージに上がり、学級担任、ハウス長、学校長、副校長、教頭に対面する位置にたちました。3年間のさまざまな場面で、親身な指導を受けたこと、温かい言葉で励まされたことなどに対する、感謝の気持ちが込められた一言メッセージに涙をこらえられなくなる担任もいました。

 

最後に学校長は、「心のこもった謝恩式と、素敵なメッセージと、そして花束をありがとうございます。普段は担任の先生たちのように、みなさんと接する機会はありません。そのような私にまでメッセージと花束をもらえたことに感動しました。みなさんが担任の先生に伝えた感謝の言葉を聞いて心を打たれました。生徒たちから感謝の言葉を送られるような教育をしてくれた先生方に、私も感謝をしています。本校に入学し3年間を立派に過ごした生徒のみなさんにも感謝しています。この感謝の気持ちが、君たちの後輩に、これから入学してくる生徒たちに受け継がれていくことが、この学校をますます良くするのだと思っています。今日は本当にありがとう。あしたは良い卒業式にしましょう!」と3年生に話しかけました。学校長の言葉にも温かいメッセージが込められていました。

前日表彰

本日、至真殿において『第22回 卒業証書授与式 前日表彰の部』が挙行されました。前日表彰は、卒業式において行われる一部の表彰を、前日に行う式典です。同窓会会長のご臨席を賜り、ご祝辞を伝えていただきました。 

賞状授与の詳細を、次にご紹介いたします。

【産業教育振興中央会表彰】 池田凪音

【全国商業高等学校長協会賞】 栗林実里

【日本学生野球協会優秀選手表彰】 川上泰輝

【木更津総合高等学校同窓会会長賞】 細山田 唯

【千葉県高等学校野球連盟賞】  (硬式)羽根徹平、井上 陸

【千葉県高等学校体育連盟賞】総代:昼間悠佑

卓球:栗林寛太

ソフトテニス部:萩森大和斗、君塚 響、遠藤海斗、松村泰成、昼間悠佑、平林功樹、

佐藤諒和、赤沼裕希、古賀太平、

髙石琉々 

柔道部:新井善心

空手道部:小倉漣音

陸上部:栗原莉央

【千葉県私立高等学校柔道部会賞】 橋本翔歩

 

学校長は、「3年前の入学式では、「本校を選んで入学してくれてありがとう。卒業の時にはこの学校で良かったと心から言ってもらいたい」と伝えています。明日の卒業式で「木更津総合高校で本当に良かった」と言ってもらえれば、何よりの喜びです。木更津総合高校の卒業生は、本校の前身である木更津中央高校と清和女子短期大学付属高校までも含めれば、おそらく4万3000人以上もいます。明日から、みなさんはその仲間入りを果たすことになります。本校の卒業生として、今後も胸を張って過ごしてほしいと思います。

また、幼い頃からの保護者の支えがあったからこそ、明日の卒業式を迎えられるのだと言うことを肝に銘じて式に参加してください。呼名に際しては大きな声で返事をして、保護者のみなさんへの感謝の気持ちを伝えてください。最後の斉唱となる校歌を元気に歌いましょう」と式辞を述べました。

 

本校同窓会は、もちろん卒業生の親睦を図る組織ですが、それに留まらず、最近の例では体育館のエアコンなど、本校の現役生徒にも様々な恩恵を与えてくれています。卒業と同時に加盟をすることになる3年生に対し、会長の北見文雄様からご祝辞を賜りました。「みなさんに望む唯一のことは、本校の卒業生としての誇りを持って、真心教育の精神を忘れず、これからの人生を生きてほしいと言うことです。みなさんが社会の良心となり、困難に挫けず、新たなステージで活躍してくれることを期待しています」と温かいメッセージを送っていただきました。卒業の門出にふさわしい、『翼をください』を聞かせていただきました。生徒たちは、会場に響く朗々とした歌声に聞き入りました。

表彰

生徒の活躍を顕彰する、表彰が行われましたので、以下にお伝えいたします。

【夏休みの課題】

○千葉県環境月間におけるポスター募集

高校生以上の部奨励賞 景山奈柚、清水陽南子

 

 

【バスケットボール部】

○千葉県高等学校バスケットボール大会

総合成績 男子第6位

書道と和太鼓の共演 ~書道部・和太鼓部~

イオンモール木更津で開催されていた、書道部の『卒業制作展』が本日最終日を迎えました。展示会場を飛び出し、屋外施設のライブパークで行われた書道パフォーマンスに和太鼓部も加わり、書道と和太鼓のコラボパフォーマンスが展開されました。

昨秋の文化祭から始まり「二間塚どんど焼」に続いて両部の共演は3度目を数えます。パフォーマンスは、和太鼓部の威勢の良い演奏で始まりました。オープニング曲『櫻宴華(オウエンカ)』は、桜舞う出会いと別れの季節をイメージして作られた曲で、まさに卒業制作展への応援歌として奏でられました。書道部は演奏に合わせ、曲名と歌詞を大紙面に書き込み作品としました。2曲目の『楽(ラク)』は、曲名通りリズミカルな楽しい曲調で会場の雰囲気を大いに盛り上げました。

書道部は、つぎつぎと『昂進』『逢縁』の2作品を書き上げました。それぞれの作品には、「共に筆を持った時間に感謝」、「仲間と共に辛く苦しい困難も支え合い乗り越えてきた」と、部員たちの思いの丈がメッセージにしたためられていました。最後の作品となるパフォーマンス用紙には、あらかじめ桜の巨木が描かれていました。3年生と1年生それぞれふたり。全部で4人の部員によって「もう“青春”を駆け抜けた 尊い日々は戻らないけど 新しい環境で共に頑張ろう」の言葉が一気に書き込まれると、最後に3年生のふたりが力強い筆致で『卒業』と書き入れ作品を仕上げました。3年生から顧問の竹内先生へ感謝のことばが伝えられた場面は、涙あり笑いありの素敵なエンディングとなりました。

イオンモール木更津2階、イオンホールを会場に行われていた卒業制作展も無事終了いたしました。連休で賑わうホールには多くの来場者が訪れ、生徒渾身の作品を鑑賞していただくことができました。

入学候補者説明会 1回目

来年度本校に入学予定の中学3年生を対象に、『入学候補者説明会』が開かれました。1回目となる今回は、昼過ぎまでにおよそ530名の中学生が来場し、必要な手続きを行いました。

本日の説明会は、入学候補者が、配信された説明動画を事前に視聴した上で来場し、志望コースや芸術科目の届け出、通学バス(ローカル線)利用申し込み他、必要となる手続き書類を提出する形式で行われました。また、入寮予定の候補者には、別に設けられたブースで入寮に関する説明が行われました。

必要書類を提出した中学生は、制靴、体操着等を試着してサイズを確認。制服については採寸が行われました。

 

今回来場できなかった候補者については、3月13日(木)に2回目の説明会が予定されています。

卒業制作展 ~書道部~

明日より、書道部による『令和6年度 書道部卒業制作展』が開催されます。会場は、イオンモール木更津 2Fイオンホールにて。作品展示のほかにも、別会場で2度の書道パフォーマンスを予定しています。最終日23日(日)には、本校和太鼓部とコラボを組んだパフォーマンスをお届けします。詳細は以下に掲載しております。

※ご入場・ご見学は無料です

 卒 業 制 作 展  

開催期間 2月21日(金)~2月23日(日)

開催時間 21(金)・22日(土):10:00~19:00

          23日(日):10:00~16:00

展示会場 イオンモール木更津 2階イオンホール

 

 書道パフォーマンス 

2月22日(土) 13:00~ 於サウスアトリウム(館内1階)

2月23日(日) 13:30~ 於ライブパーク(屋外会場)

 ※23日(日)は、和太鼓部とコラボ

(撮影は、2/20 鋭意準備に励んでいます。)

インドネシアの生徒と国際交流

本日、インドネシアより、修学旅行で日本を訪れている中学生56名が来校し本校の授業や部活動を見学しました。本校の生徒たちは積極的に対応し、交流を深めました。

来校したのは、Thursina International Islamic Boarding School(サーシナ国際イスラム寄宿制学校)の中学3年生の生徒たちです。サーシナ国際校は、首都ジャカルタを擁するジャワ島東部にある全寮制の学校です。キャンパスは、実に東京ドーム約766個分の広さを誇り、その中には、モスク、スポーツアリーナ、最新設備の図書館、医療センター、レストランなどがある、巨大複合教育施設になっているそうです。イスラム教の戒律や教義に基づいた教育が行われている中・高一貫校で、生徒たちは男女別に2つの専用キャンパスで過ごしています。

生徒たちは修学旅行中で、14日に来日。大阪や富士山などを観光した後、木更津に立ち寄りました。和太鼓部の演奏に出迎えられて、至誠館に入場。ESS、インターアクト部の生徒が準備を整えた歓迎セレモニーでは、本校生徒と学校長が英語でスピーチを披露しました。

セレモニーの後、4つのグループに分かれて校内を見学してもらいました。授業は書道を、部活動では、弓道部、茶道部、和太鼓部を見学し、すべての活動を実際に体験してもらいました。弓道場で盛り上がる男子、お茶菓子に顔をほころばせ、「うまい?おいしい!」と日本語で感想を伝えてくれた女子生徒もいました。

 

暖かい気候に慣れたサーシナ国際校の生徒たちは薄着で、なかには靴下をはいていない生徒もいました。今朝、急に冬に逆戻りしてしまった日本の気候にちょっとびっくりの様子でしたが、最後まで元気で笑顔を絶やさず明るく過ごしてくれました。

 

ASEAN(東南アジア諸国連合)の盟主を務めるインドネシアは、大小1万7000もの島々で構成される共和国です。建国のモットー「多様性の中の統一性」が示すように、他民族・多言語・他宗教の国です。彼ら・彼女たちの親しみやすい笑顔を見ていると、他者との違いを苦にせず、人とつながろうとする力に長けているという印象を受けました。近年、アニメなどを通じて、特に若者の間で日本文化がブームになっているとのことです。本校の生徒たちも他国の人や文化に直に触れることで、今後さらに視野を広げてほしいものです。

 

台北修学旅行最終日 ~特進ハウス~

2月15日(土)、最終日を迎えた生徒たちは史跡を訪れ、台湾の歴史について学びました。

生徒たちは、忠烈祠を訪れました。忠烈祠には幾度かの戦争で亡くなった軍人が祀られています。衛兵交代式は、厳かで圧巻のセレモニーでした。時代に翻弄された台湾の歴史は、現在も進行形で続いています。台湾の近現代史は日本とも深い関わりがあり、現地でそれを学んだ意義は決して小さくありませんでした。

次に訪れた、十份老街は、線路間近に商店が並ぶ独特の町並みです。生徒たちは、「天燈上げ」を楽しみました。願いを込めた赤いランタンが、青空の彼方に消えていきました。

15:20桃園空港発BR196便に搭乗。羽田空港に19:25無事到着。現地解散となりました。

 

修学旅行最終日 ~一般クラス~

修学旅行もいよいよ最終日を迎えました。A班、B班とも最後の滞在地で活動を終え、帰路につきました。

A班は御殿荘を後にし、東山を散策してから清水寺を参拝しました。老舗清水順正で名物の湯豆腐を堪能しました。清水の舞台から見下ろす京都の町並みと週末の観光客で賑わう参道が最後の思い出となりました。

B班は、広島平和記念資料館を見学しました。昨年ノーベル平和賞を受賞した、「日本被団協」の受賞記念パネル展が開催中でした。被爆から80年、たゆまぬ努力を続けても尚、私たちは核の脅威に怯える時代に暮らしています。学ぶべきことは多いです。

午後は、昼食を兼ねた市内散策でした。独自の進化を遂げたお好み焼き、“広島焼き”の発祥の地です。オタフクソースの味と香りを脳裏に焼き付け、旅を締めくくりました。

 

A班は、14:30京都駅発のぞみ226号に乗り、16:45東京駅着。

B班は、14:03広島駅発のぞみ98号に乗り、17:57東京駅着。

両班とも、東京駅で解散となり4泊5日の修学旅行を無事終えることができました。2年生は代休をはさみ、19日(水)から登校、通常授業に戻ります。

 

台北修学旅行4日目 ~特進ハウス~

2月14日(金)、生徒たちは現地の大学生との交流を兼ねて、台北市内を散策しました。言葉の壁はありますが、海外で同世代の人とコミュニケーションをとりながら、街中を歩き回る体験はなかなかできるものではありません。ハウス長、竹内先生からのレポートをお伝えします。

 

今日は現地の大学生との班別行動の1日でした。
ホテルのロビーで大学生たちとの緊張のご対面からぎこちなく出発する様子を見送りました。

その後の各班の過ごし方が少し心配でしたが、集合場所である夕食会場に戻ってくる姿を見てホッとしました。おそらく1日中台北市内を歩き回り、疲労の色は濃いものの、皆充実した顔をしており、いい時間を仲間と大学生と共に過ごしたんだろうなと感じさせられるひとときでした。

夕食は飲茶料理を頂き、ホテルに戻りました。
今は友人たちとの最後の夜を楽しみつつ、明日のチェックアウトに向けて荷造りの真っ最中です。

明日はいよいよ最終日。
ランタンに願いを乗せてから帰国します。

 

修学旅行4日目 ~一般クラス~

修学旅行も終盤です。A班はクラス別研修で、京都を中心に市街を散策。B班は兵庫のホテルを発ち、午前中は道頓堀を自由散策、午後には広島に移動しました。

A班ではやはり着付け体験を選んだクラスが目立ちました。男子の和装が思った以上に凜々しく決まり、艶やかな女子の装いと相まって、古都で華やかに映えました。京都・大阪を巡るコースに加え、神戸まで足を伸ばしてメリケンパークでランチビュッフェを楽しむクラスもありました。

班は、午前中は道頓堀での自由散策。戎橋からグリコの看板を背景に記念写真を撮るのは欠かせない一枚です。11:40新大阪駅からのぞみ65号に乗車。お昼は車内でのお弁当でした。午後は広島駅から安芸の宮島へ移動。海上に浮かぶ厳島神社の大鳥居もマストの景観でした。

 

A班は御殿荘で2泊目。B班はリーガロイヤルホテル広島で1泊。いよいよ最後の1日を迎えます。